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メイド喫茶に来店するお嬢様②

前回「メイド喫茶に来店するお嬢様(https://nuoonu.fanbox.cc/posts/8344039)」



 お金持ちのお嬢様がとあるメイド喫茶の常連となって半年。

 金払いの良さに目をつけて「ポイントを貯めれば裏メニューを注文できる」などと提案してしまったことで、お嬢様の異常な趣味に付き合うことになってしまった店員のメイドはあぐら座りの状態で固定されるように縛られてしまっていた。


「縛られて動けないってどんな気持ちですの? 私の気持ち次第であなたは永遠にこのままってことも……ふふふっ。絶望的ですわよね~?」

「んうぅ……ッ!」


 お嬢様の言葉責めを受け不安に駆られるも、全身をギチギチに縛られてしまって抵抗することはできない。おまけにガムテープで口も塞がれている。


「ああ、その表情……素晴らしいですわ……!」



 メイド店員のあられもない姿を鑑賞するように、お嬢様はうっとりしながら見つめている。

 今日1日はずっとこのお嬢様に付き合わなければならない。お嬢様が1,000ポイント貯めるために使わせてしまった金額はおよそ100万円……その重みを思い返せばメイド店員が逆らうことは到底許されなかった。


「今日はあなたのためにたくさんおもちゃを用意しましたの。まずはこれを使わせてもらいますわ」


 お嬢様が持ち込んでいた鞄から何やら黒い物体を取り出した。

 太い棒にヒラヒラしたものがいくつも付いている。見慣れないそれを前に縛られた身を構えていると、お嬢様が説明を始めた。


「これはバラ鞭と言うんですの。力が分散するのであまり痛みは無いそうですが……これであなたのお尻を叩かせてもらいますわ」

「むぅ……ッ!?」


 お嬢様はメイド店員の体を持ち上げ、あぐら縛りのままうつ伏せに寝かせた。すると必然的にお尻を後ろへ突き上げる格好となり、まさに叩いてくださいと言わんばかりの姿勢を強要される。


「素晴らしいですわ~! あなたの格好を一言で表すなら……ブ・ザ・マ♡ あっはははははっ!」


 不当に詰られたことで、メイド店員の心には怒りが込み上げていた。


(こ、このガキぃ……っ!)


 しかしその思いは届かず、お嬢様は嬉々として鞭を振りかぶる。


「それっ!」


 バチン!!


 鞭がお尻を叩く鋭い音が防音の部屋に響き渡った。



「ん゛ん゛ん゛ん゛ッ!!」


 想像以上の痛みに声にならない悲鳴を上げる。


(痛くないって言ったじゃん……!!)


 ヒリヒリするお尻を守ることもできず、2発3発と鞭を叩き込まれる。


「ん゛ん゛!! ん゛ん゛ん゛ッッ!!!」


 ガムテープで塞がれていなければ激しく怒鳴りつけていたほどの勢いで声を荒げるメイド店員。しかしお嬢様はその様子を面白がるばかりだった。


「いい声で鳴きますのね~? もっともっと叩いて差し上げますわ~!」


 それからしばらくの間、絶えることなく鞭の音が繰り返されるのだった。

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