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ペットと泊まれるホテル Side Story ~ 杏沙 Side ~ 【後編】

※文字数オーバーのため、前編後編に分かれています。 こちらは後編になりますので、前編からお楽しみ頂ければと思います。 ---------------------------- そこからまた暫く進んでいった。 そして、この時間が経ち、もう一つ気が付いたことがあった。 (あ…暑い…) そう、着ぐるみに包まれている事で襲い来る暑さである。 ホテル内とは違い、庭園は太陽の光が降り注ぐ。 ただでさえ、モフモフとした毛に覆われた私の全身。 着ているだけでも暑いというのに、そこに襲い来る太陽の光は、着ぐるみを外から温める。 そして、四つん這いによる歩行という過酷な運動で、自ら体温を上げている。 体の内からの温度、そして外からの温度、それが重なり、着ぐるみ内はかなりの暑さとなってきたのだった。 顔中に汗が流れ落ちる。 もちろん体の至るところから、汗が噴き出ているのだが、それは着ぐるみに包まれているため、認識はしにくい。 顔の汗だけは、流れ落ちるのが分かり、目にも入り沁みる。 もちろん、四つん這いで進む事のきつさは変わらない。 その運動のきつさと、体を蝕む暑さのダブルパンチが私を苦しめる。 【はぁ…はぁ…はぁ…】 かなり呼吸が乱れる。 (はぁ…はぁ…きつい…きついし…暑い…よぉ…脱ぎたい…よぉ…) そう思いながらも、そう簡単には着ぐるみを脱がしてはくれないという事を悟っていた。 何故なら、和弥は言った。 【このホテルに泊っているお客は皆、ペットはペットとして扱う】と。 つまり、お互いがそう扱う以上、この公共の場で私が【ペット】から【人】へと戻れるはずはないのだ。 もし、脱がしてもらえるとしたら、私たち二人だけが泊る、あの部屋だけ。 つまり、そこに戻るまでは、なんとか頑張るほかないのだ。 (はぁ…はぁ…暑い…暑い…脱ぎたい…でも…頑張らなきゃ…) そうして、私は必死に和弥に着いて行くのだった。 少し進んだ所で、ようやく私たちは木陰のある場所へと到着した。 すると、木陰に辿り着いた所で和弥が言った。 「よし、ここらへんで休憩しよう」 (よ…よかった…日陰…だ…) 太陽光のない場所というだけで、少し気が楽になる。 私は、その場にへたり込み、少しばかりの休息をとる。 休息と言っても、着ぐるみが脱げる訳ではない。 太陽光から逃れられるのと、四つん這いで動かなくていいという二点からの休憩だ。 すると、和弥が何かを探していた。 「えっと…この方向か…」 「あれか…」 何かを見つけた和弥はそのボックスの方へと向かって行った。 (なんだろ…??) そして直ぐに和弥が何かを持って戻ってきた。 「よし、アサ。お水だよ」 (み…水!?) そう言われてみると、これだけの汗を掻いているのに、全く水分をとっていなかった。 (水…嬉しい…喉がカラカラだ…) するとそのペットボトルについたストローをマスクの口に挿し込んでくれた。 そして、私はそのストローに直ぐに吸いついた。 【ゴクッ…ゴクッ…ゴクッ…】 想像以上に体が水分を欲しているようで、勢いよくその水を飲んでしまう。 (うぅ…おいしい…水が…こんなにありがたいなんて…) とにかく体が欲するままに、私は一気にその水を飲み干してしまった。 【はぁ…はぁ…はぁ…】 (はぁ…はぁ…はぁ…体が…潤う…) まともに呼吸もせずに一気に飲み干したせいで、余計に呼吸が荒くなる。 しかし、そうなる事が分かっていながらもそうしてしまったのは、体が水分を欲していたからだろう。 いかに、着ぐるみの内部が暑く、私の体から汗が噴き出ているというのが感じられる。 すると、そんな私を見て、和弥が呟いた。 「さて…ちょっとこの木陰でゆっくりしようか…」 【わ…わぅん…】 (そ…そうしよぉ…きついよぉ…) そうして、まったりとした木陰の空間に和弥が座り込んだ。 (ちょ…ちょっと…休ませて…) 私はそう思いながら、座り込んだ和弥の横に寝転ぶ。 すると、和弥が私の背中をそっと撫でてくれた。 この光景、それは正に、優雅にペットと寛ぐ飼い主の様子だった。 (んあ…あ…今…私…可愛がられてる…) そう、これは私の部屋でロコが可愛がられているのを見た時と同じような光景。 つまり、私は今、ペットとして和弥に可愛がられているのだ…ロコのように。 (ぁ…嬉しい…な…ぇ!?…わ…私…ま…満足…してるの??) 自らの感覚に驚きを隠せない。 こんなにきつい思いをしているのに、今のこの瞬間に満足している自分がいるのだ。 (そ…そんな…私…) そんな自らの心に葛藤を抱いていると、どこからともなく知らない声が聞こえて来た。 「あら?こんにちは。かわいいワンちゃんをお連れね」 その声がする方に目を向けると、そこには綺麗な女性が立っていた。 そして、もちろんその足元には一匹の犬が連れられている。 (あ…この犬も…私と同じように…) 「こんにちは。あなたの犬も素敵ですね」 「まあ…。フフッ…」 そう言って微笑みを浮かべる女性。 容姿がよく、スタイルもスラっとして、いかにも大人の女性といった雰囲気の彼女。 どこか妖艶さすら浮かべていた。 そして、その彼女が連れている犬。 大きさとしては、私とそれ程変わらない感じがするが、一点だけ大きく違うところがあった。 (え!?嘘…あれ…もしかして…) その女性の連れた犬。 その犬には、いわゆる男性性器がぶら下がっていたのだ。 パッと見でいうと作り物のような雰囲気もある男性性器だが、生えている場所等を考えると、この犬がオスだという事が伺える。 しかも、私が陰部を曝け出しているのだから、オスが性器を晒していてもおかしくはない。 (うわぁ…な…なんか…恥ずかしい…) こちらは見る側だというのに、なにか恥ずかしさを感じる。 「あなたのワンちゃんはメスかしら??」 「ええ…メスです。あなたの犬はオスです??」 「そう…私のワンちゃんはオスですわ」 そんな飼い主同士の会話を繰り広げていると、女性の連れた犬が、私のほうに興味を示し始めた。 「まあ…うちの【アレン】が、あなたのワンちゃんと仲良くなりたいようですわ」 「それは嬉しい事で。アサ、アレンにご挨拶しなさい」 【わ…わん…】 (こ…こんにちわ…) 言われるまま、これでいいのかと思いつつ声を発した。 【わんっ!!】 すると、挨拶を返すかのように、大きな声で無くアレン。 すると、アレンが私に体を擦り付けるかのような行動に出て来た。 (こ…これが…飼い犬同士のコミュニケーションみたいなものかな…??) 「まあ!アレンったら…あなたのワンちゃんを気に入ったようですわ…。ワンちゃんのお名前は?」 「うちの犬の名前はアサと言います」 「アサちゃんね…。なかなか可愛らしい名前だわ」 「そう言って頂けると嬉しいです」 「ところで、あなたはこちらのホテルは、結構、ご使用になられているのですか?」 「ええ…。そうね…常連って言っても過言じゃないわ。あなたは??」 「僕は今日が初めてで、いろいろ手探りでして…」 「そうなの?何か分からない事があったら、教えてあげるわよ」 「た…助かります…それでは…」 和弥はその常連のお客に質問攻めにするように、色々な話を聞き始めた。 飼い主二人は、私たちの事などそっちのけになっている。 体を擦りつけてくるアレン。 私もこれが犬同士のコミュニケーションのマナーと認識し、体をアレンへと擦り付け返し始めた。 (うん…なんか…相手もモフモフだから…少し気持ちがいいかも…) そんなことを思いつつも、アレンと体を擦りつけあっていた。 すると暫くして、アレンが私の後ろ側に回り込んだ。 そして、ふとした拍子に、私の肛門の匂いを嗅ぎ始めたのだった。 肛門と言っても、実際は尻尾が挿し込まれて埋められているため、肛門付近というのが正しいが、どちらにせよ、陰部も曝け出している状態なのだ。 (ちょ…ちょっと!!やめてよ!!恥ずかしい!!) 恥ずかしさのあまり、お尻を振って、アレンの鼻から下半身を逃がす。 本能的に、咄嗟に逃げてしまったが、よくよく考えると、散歩のときに他の犬に合うと、犬のよくする行動だ。 そう思うと、アレンの中身の人は完全に犬に成りきっているといえた。 (そっか…この人…完全に犬に…。で…でも…そこを嗅がれるのは…恥ずかしいよぉ…) そう思いながら、何度もトライしてくるアレンの行動をスルリとかわし続けていた。 嗅がれそうになっては避ける。 そんな行動を繰り返していた。 (まだ和弥は話しているのかな??) 和弥の方に気をとられ、一瞬アレンから目を話したその時だった。 (え!?) 腰の後ろから抑えつけられる力を感じた。 頭部を振り向かせ、その方向へと向けた。 すると、そこには背後から私の下半身にしがみつくアレンの姿があったのだ。 一瞬、状況が把握できない。 しかし、犬の行動をよく知る私の脳裏に、その行動とリンクする映像が浮かんだ。 【交尾】 つまり、いまアレンは私の背後から、私を犯そうとしているという事なのだ。 【わんぅぅっ!!!】 (いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!) 私は大きな声を上げて、アレンから逃れようとした。 しかしこの状況に腰を抜かしてしまった私は力が入らない。 アレンに抑えつけらえて逃げる事が出来ないのだ。 (いやぁぁぁぁ!!!犯されるぅぅぅ!!!) そう直感し恐怖におののいた。 「ア!?アサ!!!!」 「こらっ!!アレン!!やめなさい!!」 しかし、幸運なことに、その状況に飼い主の二人が直ぐに気が付いてくれた。 そして、女性がアレンのリードを思い切り引っ張った。 【きゃぅぅぅん!!】 するとアレンは、いとも簡単に引っ張られ、女性の方へと転がった。 女性の腕はか細く、それ程の力があるとは思えない…男性の体を引っ張れるほど、怪力とは考えにくい。 恐らく、そのリードに何か仕掛けがあるのだろう。 和弥がすぐに私のもとに体を寄せて来てくれた。 「大丈夫だったか!?アサ!」 【わんっ!わんぅ!わんぅぅぅぅぅ…】 (こ…怖かった…怖かったよぉぉ…アレンが…アレンが…うぅ…犬に犯されそうに…うぅぅ…) 唐突な恐怖に涙が溢れてくる。 体が震え、小刻みに揺れる。 今、私の頭の中では、犬に犯されそうになったと感じてしまったが、実際は人に犯されそうになったという事。 動きにくい拘束された体で襲われ、逃げられないと感じた恐怖が残る。 「ごめんなさいね。うちのアレンが驚かしちゃったみたいで…」 「しょうがないです…。ペットのする事ですから」 「こら!アレン!あなたも謝りなさい!!」 【わぅぅん…】 「まさか…あなたたちが今日、初めての宿泊だとはアレンも知らなかったから…」 飼い主に怒られ、シュンとした雰囲気を見せるアレン。 「とにかく、分からずにそういう行動に出たアレンには、お仕置きが必要ね」 【わ…わ…わん…】 そう言った女性はタブレットのお仕置きボタンを押した。 【わうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!】 ボタンが押された瞬間、恐ろしく激しくのたうち回り始めるアレン。 私に与えられたお仕置きと同じものかとも思ったが、そのリアクションがかなり大きい。 【わううぅぅっ!!!わぅうぅぅぅっ!!わぅぅぅぅぅ!!!】 体をビクンビクンと跳ね上げさせながら、地面をゴロゴロと転がり回るアレン。 壮絶なお仕置きが施されている事が感じられた。 (そ…そんな…あの反応…きっと私より凄いお仕置きがされてる…) 私がお仕置きを受けた時も、床を転げまわったが、今のアレンの反応を見る限り、そんなレベルの動きではない。 そのまま死んでしまうのではないかと感じるほどのリアクションをしているのだった。 すると、女性がその転げまわるアレンを見ながら言った。 「ごめんなさいね。アレンにはもう少しお仕置きをしておくから、許してあげてちょうだい」 「わ…分かりました…」 「私たちは、暫くここに残るから…。それじゃあ、また会いましょう」 「は…はい…また…」 そして、私は和弥に連れられ、その場を後にした。 背後には、のたうち回るアレンの姿があった。 襲われかけた事への驚き、恐怖、それらがまだ体と心に残っており、気持ちが戻ってこない。 ここでは、私はペット…つまり獣なのだ…。 獣同士であれば、あんな事などありうる話。 半ばペットであることを受け入れ始めた私ではあるが、恐怖からは逃れられない。 庭園を離れたところで、和弥が言った。 「部屋に戻ろうか…」 【わうぅ…ん…】 私は小さく返事をした。 そして、私たちは再びホテルの部屋へと戻った。 部屋に戻り、和弥がソファーに腰を降ろす。 私たち二人しかいない部屋に戻った事で、すこし安堵感が生まれ、気が緩む。 そして、私はソファーに腰を降ろした和弥の方へと体を寄せた。 【わぅぅ…わんぅぅ…】 (怖かったよぉ…) すると和弥が私の頭の上に手を乗せ、頭を撫でてくれた。 「びっくりしたな…アサ。ペット同士は、あんな事もあるんだな…」 【わぅぅん…】 その頭を撫でてくれる行為、そして、私に気遣ってくれる和弥の優しさが伝わってくる。 (…和弥…) 「でも、もう大丈夫だ。部屋に入ってしまえば、俺とアサしかいないんだし。心配ないよ」 【わん…】 「まあ…でも…アサが可愛いからいけないんだよ」 【わんぅ??】 (え!?なんで??) 私はその言葉に体の動きが止まり、その場に固まる。 「他の犬より、段違いに可愛いから、オスの犬も黙っておかないんだ」 【わ…わわん…】 (そ…そんな…わ…私が可愛い…だなんて…) 犬として可愛いと言われたのだが、自らが褒められている感覚に陥ってしまう。 もう既に、自分の中でも、杏沙とアサの境目がなくなり始めていた。 そこにいる犬の着ぐるみはアサであり杏沙。 【中身の杏沙】という存在はなくなり、一つの存在として。 だから、犬として可愛いと褒められる事が、素直に自らが褒められていると受け入れられるのだった。 そして、私は顔を上げ、和弥の顔のほうに視線を向けた。 (和弥ぁぁ…) 寄り添わせていた体を起こし、和弥のほうへ覆いかぶさるように抱きついた。 【わうぅぅ…】 「よしよし、アサは可愛いなぁ…」 和弥が私を抱きかかえながら、全身を擦ってくれる。 その手から、いかに私を可愛がってくれているかが伝わってくる。 その満足感…そして、その手の感触が私の体を刺激する。 着ぐるみの上から擦る手の感触…。 直接触れるのとは違う、また別の快感がそこにあった。 【わ…んぅっ…わ…んんっ…うぅ…】 その感触に感じてしまい、つい甘い声が漏れ始めてしまう。 言葉を奪われ、犬の鳴き声に変換されているのだが、この声だけは、おおよそそのまま出ていくのであった。 声とともに体も反応してしまい、体をモゾモゾと悶えさせる。 「よしよし…アサ…可愛いよ…」 【んうっ!!わ…わぅ…うぅ…わん…】 (んぅぅぅっ!!!んぅぅ…) すると、和弥の手が私の胸を捉えた。 その瞬間、今までよりも大きく体が反応してしまい、ビクンと体を動かす。 そして、着ぐるみの越しではあるが、和弥の手は確実に私の胸を捉えている。 その優しくもいやらしい手の感触。 あっという間に、私の体を火照らせ、さらに体を敏感にさせていくのだった。 【わんぅっ!!わぅ…うぅ…わっ…わんぅ!!】 (んあっ!!…んぅ…あっ…そんなに…胸を…あぅ…) 和弥の手が恐ろしく気持ちがいい。 ペットとして、可愛がられているのも伝わるし、私の胸を揉まれているという事も伝わってくる。 徐々に、私の頭が快感に占有されていくのが分かった。 (んあぅぅ…だめ…ぁっ…この…このままじゃ…やばいっ!!) 【わんぅぅぅ…!!】 このままでは、あっという間に絶頂に向かってしまうと思った私は、一旦、和弥から体を引き離した。 (私が…私が…和弥を気持ちよくさせてあげないと…) そして、私は自ら和弥の股間へと頭を潜り込ませた。 「ア…アサ!?」 驚く和弥を他所に、私は着ぐるみのマスクの鼻を、ズボンに包まれた和弥の性器に押し付ける。 すでにズボンの下で大きく膨れ上がった和弥の性器。 発情した雌の獣と化した私は、もう止まらない。 (ズボン…ズボンが邪魔だよぉ…) 私は前足で必死に和弥のズボンを下げようとした。 しかし、犬の着ぐるみに包まれた前足では、物を掴むことも出来ない。 どうやっても、和弥のズボンを下げる事が出来ないのだ。 すると、和弥がそんな私を見て、言った。 「アサ…。いいこだ…」 そう言った、和弥は自らズボンを脱ぎ捨て、性器を露にしたのだった。 【わうぅ…】 (和弥…の…) 和弥の露になった性器にマスクを近づけていく。 そして、すぐ目の前に、和弥の性器を迎えた。 普段の私なら、こんなに積極的になる事は無い。 しかし、私の感覚はもう既に、和弥のペットのアサなのだ。 獣の着ぐるみに覆われ、杏沙という外観は存在しない。 それどころか言葉を奪われ、杏沙というアイデンティティーは表には全く出ていない。 ここにいるのは、ペットのアサという獣。 欲情した雌の獣なのだ。 露になった和弥の性器を目の前に、胸の鼓動が早くなる。 (いただきます…) 【パクッ】 私は和弥の性器を口に咥え込んだ。 「んうぅっ!!」 和弥の声が漏れてくる。 着ぐるみの口は空いている。 その中には私の本物の口が存在している。 言葉は喋れなくても、それを咥える事は出来るのだ。 そして、和弥の性器を咥え込んだ私は、舌を使い、その性器を舐め回した。 「んぅっ!!き…気持ちいいよ…アサ…とっても上手だ…」 (あぁ…和弥が…和弥が褒めてくれた…嬉しい…嬉しい…) 和弥に褒められ、更に私の気持ちは高揚していく。 褒められれば褒められる程、私の心は高ぶり、満足感に満ちていく。 (あぁ…和弥…もっと…もっと…褒めて…) そして私は、舌を巧みに使いながら、頭部を前後させ和弥の性器を貪り始めた。 「んんぅっ!!アサ…気持ちいい…気持ち良すぎるよ…」 (あぁ…和弥が…気持ちいいって…嬉しい…嬉しすぎる…) 和弥の言葉に、更に私の心が高ぶり、頭部の動きも激しさを増していった。 着ぐるみの鼻の部分は柔らかく出来ているので、犬のマスクだというのに、深くまで咥え込むことが出来る。 そして、私の動きの激しさが増すとともに、和弥の反応も大きくなっていった。 私の息遣いも荒くなり、激しさもピークを迎えようとしてた時だった。 「んあっ!!ダメだ!!無理だ!!もう我慢出来ない!!」 和弥がそう叫びながら、私の頭部をがっちりと掴んできた。 その瞬間であった。 【うぐっっ!!!】 和弥の性器が喉の奥まで刺さり込み、少しえづいてしまった。 喉まで刺さり込むことで、呼吸が阻害され、苦しくなる。 (うぐっ!!苦しいっ…でも…和弥の…和弥のぉぉぉ!!!) その苦しさよりも、和弥の性器を余すことなく咥え込む至福を感じてしまう。 「んあっ!!!」 すると、和弥が大きな声と共に、私の口内に精子を放出したのだった。 口の中に広がる和弥の精子。 (んあっ!!和弥の…和弥の精子が…私の口の中に!!!) そして射精を迎えた、和弥が私の口から性器を抜き出そうとする。 (待って…!!) しかし、私はその性器を咥え込んだまま、抜き出させない。 一度射精を迎えた和弥の性器を、そのまま舌で舐め回す。 射精をした性器を綺麗にするが如く…はたまた、残った精子を搾り取るが如く、私はその性器を舐め回す。 「んぐぅ…んあっ…気持よかった…よ…アサ…」 射精した和弥の性器は、みるみるうちにまた、膨れ上がり、再び準備万端へとなっていった。 「アサ…おればっかり気持ちよくなってちゃ悪いな…。お前も気持ちよくさせてあげないとな…」 そう言って、和弥は優しく私の頭部を抑え込み、自らの性器を私の口から抜き取った。 そして、和弥はタブレットを手に取り、何かの操作をした。 (んうぅぅっ!!!) 何か、私の陰部に仕込まれたローターに動きがあった。 それは、私に刺激を与えるようなものではなく、何か軽く動作しただけ。 しかし、欲情しきった私には、そのちょっとした振動すらも、快感として伝わる。 すると私の陰部の方に和弥が手を伸ばした。 その次の瞬間。 【わうぅぅっ!!!】 (んあぁぁぁぁぁぁっ!!!) 陰部に与えられた刺激で、体が大きくビクついてしまった。 (な…何…今の…刺激…は…) 和弥の方に目を向けると、和弥の手には、私の愛液でビショビショに濡れたローターがあった。 (ぁ…あれを…今…引き抜いた…の…ね…) 私の陰部に仕込まれたローター。 それが引き抜かれた今、私の陰部は空き家となっているのだ。 もう…和弥を迎え入れる準備は整ったという事。 すると、そのローターを脇に置いた和弥が、優しい表情で言った。 「一緒に気持ちよくなろうか…」 【わんぅ………】 そして、和弥が私の中に侵入してきたのだった。 外は着ぐるみの犬…。 しかし、今、和弥が入り込んだのは中身の私の中。 つまり、人間としての交わりでありながら、飼い主とペットの交わり…。 私は大好きな彼氏と交わっていながら、ペットとしても可愛がられているのだ…。 和弥がどう感じているのかは分からない。 しかし、私自身は今、ペットとして主人の性器を咥え込んでいる感覚が勝っていた。 ペットとして可愛がられる喜びに浸っているのだった。 【わんぅっ!!わんっ!わんっ!うぅっ!!くうぅぅぅぅぅぅぅぅぅんっ!!】 そして、その後も何度も交わり、私は犬として扱われるのに墜ちていく。 もう既に着ぐるみを来ている事…足を拘束されている事…言葉を奪われている事…それら全てが私の感覚から消え、当たり前の事となっていた。 (あぁ…和弥…もっと…もっと…可愛がって…) そして、私たちは交わり続け、眠りにつくのだった。 翌朝…。 【プルルルル】 内線の電話が鳴った。 【ガチャ】 「もしもし」 「・・・」 「分かりました」 和弥が内線を取り、ホテルの人と話をしている。 【ガチャ】 「ペットのお迎えに上がりました」 「はい、よろしくお願いします」 「それでは、一時間後に大井様はロビーの方へお願いします」 「はい。じゃあ…アサ…またな…」 【わんぅ…】 ついにペットである時間の終わりを迎えようとしていた。 私はスタッフに連れられ、部屋を後にする。 ペットとして扱われる事への満足感、そして、この時間が終わってしまう事への寂しさも感じる。 そして、着替え部屋に辿り着いた私は、スタッフの女性たちに着ぐるみを脱がされ、再び杏沙へと戻っていくのだった。 全てのパーツは取り除かれ、体を隅々まで洗う。 一日中、汗を掻きっぱなしだったため、入念に洗っておいた方がよいとの事。 折り曲げられた膝は、何故かすぐに伸ばすことが出来た。 普通なら、これだけ曲げていれば関節が固まってしまうのだが、このホテルの技術により、そうならないようになっているらしい。 体や、ペットであった事実をも綺麗に洗い流し、再びメイクをして、洋服を着こむ。 洋服を着た時点で、私は完全に【人間】に戻ったのだ。 もちろん言葉も喋れるようになっている。 姿見の前に立ち、そこに映った自分の姿を見た。 「あっ…これが私…なんだよね…」 自分が人間であり、杏沙という女の子だという認識をする。 今の今まで、私の頭の中は、自分がペットのアサであることが【当たり前】の事となっていた。 姿を人間に戻され、その【当たり前】が、現実の【当たり前】へと戻ったのだ。 すでに、人間の姿に【戻され】と感じてしまっている時点で、私はペットのアサであることに喜びを感じてしまっているのだろう。 そして、スタッフに案内され、ロビーへと向かっていった…二足歩行で。 ロビーのソファーに座り、和弥が出てくるのを待つ。 私の目の前のテーブルには、一杯のコーヒーが出されている。 それはあたかも、チェックインの時、私が眠りにつく前と、まるで変わらない光景。 そこで時間が止まっていたかのような光景。 そう…もしかしたら、そこで時間が止まっていたのかもしれない。 私がアサであった時間は、空想の産物なのかもしれない。 そう思わせるような光景であった。 しかし、時間は進んでいる。 和弥がロビーへと降りて来るのが見えた。 あの和弥は、チェックインの時の和弥ではない。 これからチェックアウトをしようとしている和弥なのだ。 「あっ!!和弥!!やっときたぁ~~!!」 私は何事もなかったかのように、手を振りながら和弥の方へと向かった。 「和弥~~!!このホテル、とってもいいホテルだったね!!」 「ああ、そうだね」 「また、来ようよ。今度は私もちゃんとお金払うから♪」 「ま…また…?そ…そうだね…。フフッ…【また】来よう…」 そう…また来よう…。 また、私をペットにしてもらうために…。 ---------------------------END------------------------------------------

ペットと泊まれるホテル Side Story ~ 杏沙 Side ~ 【後編】

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