20/04/30 右腕が無くなった話【夢日記】
Added 2020-05-01 16:13:15 +0000 UTC私は廃工場にいました。 サビついた巨大なタンク、長い階段、霧がかった空と薄暗く不気味な景色。 人の気配は無く、私の右手には円柱形のタンクを背負ったトラックが並ぶ駐車場がありました。 トラックにタイヤはありませんでした。 今思えば、あのトラックは現実にあるものと比べると、いささか大きすぎるような気がします。 私は駐車場を横目に巨大なサビついたタンクに沿う、長い階段を目指しました。 階段に手すりは無く、一歩踏み外せば下は割れたコンクリートの地面があります。 私は周りの景色が見たかったので、霧がかって終りの見えない階段を、ゆっくりと登り始めました。 階段は所々足場が朽ちており、大きな穴が開いていました。 足元に注意しなければ、と思い先へ進むと、鳥の声がしました。 小鳥のものではなく、身の危険を感じる程恐ろしい…しかしその声が「鳥」であることが認識できる声でした。 私が空を見上げると、霧にそれは大きな鳥の影が映りました。 その影の大きさは最低でも10mはあったと思います。 私はその時なぜか、下に逃げようとは考えず、上へ逃げました。 何故上に逃げなければと考えたのか、今では理解できません。 急いで会談を登ったものですから、私は階段の穴の部分に足を引っかけてしまいました。 転んだ先に先程まであった足場は無く、私はそのまま下へと落下していきました。 しかし、落下している途中で、私の体は空中で急に静止しました。 右手に違和感を覚え、右手を見てみると、その右手にはしっかりと太く丈夫そうなワイヤーが巻き付いていました。 その巻き付き方は明らかに危険なものであり、右手の感覚が失われてゆくのがわかりました。 ワイヤーを解こうとしましたが、ぴくとも動かず、夢だとわかっていても夢とは思えないリアルすぎる感覚に私は本気で焦り、早く夢が覚めてくれないかと願っていました。 夢は覚めました。 私は左向きに横になって眠っており、まだ目を閉じたまま、意識が戻ると前に伸ばしていた左腕に何か大きいものが落ちた感覚がしました。 落下してきたものを確認しようと目を開くと、私の左手には、「正体不明の右手」がありました。 私は十数秒ほど混乱していました。 そして、その腕が私のものであることを理解しました。 私の腕は確かに背中向きに伸ばしている感覚があるのですが、何故か目の前には私の右手があり、急いで体を起こすと、勢いあまって右側に転んでしまいました。 右腕に一切の感覚が無く、その腕は冷たくて、あまりにも重たいものでした。 それからしばらく、不安と共に時間が過ぎると、だんだんと右腕の感覚も戻ってきて安心しました。