のりおいける!オッス!オラのりお!佃煮のりおです。
第14回は、漫画メイキング2回目です!お待たせ致しました!
今回は「ネーム」編をお送りします!
ネームとは、漫画を描く際に、コマ割り、コマごとの構図、セリフ、キャラクターの配置などを大まかに表したものです。
「絵コンテ」「コマ割」「ラフ・ネーム」「ラフ」などと呼ばれる場合もあります。
これを担当編集さん、編集部に確認をして頂いて、OKが出れば次の作業に進めます。
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いかがだったでしょうか?
担当編集さん宛てのメッセージがコマの外の書いてあったりして、ちょっと恥ずかしいですが(笑)。
ちなみに私のネームは「綺麗」らしいです。
もっとすごい(意味深)ネームを描かれる作家さんもいるみたいですよ!
私はセリフは全部PCで打ち込んでいますが、文字が手書きの作家さんもいらっしゃるので、文字が読めなくて困る場合もあるそうです。(編集さん談)
「ひめゴト」2巻をお持ちの方は、ネームと完成原稿を比べてみると面白いかもしれません。
理由としては、担当編集さんに見せた時に必ずと言っていいほど修正があるからです。時には、全ページ没なんてことも!
修正にすぐ対応できるように、キャラクターが最低限分かる絵でOKです。
ただの棒人間で、キャラが分からないのはダメですよ。人が読んで最低限分かるネームを目指しましょう!
もちろん、趣味の場合は自分が分かる程度のネームでOKです!
キャラの表情は漫画の中で一番大事と言っても過言ではありません!
喜怒哀楽が分かるようにしておきましょう。
プロットの段階で考えたセリフは、ネームに配置する時にコンパクトにまとめましょう。
いらない部分を削って、セリフではなく絵で説明をするようにします。
悪いネームの例で、状況説明を絵ではなくセリフで行っているものがあります。
せっかくの漫画なのですから、絵で説明しましょう!
その分セリフは削れるはずです。
文字でびっしりな作風の先生もいらっしゃいますが、ああいう作風の方は画力も高いはずです。
画力の高さで文字の多さが気にならない構成にしているんです。
初心者には難しいと思うので、最初はまずセリフは簡潔に、を意識するといいと思います
ちなみに、私も文字がびっしりで読みやすい構成にするのは未だに出来ません……。
どうしても読みづらい漫画になってしまいます……><。
まずネームを描いてみて、一番最初に困るのがコマ割りだと思います。
私なりのものですが、担当編集さんに教え込まれたポイントがあるのでご紹介します!

「ひめゴト」REX版2話の1ページ目です。
「好きだ!」というセリフからスタート+主人公のキャラが大きく描かれているところから始まっています。
キャラが大きく入っているので、画面的にも華やかなスタートですし、突然の告白から始まっていて「これからどんな展開になるんだろう?」と読者に思わせるスタートです。
1コマ目の「好きだ!」の部分に学校の校舎の背景が入っているのですが
「今キャラクターがどこにいるのか」という説明も1コマ目には含んでいます。
先ほどご紹介した1ページ目もまさに「めくり」を意識した構成です。
告白されたキャラクター(有川ひめ)の後ろで、その様子を見ているキャラクター(ベル先輩)がいますね。
ベル先輩に告白された現場を見られてしまって、今後どう物語が動くのか……というドキドキ感があると思います。(あ、あるよね…?笑)

こちらは9ページ目です。
このシーンは最後のコマでベル先輩がひめくんに問いかけをしています。
「続けてベル先輩は何を話すのか……?」とドキドキしながらページをめくれる構成です。
「早く次が読みたい!」と読者に思わせる、ページをめくってもらう努力をするのが大切だと思います!
極端に言えば、1ページ辺り見せ場の1コマだけを読めば、斜め読みで内容が理解できるように構成します。
もちろん、斜め読みはしてほしくはないですけど……(笑)。
でも、それくらい読みやすさを重視して作るといいと思います!
先ほどご紹介したネームも、1ページごとにキャラクターが大きく入っているコマがあると思います。そこが「見せゴマ」です。
このページだと、3コマ目のベル先輩のシーンですね。
その部分だけ読めば、大体の内容は分かるように作られていると思います。
私の漫画は「早く読み終わる」と感想をもらうことがたまにあるのですが、あれは「早く読み終わる」ではなく「読みやすいように構成している」んです。
セリフをなるべく少なくしたり、見せ場の1コマだけを読めば斜め読みできるように等……。
漫画はあくまでも「娯楽」なので、読むのが大変なのは良くないと思うんです。
私のような日常系&可愛い系を描いている作家さんは尚更だと思っていて……。
(私が個人的にそう思っているだけなので、他の日常系を描いている作家さんがどうかは分かりませんが!)
「癒し」として皆さんが読んでくれるような作風の場合は特に、読む人が読みやすいように意識して作るのが大切だと思います!
先ほどの「見せゴマ」とも近い話になりますが、1ページ辺りのコマの構成はメリハリが大切です。
キャラの顔アップ⇒キャラの顔アップ⇒キャラの顔アップ……のコマ構成だと
読んでいてキャラがどこにいるのか分からないし、どんな動きをしているのかも分かりませんよね。
キャラのアップのコマが来たら、次のコマは画面を引く!を意識するといいと思います。(もちろん、漫画の流れ的にそれが不自然だった場合は別です)
今回のネームは極端に分かりやすい例がありませんでしたが……。
このページで説明すると、
1コマ目:キャラクターの立ち位置が分かるコマ
2コマ目:モノローグしているキャラに画面が寄る(ひめくん)、もう片方のキャラの次の動きに繋がる動作(ベル先輩)
3コマ目:見せゴマ
4コマ目:ひめ視点からのベル先輩
5コマ目:ひめ視点からのベル先輩、さらにアップに
1コマ目は分かりやすく「引きの画面」ですね。
他のコマも場面に合わせたカメラの動きをしていて、単調にはなっていないと思います。
以上が「ネーム」の説明でした!
上手く説明できているでしょうか……?少しでも参考になる箇所があったら嬉しいです!
もし「ここが分からないから教えて!」という箇所がありましたら
今後質問コーナーで解説させていただきますので、お気軽にお寄せください!
または「自分のネームを添削してほしい!」という猛者がいらっしゃいましたら、データをサーバーにアップロードして、DLのURLを送ってください。
特別企画としてファンクラブ内の記事で添削致します!
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次回の「漫画メイキング」は「下書き」編です!更新は8月予定です。
のりおつー!
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