下のイラストでこだわったポイントや工夫点を解説します。
▼体が切れる描写と態勢の関連
体が切れているような表現を使うので、斬撃を受けたような体制にしました。
首と体を曲げて右肩から斜め下に衝撃が伝わっているように表現しています。
▼仕草による感情の表現
表情は目をつむり、裁きを受け入れるようなニュアンスを目指しました。
口元は少しだけ笑みをつくり、自身におこる苦難を前向きに受け止めているようなものとしています。
腕は身を抱くような仕草をとらせ、頼りない身でありながら試練に耐えるような印象を持たせています。
▼水表現(シルエット)について
体を水に変貌させるような表現を用いるにあたり、髪の毛や衣装の揺れものの末端を上図のようなシルエットにしました。
これによって液体のような印象を手軽に与えることができます。
▼水表現(質感)について
水の質感をだすために背景の色を透かしながらハイライトを入れています。
液体の動きや量によって透かし具合を変えるとそれっぽくなります。
(動いている液体の場合は透過する色を歪ませたり、液体の量が多い場合は透過する色を薄めにしたりしています。)
▼要素配置について
今回のイラストでは大きなバッテンをつくるようなイメージで要素配置を行っています。
傷口から漏れる液体と後ろ髪でバッテンをつくっています。
これによって画面内に大きな余白ができないようにしています。
▼明暗の配置について
背景は顔周りを暗くして、イラスト下部を明るくしました。
フリーナの髪の毛が白色なので、周りを暗くすることでコントラストを高め顔周りがよく目立つようにしています。
ついでに後ろ髪のシルエットもわかりやすくなっています。
背景全部を暗くしても同じ効果は得られるのですが、その場合はイラストがネガティブな印象が強くなってしまうので、明るい色を取り入れています。
今回はイラストコンセプトを実現するために工夫したポイントを重点的に記事にしてみました。
そのほかの画面配置や明暗の使い方などは汎用性が高いと思うので、イラスト制作の際に取り入れてみてください。
この記事は以上です。ここまで読んでくれてありがとうございました!
■あとがき
この記事を読んでわからなかったことや、普段絵を描いていて疑問に思っていることなどあればコメント欄に書き込んでもらえると嬉しいです。
qfeuille3
2023-11-19 11:21:52 +0000 UTC