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同人誌が出来るまで ~Chino meets Chino?~ の場合 その2

本記事は以下記事の続きの内容になります。


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同人誌が出来るまで ~Chino meets Chino?~ の場合

 その1

 その2 ←イマココ

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その1でネームまで終わらせたので、続きは下書きx2と仕上げです。

ストーリー的なことはここまででほぼ終了しているので、後はどれだけ絵を頑張って描けるか!です。


下書き1

1周目はキャラクターのアタリ(裸の骨格)だけ描きます。

そのうえでデッサン崩れを直せるだけ直します。


下書き1は左ページの緑の線です。右ページの黒い線は下書き2に入っているところです。描いている途中で最初に1p追加したので、ネームと少し違っています。

なかなか途中の状態のデータが残っていないので、中途半端な感は否めませんが、雰囲気は掴んでいただけるかと。



下書き2

下書き1の線を薄くして、上から服を描いていきます。下書き1回で服まで描く実力がないので、苦肉の策です。手間はかかりますが、いきなり服を描くよりは崩れが少ないのでこうしています。

「簡単な構図」「ほぼ裸で服の追記が不要」など、そのままペン入れの線として使えそうな部分は、しっかり描いておいてペン入れ工程でそのまま流用します。



下書き2がほぼ終わったところ。

下書きなのかペン入れなのか良く分からない感じですが、この辺でなるべくちゃんと書いておいた方が後々やりやすいので、細かい部分(リボンや小物)以外はなるべくちゃんと描くようにしています。



ペン入れ

下書き1+2のうち残す線のみ拾っていきます。

「下書き1の線のうち服で隠れる部分」「別のキャラクターや小物で隠れる部分」はレイヤーマスクで消しておきます。手間はかかりますが、後で移動させたり、アタリを確認したい時のために、隠れる部分は直接消さずに残すようにしています。


一部トーンとベタが貼ってありますが、ペン入れし直すとこんな感じになります。

背景は手書きしようかと思いましたが、時間がなさそうだったので写真貼り込みで処理しました。




仕上げ

キャラクターにトーン、ベタを追加します。それに合わせて必要な背景を描いていきます。手抜きっぽい印象にならないよう、1ページに1箇所はしっかり背景を入れるようにしています。

またキャラクターがメインで余白が少ない部分も、天井の線や棚、ドアの一部などを描くだけでも「背景が描いてある感」が出るので、効果線や感情トーンなどを入れる予定がない部分は、なるべく何かしら描くようにします。

効果線、描き文字もここで追加します。


そんなわけで完成原稿です。



制作ペース


内訳はこんな感じです。

 (プロット以前のネタ出し→随時。)

 プロット→1-2w (上手くまとまれば)

 ネーム→1w

 下書き2回→2.5-3w

 ペン入れ→2w

 仕上げ→1-1.5w


ネタはスムーズにまとまれば早いですが、まとまらないと延々時間ばかり経過して焦燥します。作画はスケジュールは読みやすいですが、いきなり無敵状態になって終わったりはしないので、それはそれで大変です。どっちもどっち。


内訳の作業日数は週末2日+それ以外も細切れにやって週3日程度でしょうか。

表紙もろもろも含めると2-3か月ぐらいで完成する計算です。

とは言え原稿以外の私生活に大きく影響されるので、「生活を安定させる」と言うのは同人やる上で重要事項かもしれません。

総評

Twitterにも書きましたが、普段何気なくやっている事を文章化・見える化することは、「どこで時間がかかる(手間取る)からそこを改善し方が良い」等が見えてくるので、意外と大事だなと思いました。


本記事が、少しでも漫画を描いているor描きたい方の参考になれば幸いです。


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