「ぐふふふふ…まずは下ごしらえからじゃのう?」
瑞希の間近まで迫った斎田は、瑞希の臍を囲むようにスーツに取り付けられたボビンの一つを弄りだした。
「な、なにしてんのよ!?」
「ぐひひ…」
やがてそこから釣り糸のように細いワイヤーを引っ張り出す齋田。
そのワイヤーの先には釣り針のような金属製の極小のフックが取り付けられている。
「!?」
「グフフフ、これを…こう…」
その先端のフックを瑞希の臍の溝に引っ掛けるように押し込む斎田。
「んっ!?」
臍の溝に異物を挿入され思わず声を上げる瑞希。
「さて、次じゃの…」
計8個取り付けられたプレートパーツのうち、6個から同じようにワイヤーが引き延ばされ、その先端のフックが次々と瑞希の臍の溝に取り付けられていく。
「うっ、くぅ…!ふぅぅ…!」
「…これで準備完了かの」
一仕事終えたように呟く斎田。
見ると上方部のボビンから三本、同じく下方部のボビンから三本延びたワイヤーが瑞希の上下それぞれの臍肉に食い込むようにフックで装着されている。
「な、何なのよコレ…!?」
自分のヘソに仕込まれたその異様な状況に恐怖と抗議の入り混じった声を上げる瑞希。
「ふひひひひ、そのスーツはな…このワシがお前さんのため特製であつらえた代物じゃ…そう、そのデベソを効率的に!徹底的に虐め抜くためのなッ!!」
「!?」
「ワシはお前さんが変身するときの映像を繰り返し見た…リファイアリングの針がその溝に沿って伸びてそして最後にその中心の穴に刺さるその様を超拡大画像で何度もな!!」
「そして気づいたのじゃ…お前さんのその中心部の穴…その奥にこそアークトルネードの力の源が存在しているのではないかとな!!」
「あ、あんた…頭おかしいんじゃないのッ!?」
「…今にそんな舐めた口もきけなくなるぞ…その特製"へそ責めスーツ"の性能をとくと味わうことになるんじゃからな!!」
その瞬間、斎田は手にしていたリモコンのボタンを押した。
ヤム
2021-03-30 00:48:41 +0000 UTC