それは細長い透明状の筒で、一見注射器のように見えたが、先端に針はなく底が空いている代物だった。
そしてその反対側からは細長いチューブが伸び、その先は齋田の横に並ぶメディカルワゴンに置かれたトランクケースのような黒い箱へと繋がっている。
その箱には様々なスイッチや計器類が付いている他、多数のコードが伸びておりその先には各々様々な形をした金属製の器具が取り付けれていた。
「な、何なの…その悪趣味な機械…!」
努めて気丈に振る舞おうとする瑞希であったが、得体の知れない器具が全て自分の臍に向けられていることは想像に難くなかった。
「ホホッ!どうした声が震えておるぞえ?」
瑞希の心の底を見透かしたかのよう嘲笑う齋田。
そして早速その手にした透明状の筒を瑞希の臍へと向ける。
「吸い出すんじゃよ。お前さんのその立派な臍乳頭をなッ!」
ズブゥッ!
「ふぅぐアアッッッ!?」
その口の開いた先端を勢いよく瑞希の臍に突き込む齋田。
まるで誂えたかのように、彼女の臍乳頭はスッポリとその口に填まり込んだ。
「ふぇふぇふぇふぇ!!!!ちょうどピッタリじゃあ!予め計算してた通りの大きさじゃったのぅ!!」
嬉々とした声を上げながら、瑞希の臍から抜けないように入念に細い筒を捻り込む。
「おぅっぐッ!?」
固い異物を臍奥に押し込まれる圧迫感と、脆弱な臍乳頭が筒の内面に擦れる痛みに顔をしかめる瑞希。
「こ、こんな…ア、アタシの臍を好き放題弄って…アンタ覚えておきなさい、よ…ッ!」
「おお、怖いのぉ…」
わざとらしくおどけながら筒から手を離すと、齋田はそのチューブが伸びた先の黒い器具の場所まで移動した。
「しかし一体どこまでそんな態度でいられるか見物じゃのぉ!」
「なにをッ…!」
カチッ!
「はぐぅッ!?」
齋田が黒の器具付けられたスイッチの一つを入れた瞬間、瑞希の臍に新たな刺激が生じた。
「な、なにぃこれぇ…!?」
「吸引してるんじゃよ、お主の臍乳頭を、な!」
「は、はあ!?」
ズボッ
「アはァァッッ!!!???」
言葉を発しようとした瞬間、突然臍乳頭が筒の中に入り込み、思わず嬌声を上げてしまう瑞希。
「ふおおぉおおっっっっっ!!????」
非常に緩慢ではあるものの、一人でに筒の中に入り込んでいく臍肉。
その痛みと痒みとこそばゆさが入り交じった奇妙な感触に苛まされ、瑞希は大きく身悶えた。
「せっかく日の目を見た臍乳頭じゃからの。もっとさらけ出してやらんとな!」
「な、なに馬鹿なこと言って…くヒィィィィィィィィィッッッッッッ!!!!????」
喋っている途中でさらに吸引力を上げられたことで、彼女の口からさらに叫び声が上がる。
ググググ…
容赦ない吸引に、瑞希の意志を現したかのように必死に抗おうとする臍乳頭であったが、抵抗空しく徐々に奥から引き釣り出されていく。
「ふおッ!!おぉおオオオオオオ…」
まるで臍の中身を吸い出されるような奇妙なむず痒い感触に、自然に発せられてしまう呻き声。
僅かに筒の中に吸い出されていった臍は、やがてその動きを止めた。
それが瑞希の臍乳頭の伸びの限界であるようであった。
「大分吸い出したのぉ?およそ4~5cmといったところか?」
限界まで引き釣り出された彼女の臍乳頭を間近で繁々と凝視する斎田。
「それにしても奇怪な形をしておるのぉ?出べその真ん中からさらに臍乳頭が飛び出して…二重出ベソといったところかぉ?ふぇっふぇっふぇっふぇっふぇっ!!!!」
「ふ、ふざけんじゃないわよぉッ!!!」
至極愉快な笑い声を上げる醜男に怒りの声を上げる瑞希。
「あ、あんた絶対ブッ殺す…絶対にィッ!!」
自慢の臍をここまでもて遊ばれ、怒髪天を衝かんばかりの怒り。
だがそんな彼女の反応すら、今の斎田にとっては自分の遊戯をさらに盛り立てるためのスパイスでしかなかった。
「ホホッ!怖い怖い…まあ、こんな醜い男にここまで臍を好き放題されてはのぉ…じゃが!」
殺さんばかりの凄まじい瑞希の目線を意に介することなく、彼女のスーツの腹部に取り付けられているボビンの一つを弄り出す斎田。
それは彼女の臍肉をこじ開けるのに使われてない、未使用のものの一つであった。
「!、な、なにを…ッ!?」
また何かを自分の臍に仕掛けるのか…?
そんな不安から思わず上擦った声を上げてしまう瑞希。
「さっきまでの怒りはどうしたのかのぅ?やっぱり自分の臍に何かされると思うとさぞ不安じゃろて…ホホッ!」
「う、うるさいッ!!ア、アタシの臍はどんなことされても耐え抜いてみせるッ!!」
心を見透かされたような言葉に、反射的に強がる瑞希だったが次にこの男が何をしでかすのか、心は今にも不安で押しつぶされそうであった。
「お、うまく取れたの」
新たなボビンからワイヤーを引っ張りだす斎田。
そしてそれを瑞希の臍を囲むように配された別のボビン、同じくまだ使用されていない臍の向こう側にあるモノに向かって伸ばし始めた。
「な、なにを…」
思わず問いかけてしまうが、斎田はそれに応えることなく淡々と作業を進めていく。
ワイヤーを伸ばす途中、吸い出されている最中の臍をちょうど横断することになるが、斎田は瑞希の臍を苛んでいる透明な筒にワイヤーを3回ほど軽く巻き付け、そしてさらに反対側のボビンまで辿りついたソレを今度は念入りに何重にも巻き付かせた。
「これで準備完了じゃ。それ、ポチっとな」
何か愉しみを堪えているかのような笑みを浮かべながら、リモコンのボタンを押す。
キュイイイイインンン
「!?」
今し方、斎田が作業していた2つのボビンが作動し、ワイヤーを巻き取るようにゆっくりと回転していく。
両方からの張力により、中央の筒に巻き付いていたワイヤーはソレを締め付け始める。
「さてと…そろそろこのみっともなく伸びた臍乳頭を解放してやるかの?」
瑞希の臍乳頭に吸い付いた筒を握る斎田。
その時点でようやく彼女は目の前の男が何をしようとしているのか瞬時に悟った。
「ちょ、ちょっと待ってッ!?そ、それを取ったらワイヤーが私の臍にッ!?」
「そうじゃ、今はこの筒によって守られているが、これが無くなれば、直接締め上げられるのは、お主の臍乳頭…じゃ!ふぇふぇッ!!」
それを聞いた瞬間、顔面が蒼白になる瑞希。
「や、やめてッ!!そんなことしたら私の臍が千切れてぇッ!!」
「大丈夫じゃ、そうならんように加減はしてやるからの!」
必死に抵抗しようと拘束具と格闘する瑞希を余所に、筒を瑞希の臍乳頭から外しにかかる斎田。
「先までお主の臍を苛んでいたコレが、今は防護するための盾となっている…面白いのォ、フェフェ!!」
一人呟きながら、筒を上手く外そうと試行錯誤する
「せっかく引っ張りだした臍が戻らんように吸引は維持したまま、それでワイヤーが外れんように抜き取るのは…ちょっとしたコツがいるんじゃ…」
「やめてッ!!やめなさいッ!!やめろってばあああッッッッッッ!!!!!!!!」
ほとんど自由の利かない胴体を必死に揺すらせる瑞希。
それが次の瞬間、悲劇を生み出してしまう。
スポッ!
「あ…ッ!」
ゆっくりと臍乳頭から抜き取ろうとしていた筒が、瑞希が勢いよく腹を揺すらせたことで不意に外れてしまう。
その時、斎田の指の爪が引っ掛かり、ワイヤーはその位置に固定されたまま、新たに"別のもの"に巻き付き容赦なく締め上げ始める。
「ぎッ!?ギャアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!!」
部屋中に響き渡る瑞希の悲鳴。
「ギャハアアアッッッ!!!!!へ、へそがァァァッッ!!!!!ヘソが千切れちゃうううッッッッッ!!!!!!!!」
伸び切った瑞希の臍乳頭に巻き付いたワイヤーが、この上なく脆弱な柔肉に容赦なく喰い込み搾り上げていく。
強靭な精神を持つ彼女に容易く悲愴な叫びを上げさせるほどの激痛。
さらに真っ赤に染まっていく憐れな臍乳頭と悲鳴を上げ続けるその主の姿に、斎田はこの上ない醜笑を浮かべていた…
ポロシャツ
2021-05-04 07:03:46 +0000 UTCなな
2021-05-04 05:51:43 +0000 UTC