「ハァァ…ハァァ…ハァァァ…!」
臍に種子を植え付けられてからおよそ1時間…
「フフ、さすがうら若き乙女のエナジーは格別みたいねぇ。もうこんなに立派に育っちゃって…!」
アルラウネの言う通り、臍から発芽してから瞬く間に彼女のエナジーを吸収し成長していった寄生植物。
今や彼女のおヘソにはバスケットボール大の巨大な蕾が成っていた。
『こ、この…ッ!!』
寄主とされてしまった彼女は当初必死に抵抗していたが、蕾と共に臍から生えた蔓状の触手がその動きを征さんとその体に纏わりつく。
それでもなお抵抗する彼女の体を触手は容赦なく打ち据え縛り上げ、やがてエナジーを大量に吸いとり抵抗力を奪ったことで、その躯体を完全に拘束してしまった。
『…痛ッ!!痛いッ…!!や、やめてぇッ!!』
『ち、ちからがぁ…は、入らない……うああぁ…お、おへそがぁ…』
そして寄生植物は完全に彼女を己の支配下におくべく最後の動きを見せていた。
「…や、やだ……やだ…!」
己の臍から生え膨れ上がった蕾が今にも開花しそうな悍ましい光景に上擦った声を上げる少女。
「フフ、いよいよね…さあ、咲き乱れなさいッ!その娘のネーブルエナジーを存分に吸って!!」
「やだああああアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」
ついに少女の腹の上で開花する寄生植物。
「アハハハッッ!!!!立派な臍花じゃないッ!!これでアナタも私達の仲間入りねぇッ!!おめでとうッ!!アハハハハハッッ!!!!」
少女の臍に種を植え付けた張本人が歓喜する中、不気味に蠢く醜悪な妖花。
「アッ…ガ……アがが……」
異様な臭気を放ち、その中心部の臍肉を思わせる花肉から液体を滴らせる。
それはまるで新たな獲物を欲しているようであった。
「分かってるわぁ…すぐアナタの"仲間"を用意してあげるから、フフ…」
自分の仲間がこのような惨状と化したことを知らない他のおヘソ戦士(ナベルソルジャー)達…
だがお腹全体に根を張られ、かつての小ぶりで可愛らしい臍から醜悪な臍花を咲かせた少女には、もはや彼女たちの事を気遣う意識は残されていなかった…
【終?】
ユウ
2021-11-16 23:53:15 +0000 UTC黒魔道師2971号
2021-11-16 16:54:07 +0000 UTCポロシャツ
2021-11-16 13:02:48 +0000 UTCポロシャツ
2021-11-16 13:00:48 +0000 UTCユウ
2021-11-16 10:26:51 +0000 UTC黒魔道師2971号
2021-11-16 10:08:17 +0000 UTC