閉鎖空間に響く少女剣士の絶叫。
「ぼ、僕のおへぞにィィィィッッッッ!!!!!??」
彼女のお腹の正面に出現した魔法陣より飛び出したのは金属製の細長い鉄柱であった。
その先端は寸部の狂いもなく、彼女の無防備にさらけ出された臍穴へと突き込まれていた。
『アッハハハハッッ!!!!!さすがにこれは堪えるみたいねェ!おヘソ丸出し少女剣士こと"フィアナ"ちゃあん?』
「ッ!?ど、どうして僕の名前をぉ…ッ!?」
『モンスター退治の請負人フィアナ=シュテルン…"私たち"の中ではちょっとした有名人よォ?もちろん忌むべき敵としてね!』
「お、お前たちが街を…人間を襲うからだろッ!だから僕が…オ"ゥ"ッ!?」
先端がさらに奥へと喰い込み、思わず呻き声を上げてしまうフィアナ。
「さっき腹筋鍛えてるとか自慢してたけど…さすがにオヘソの中までは鍛えられないわよねェ?」
「な、舐めるなァ…ぼ、僕は…ウゴォぇ"ぇ"ぇ"ッッッ!!!!」
「あ~あ、言わんこっちゃない…そんなふざけた恰好してるからこんな痛い目に会うのよ、おヘソ丸出しのお馬鹿さぁん?」
「う、うぎィィ……」
腹筋の隙間に形成された奥の重要な臓器へ直結する窪み…いくら腹筋を鍛えても強化しようが無い人体で最も脆弱な急所…『臍』に凄まじい力で容赦なくめり込んでいく鉄柱…
フィアナはそれでも鉄棒の侵入を喰い止めようと必死に腹筋に力を込めた。
(お、おヘソを出してるからこんな目に会うだって…?冗談じゃないッ!!僕がこんなことで負けたりするもんか…ッ!!)
『…なかなか頑張るわねェ?伊達におヘソ見せびらかしてるわけじゃないってことね』
「あ、当たり前だッ!!お、おヘソを攻撃されたくらいで僕が根を上げるとでも…ッ!」
『だったらこういうのはどうかしら?』
ブォンッ
「ッ!?」
突如、臍にめり込む鉄柱の表面に浮かび上がる謎の文字。
次の瞬間、これまで受けたこともない凄まじい激痛が彼女の臍の中心からお腹全体へと迸った。
鉄棒全体が発光し、その臍穴を通じて何か不快なものがお腹に浸入してくる感触…
「僕のオヘソに何をしてェえええええッッッッッ!!!!???????」
『"呪い"をお腹の中に流し込んでるの』
「の、呪いィィ!!??」
『そう、これから生涯ずっとフィアナちゃんがそのおヘソで苦しむようにたっぷりとねぇ、フフ…アハハハハハッッッッ!!!!!!!』
「や、やめろおォォオオ!!!!!!!も、もうこれ以上僕のおヘソをォ…ッ!!おヘソを苛めないでェェェエエエエエエッッッッッ!!!!!!」
【続く】