夏の日照りが照りつける市街地の大通りを一人歩んでいた梨緒。
「……、う…」
先から梨緒は周囲の注目を浴びているような気がしてならなかった。
ノースリーブのポロシャツにホットパンツ。
梨緒の引き締まった四肢をこれみよがしにさらけ出した衣装は、まさに夏に相応しい開放的なものだったが、そのサイズが少々彼女の体に見合っていなかった。
その長身に対し窮屈そうなポロシャツは、完全にお腹を隠しきれず彼女の下腹を露わにしている。
さらに暑さと恥ずかしさから次々と噴き出す汗のせいもあって体にピタリと張り付き、そのラインを余すことなく浮かび上がらせていた。
形の整った乳房、引き締まった腹筋、そして…
(こ、これじゃ…丸分かりじゃないか…)
元からデベソだっところをさらに雷娘によって肥大化させられた梨緒の臍…
それが今、彼女のお腹に白地の布ごしにくっきり浮かび上がっている。
いくら服で隠れているとはいえ、むしろこの方がより目立ってしまっているように思えた。
先から周囲の視線が、このお腹の不自然な盛り上がりに集中している。
(くそっ、また私にこんなマネを…)
唇を噛み締める梨緒。
これもまた、あの雷娘に命じられてやっていることであった。
ピチピチのポロシャツを着用した上で、街中を闊歩する。
当然お腹を隠したり逃げ出すようなマネをすれば、すぐに臍を取られる…
(アイツ…どこかで見ているのか…?)
そう思った矢先だった。
「リオ姉ぇちゃんッ!!」
「ッ!?」
突如何者かに背後から飛びつかれる梨緒。
「お、お前ッ!?ひゃうッ!」
布ごしに臍を触られ思わず叫びを上げてしまう。
「ホントクソ雑魚で変態だねぇ、梨緒姉ちゃん…こんなデベソ浮かび上がらせてさぁ~?」
「だ、誰のせいだと…んひィ!?」
梨緒を苛ませてる張本人、雷娘のライナによってなすがままクニクニと弄られる出べそ。
「こ、こんなところで…やめろッ!!」
「ん~、そだね」
あっさりと梨緒の背中から離れるライナ。
「く…ぅ…」
弄られた出べそを思わず手で押さえそうになるも、目の前のライナの視線に気づきその手が止める。
「そうだよ?ちゃんと分かってきたじゃんクソ雑魚お姉ちゃん!」
「う、うぅ…!」
思わず悔しさで顔が歪むが、そんなことお構いなしにその雷娘は言い放った。
「今日はね~、梨緒姉ちゃんにあることにチャレンジしてもらうよぉ?」
【続く】
ポロシャツ
2022-01-23 12:02:06 +0000 UTCなな
2022-01-23 11:46:14 +0000 UTCポロシャツ
2022-01-23 08:41:23 +0000 UTCケンジ
2022-01-23 08:29:11 +0000 UTC