「うっぶ…ウぅ…ッン"!!」
ガチャン!
巨大丼が勢いよくテーブルに置かれる。
当初丼に盛られていた途方もない量の飯…
今やそれはすべて梨緒の腹の中へと収められていた。
「はぁ"ー!はぁ"ー!はぁ"ー!」
「すっごおおおいッッ!!!リオ姉ちゃん全部食べちゃったぁ!」
臨月の如く膨れ上がった己の腹に梨緒が苦しみ喘ぐ横で、無邪気にはしゃぐ雷娘のライナ。
「でもざぁんねん…せっかく梨緒姉ちゃんのオヘソ食べられると思ったのに…」
「う、うるさい…も、もう……いいだろ…早く……この店を……ウッ!?」
今や完全にシャツが捲れ、大きくさらけだされた梨緒の巨大腹。
一刻も早く彼女はその場から去りたい一念で、すぐさま椅子から立ち上がろうとしたが、その焦りが思わぬハプニングを呼んでしまう。
ドシンッ!!
「あ…あグゥッ!!??」
お腹に詰め込まれたあまりもの飯の量に、思わずバランスを崩し床に倒れてしまう梨緒。
「あ~あ、大丈夫?リオ姉ちゃん?」
大きな衝撃音に他の客も何事かと視線を集める。
「う、ウぐ……」
「あ、リオ姉ちゃん、お腹が…おヘソが凄いことになってる…ププッ!」
「…ッ!?」
梨緒の視線の先…、まるで目の前にそびえる巨大な山の頂上にひときわ目立つピンク色の盛り上がり…
それはまごうことなき自身の"デベソ"であった。
腹を内部から強く圧迫されていることで普段以上に殊更大きく飛び出してしまっている。
「う、み、見るなぁ…」
そのあまりにもみっともない有り様にすぐに立ち上がろうとする梨緒。
だが想像以上の、まるで中に石を詰め込まれているかのような腹の重さで自力で立ち上がることすらままならない。
そんな梨緒に追い打ちをかけるかのように、突然ライナが周囲で騒ぎ始める。
「すっごぉぉぉいッ!!!!お姉ちゃん全部食べ切っちゃったァ!!写真とっちゃおーっと!」
どこから手に入れたのか自身のスマホで、梨緒のお腹の写真を何枚も取り出すライナ。
「うわ~オヘソもこんなに飛び出しちゃってるぅ~!!」
その頂点のデベソにカメラを近づけ接写まで始める。
「や、やめ…ッ」
パシャ
「!?」
別のシャッター音を聞き、咄嗟にそちらに目を向ける梨緒。
…そこには床に仰向けに倒れた彼女の姿を撮る他の客の姿…
「だ、大丈夫かあの子…」「妊婦みたいだ…」「すっげぇデベソ…」
小声ながら梨緒の耳に入ってくる声…
「…い、いやぁ…」
こんなむき出しのお腹とおへそを大きく天に突き出したあまりにも情けない姿…
そんな場面を皆に見られ…写真まで取られている…
「アハハハッ!!お姉ちゃんのデベソすっごいプルプルしてる!!面白~い!!」
わざと客の注目を引くかのように大声で梨緒の特大デベソを指で突っつき始めるライナ。
(や、やめろ…やめろォ…やめろぉぉぉぉぉ!!!!!!!)
梨緒の心は今にも張り裂けんばかりに悲痛な叫びを上げていた。
【続く】
ポロシャツ
2022-02-12 15:37:34 +0000 UTCケンジ
2022-02-12 13:57:41 +0000 UTCポロシャツ
2022-02-12 13:08:21 +0000 UTCなな
2022-02-12 12:42:23 +0000 UTC