「はぁ"ぁ"ぁ"ッッッ、が…あ…ぁ…うっブ!!」
アンナからもろに腹部に突き込まれた一撃…
それは大穴を穿ったように瑞希の腹を深く抉り、そして同時に彼女に地獄のような責め苦をもたらしていた。
(な、何で…!?あ、アタシ…変身してるのに…!こ、こんな…お腹を……)
「あら?もうこれでKO?変身した意味なかったんじゃないの~?」
その腹を穿った拳をクルクル回しながら嘲笑うアンナ。
「…ぅ、うる…さい…!こ、この程度の…パンチで…アタシは…!アタシのお腹…は…ッ!!」
全身から脂汗を滴らせながらも、お腹を押さえていた腕を上げなんとかファイティングポーズをとろうとする瑞希。
その時であった。
「うあ"ッッ!!??」
突如その肩口を抑え込まれる瑞希。
「な、なに"ッ!?」
咄嗟に振り払おうとするが、まるで丸太のように頑強な腕は彼女の肩を抑え込んだまま決して外れることは無かった。
そして背後から鉄板のように硬質な体を押し付けられ、瞬く間に彼女はその傷ついた腹部と臍を前に突き出すように無防備な態勢で固定されてしまっていた。
「あら~ちゃんと背後にも注意払っとかないとねぇ?瑞希ちゃぁん?」
「こ、この…離せぇッ!!」
必死に逃れようと藻掻くも背後から完全に彼女を抑えつけたインセクにはまったく効果がなく無駄な徒労に終わった。
「うぐ…ッ!離せッ!!離せェッッ!!!」
それでも必死に逃れようとする瑞希。
「こ、このぉぉぉぉッ!!!!!
ッッッッッ!!!!!!!???????」
その瞬間、瑞希の体の中心を電のような劇痛が貫いた。
【続く】
ポロシャツ
2022-02-24 23:05:14 +0000 UTCヤム
2022-02-24 12:09:37 +0000 UTC