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梨緒と雷娘その11

パカァァァンッッッッ!!!!!!


「アドバンテージ!夏木梨緒!」


「ハァー…ハァー…」


荒く息をつく梨緒。


ここでポイントをとればゲームは終了…


あの鬼娘が要求した5人抜きも終了となる。


(こ、こんな馬鹿げた試合…早く終わらせて…)


ふと目を落とした梨緒の目に映る、腹部の中央…


汗で一際透けて映るその"出っ張り"に思わず顔を顰めるも、すぐ気を取り直して相手へと視線を見据える。


(もうこれで…終わりだッ!)


受け取ったボールを宙に放り投げる梨緒。


だがここで気持ちの焦りが出たのか、思ったより逸れた方向へ飛んでしまう。


「ぐッ!!」


なんとか態勢をひねり、ボールを捉えんとする梨緒。


ギュッ


「うぐッ!?」


無理に体勢をひねったことで、ギチギチに彼女の体を締め上げていた拘束ベルトが彼女の腹部の"出っ張り"を容赦なく引っ張る。


(へ、へそがぁぁ…ッ!?)


だがそれでもここで落とすわけにはいかない一念で渾身のサーブを放つ梨緒。


「うわああああああッッッッッッ!!!!!!!」


パカァァァァァァァァァンッッッッッ!!!!!!!!!


強制的に"変形"させられる臍の苦痛と恥辱に耐えながら放たれた梨緒の一撃。


それは相手の反応より早く、コートに矢の如く突き刺さり…


「…ゲームセット!マッチウォンバイ夏木梨緒!」


審判のコールが響き、梨緒はようやく人心地ついた。


「はぁ…はぁ…」


(こ、これで…終わりだ…)


鬼娘から与えられたタスクをこなしたことで軽く礼もそぞろに、すぐさま更衣室へと逃れんとその場を後にしようとする梨緒。


「おい!何帰ろうとしてんだッ!?」


突如コートに響く大声。


「ッ!?」


その聞き覚えのある声にハッと振り返る梨緒。


フェンスの入り口から威圧感溢れる足取りでコートに侵入してくる一つの人影…


それは梨緒もよく知る者の姿であった。


「…アタシとの勝負、まだ終わってねぇだろが?」


【続く】

梨緒と雷娘その11 梨緒と雷娘その11 梨緒と雷娘その11

Comments

ありがとうございます! なんという無慈悲な…>テニスボール あともう皆にはバレてしまってますね、梨緒ちゃんのでべそ。しかも変態としても認知され始めてると思います。

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でべそのペケ印まで見えてますし、梨緒ちゃんのでべそは周知の事実になりそうですね。 あと、雷様のも含めてでべそを取った後に加工したらテニスボールの代わりに使えそうですね。

ケンジ

いつもありがとうございます! 勿論彼女に散々いたぶってもらうつもりです。 そろそろ梨緒ちゃんの心もオヘソも限界を迎えそうですが…

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ベルトに嵌ったおへそがいいですね。 それと、雷様本人が登場ということは、ブログにもあった展開よりハードになりそうな予感がします。

なな


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