「うごぉぉ…ぉ…ぇ…」
ライカが放った痛烈な一撃。
それは間違うことなく梨緒の腹部の中心、拘束具によって締め付けられ無理矢理浮き出たされた彼女の出ベソを寸部の狂いもなく直撃していた。
「あ、が…ぁ…ッッ!!!」
あまりもの不意の一撃にそのままテニスコートに背部から勢いよく倒れてしまう梨緒。
テニスコートにあられもなく仰向けに手足を大きく伸ばし倒れた彼女の腹部の中央には、未だテニスボールがその臍を圧し潰すようにめり込み続けている。
「ハッ、また一撃でノックアウトかよ…ダっせえ…」
吐き捨てるように言い放つライカ。
"あの時"と同じように腹部へのたった一撃で沈んでしまった正義のヒロイン、梨緒。
「………」
周りのギャラリーたちもあまりにも一瞬の出来事に静まり返っていた。
皆が大の字に倒れた梨緒とその腹にめり込んだテニスボールに注視する中、ふと彼女に"異変"が生じ始める。
「…ぁ、しゅ、主将の…おへそ…」
部員の一人が声を上げる。
徐々に腹から押し上げられ、やがてコートに落ちるテニスボール。
代わりにそこに姿を現したのは、ボールによって圧し潰されたはずの梨緒の出べそであった。
「ハ、アタシがカミナリの力が籠めて打ち込んだからな」
侮蔑に満ちた目で見下しながらも、その臍が再び膨張して行く様を愉快そうに眺めるライカ。
さらに元の大きさを超え、なお膨らみ続ける臍。
「ハハッ、まるで腹にテニスボールが付いてるみてぇじゃねぇか!」
自分の臍に起きている異変も露知らず未だ気を失ったままの梨緒。
その臍の様子をその場にいる全員から注視されていることなど知る由もなかった。
【続く】
ポロシャツ
2022-05-11 21:22:15 +0000 UTCポロシャツ
2022-05-11 21:17:23 +0000 UTCケンジ
2022-05-11 13:06:31 +0000 UTCなな
2022-05-11 12:42:13 +0000 UTC