単独、日課である森のパトロールに出ていたアルティナ。
いつもの通り平穏に満ちた森……
だが突如その静寂を打ち消すかのように叫び声が響き渡った。
「た、助けてくれぇッ!!」
「!、今のは…」
アルティナは声の聞こえてきた方向を確認すると、彼女は咄嗟に駆け出した。
「ひ、ひぃぃ…ッ」
傷ついた肩口を抑えながら這う這うの体で逃げるエルフの男。
そんな彼を追い詰めるように槍を手にした全身ローブの人物が迫る。
「あっ!」
地面に突き出た石に躓き、その場に倒れ込んでしまう男。
身動きが取れなくなった彼の目の前で、仁王立ちになるローブの人物…
「や、やめてくれ!!命だけは!!」
「………」
男の必死の命乞いにもかかわらず無言で穂先を突きつける。
ヒュンッ!!
「!」
その目の前を一閃のごとく突き抜ける矢。
「そこまでよッ!それ以上の狼藉はこの私が許さないわ!」
次の矢を構え狙いをローブの人物に定めたまま歩み出てくるアルティナ。
「今のうちに逃げなさい!」
「あ、ありがとうございます!」
矢で牽制しているうちに、その場から逃れていくエルフの男。
男が離れていくのを確認して、アルティナはローブの人物に向って叫んだ。
「その槍を捨てなさい!さもなくば…」
「………」
静かにアルティナの方を振り向くと…その人物はアルティナの意に反してゆっくりと歩み寄り始めた。
「!、無暗に傷つけたくはないけど…あなたがその気なら!」
まず相手の戦闘能力を奪うため、相手の肩口を狙って矢を放つアルティナ。
弓の名手たる彼女の狙い通り、矢は放たれた…はずだった。
キィンッ!!
「えっ!?」
思わず驚愕の声を上げるアルティナ。
なんと高速で飛来してきた矢を槍の柄で弾き飛ばしたローブの人物。
「く…!」
次々と矢を放つも、難なくそれを弾きながら確実にアルティナとの距離を詰めてくる。
焦りがアルティナの顔に浮かぶ。
「こ、このォ…ッ!!」
(この距離なら絶対にハズさ…!)
そう意を込めて彼女が矢を放とうとしたとき、
「はぐゥオッ!!!」
突如腹部の中心を貫く衝撃に呻き声を上げるアルティナ。
繰り出した槍の一突きが、そのむき出しの臍穴に正確無比に撃ち込まれていた。
「ハァ"!??ハお"お"お"…」
その衝撃に思わず弓を落としてしまうアルティナ。
幸い突き込まれたのは穂先ではなく、槍の末端部である石突であったが、それでも脆弱な"臍"にその尖った先を押し込まれるダメージは只では済まない。
「ハアう"う”ぅ…ッ!!??」
さらに強く押され、さらにその奥深くへとめり込む石突。
(お、おヘソにィィ…喰い込んでェ…ッッ!!!)
これ以上へそ奥に侵入させまいと両手で束を掴み、なんとか槍を臍穴から引き剥がさんとするアルティナ。
だが、意外なことに彼女の臍穴から引き抜かれる槍。
「はぁウ”ッッッッ!!!!???」
その衝撃に体を仰け反らせるも、即座におヘソを抑えながらしゃがみ込んでしまうアルティナ。
「お、おへそがぁぁぁ……」
「………」
蹲るアルティナを見下ろすローブの人物。
すると無造作にその胸を押すように蹴り飛ばした。
「ぐはうううッッ!!!」
地面に仰向けに倒れるアルティナ。
「う、うぅ…」
地面に背中を打ちつけた衝撃で見悶える彼女が僅かに開いた目に飛び込んできた画像。
それは自分を股くように立ったローブの人物が、両手で大きく槍を頭上に掲げているところであった。
その石突の先端の狙いは…
「!、ちょ、ちょっとまっ…」
咄嗟に起き上がろうとする彼女であったが、体が動かせない状況に初めて気づく。
「!?、うそッ!!??」
いつの間にか両手足首にまるで拘束具のように纏わりついた金属体。
アルティナが地面に倒れた瞬間、ローブの人物の術が唱えた拘束魔法であった。
逃れることも出来ず、庇うことも出来ず、無防備にさらけ出されたアルティナのヘソ。
既に重い一撃を突き込まれ傷ついた彼女の脆弱な器官に、さらなる追撃の一撃が迫らんとしている。
「や、やめ…ッ!!」
「ガッはあああッッッッ!!??????」
森に悲痛な叫びが響き渡る。
振り下ろされた柄の先端部、石突はものの見事にアルティナの臍の中心を射貫いていた。
「が、がぁ…ッ、あ…」
ピクピクッと体を震わせるアルティナ。
またも臍に痛烈な一撃を受けてしまったことで、彼女は激しく憔悴してしまう。
だがそんな彼女に間髪入れず…
「ぐほぉオッッ!!??」
再々度、臍に柄を押し込められてしまうアルティナ。
先ほど以上の凄まじい力で臍奥を突かれたことで、その体がピクピクと痙攣する。
「ぶほおぇッ!!!??」
「オ"え”え”ッッッ!!!???や、やめ…ゲェえ"え"ッッ!!???ふぎゃあああッッ!!!?????」
地面に磔にされたまま、その無防備な臍に何度も突き込まれる槍。
重い力で突き込まれていくごとに歪に抉られていく臍。
地面を背にしていることで衝撃全てがその脆弱な小さな穴を"破壊"していく。
「も、もう…や、やめてえええええええええッッッッッッ!!!!!!!!わ、私のおヘソがァアアアアアアッッ!!!!!!壊れちゃうううううウウウウウッッ!!!!!!!!!!」
「ギャアあああああうッッッッッッ!!!!!!!!」
(な、なんで…私の…おヘソ…こんな目に…)
不条理なまでにとことんアルティナの臍を責めてくる相手。
だが今のアルティナには為す術なく、その暴虐を臍穴に受け続けるしかない。
「う…ぁ"…ぁ…」
何十回臍穴に突き込まれたのか、ついに気を失ってしまうアルティナ。
「………」
それを見て、ようやく臍への集中攻撃をやめるローブの人物。
清楚ながらも脇、腿、胸、そして臍を扇情的にさらけ出した衣装…
そのむき出しの肌から垂れ堕ちる汗が彼女を艶めかしく濡らしていた。
ローブの人物はその場にしゃがみ込み、徹底的に痛めつけた彼女の臍を間近で確認する。
散々槍を突き込まれたことで、その可憐な臍を形作っていた臍輪は無惨に引き千切られ、穴もだらしなく開き切っている。
中身も丸見えとなったその内部は、鋭い槍の先端部で抉られ続けられたことで、臍肉やヘソ周りの筋組織がぐちゃぐちゃに入り混じり醜悪な様相と化している。
「………」
そんな無惨に破壊され尽くしたアルティナの臍を確認すると、ローブの人物は静かにその場から立ち去っていった。
「………」
あとに一人、地面に磔のまま残されたアルティナ。
気絶した彼女が再び目を覚ました時、手足の拘束は解かれていたものの、その無惨に抉られ傷ついた臍に激しく絶望するのであった…
【続く】
ポロシャツ
2023-02-06 11:40:02 +0000 UTCなな
2023-02-06 07:31:44 +0000 UTC