今、風間準は最大のピンチに追い込まれていた。
三島一八と接触するため、三島財閥の施設に潜入した準。
だがその行為は既に察知されており彼女を待ち受けていたのは女暗殺者アンナと鋼鉄のアンドロイドプロトジャックであった。
2対1の戦いを強いられ瞬く間に追い込まれてしまう準。
ついには背後をとられPジャックに羽交い締めに拘束されてしまう…
「あ、あなたも武闘家なら正々堂々と戦いなさい!」
必死に拘束に抗いながら声を上げる準。
だが人力を超えたアンドロイドのパワーの前に一少女の力など無力。
そんな彼女に対し、女暗殺者アンナは眼前であざ笑っていた。
「あら、なにを勘違いしてるの?これは戦いじゃなくて拷問…」
「あなたのその魅力的なお腹を嬲り続けるという…ねっ」
ドボッッ!!
「あぐっ!!」
既に何度も拳を叩き込まれた準の腹部。
お腹をさらけ出した格好であるため、集中的に狙われた臍を中心に痣が刻み込まれているのが痛々しい。
「ふぅ…ふぅ…」
そんな無防備な腹部を激しく上下させながら、それでも呼吸を整えて態勢を整えようとする準に突然アンナが問いかけた。
「アナタのその姿…随分とそそられる格好ね」
「…え?」
「脇も太もももお腹も丸出しのノースリーブトップスにショートパンツ…随分と無防備な格好って言ってるのよ。もしかして露出狂?」
「そ、そんなわけ…!!私のいつもの仕事着よ!!」
「それが仕事着ってのも凄いけど…でもそんなお腹をまるまる出して…狙われるとは思ってなかったのかしらッ!」
ボスッ!!
「うぐっ…!」
またもむき出しの腹部に突き刺さる拳。
だがアンナは準の腹部を殴りながら"あること"に気づき始めていた。
(この娘、致命打にならないように、拳が当たる時わずかに芯をずらしてるわね)
(この拳の威力を受け流すしなやかな腹筋…やはりそれなりの"心得"はあるようね)
(でも、こういう時は…)
「…いい形してるわね、ソレ」
「え……?ひゃぅ!」
突然人差し指で準のむき出しの臍に触れるアンナ。
小ぶりながら底が浅く、中の皺やピンク色の臍肉が丸見え…
むき出しの腹部の中心のワンポイントとして目立っていた準の臍。
そんな思ってもいなかった部位を突然触られ彼女の口から小さく嬌声が漏れる。
「な、そ、そんなところ…!!」
「フフ、アナタがこんな堂々とさらけ出してるのが悪いんでしょう?」
「なかなかカワイイ形してるわよ?丸くて小ぶりで底の皺まで丸見え…」
「ほらほら~コチョコチョ」
「や、やめてッ!!」
指先でいじらしく臍肉を弄ばされ思わず叫んでしまう準。
自ら露出させてるとはいえ、その形状まで口にされることに恥辱の念を覚える。
「こんな円らでいたいけなおヘソ…ついいじめたくなっちゃうわぁ…」
「ヘ、ヘソを弄るのをやめなさいッ!!悪趣味よッ!!」
「だから自分から出しといて何言ってるのかしら?」
「アナタこそ、こんな恰好で戦いしようとしてるあたり、舐め切ってるんじゃない?」
「さ、さっきから私の格好ばかり馬鹿にして…!!」
「馬鹿にはしてないわ…ただおヘソ出して戦うことの"愚かさ"を教えてあげてるのよ」
「お、おヘソが何だって言うのよッ!?」
「こういうことッ!!」
一瞬何が起きたか理解できない準。
「な、なに…?」
その視線がゆっくりと自分の腹部に向けて降ろされる。
「!?、ぁ……お、おへそ…!?」
そこに見たのは、アンナの人差し指を丸々飲み込んだ自分のヘソ…
直後、腹部の中心から体が引き裂かれるような烈痛が迸った。
「あがっ!!??ぅ…うア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッッッッッッ!!!!!?????」
「フフ…おへそなんか出してるからこうなるのよ」
「ぬ、ぬいてぇ"…ッ!!わ、わたしのォ"…お、おヘソッ、おヘソから指抜いてぇえ"え"え"え"……う"ぇぇ!!」
苦し気に呻く準。
彼女にとって"おヘソを狙った"攻撃は完全に意識の外にあるものであった。
彼女が拾得した古武術の技目にも「ヘソを狙う」技など存在しない。
だが相手は人体のあらゆる急所をあらゆる手段で狙ってくる暗殺者…
その違いが準に致命的な一撃をもたらしていた。
「そうよねぇ。こんなお腹のド真ん中に空いている孔、どう考えても『急所』よねぇ!」
グリュ
「うッ!?うあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッッッッッッッ!!!!!!!!」
腹部を殴られていた時よりも激しく声を上げる準。
「…本当に迂闊だったわね。おヘソは人体の急所の一つ…」
「いくら鍛えても筋肉をつけようが無く、その薄い皮一つを隔てた奥は内臓…」
グリュグリュ
「うあ”あ”あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「や、やめてぇぇぇぇぇぇぇッッッッッ!!!!!!!!!」
「そんな弱点をこの私の前で堂々とさらけ出しちゃってたアナタが悪いのよォ?」
「お仕置きとして、しばらくこの可愛らしいおヘソをいたぶってあ・げ・る」
グリュリュゥ
「あがあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」
まるで内蔵をダイレクトにかき回されているかのような激痛。
目から次々と溢れ出てくる涙。全身から止め処なく噴き出してくる汗。
ノースリーブシャツにショートパンツという格好ながらも、清楚で凛然とした女武闘家、風間準。
だがその格好がアダとなり、今やむき出しのヘソを一方的に責められる惨めで憐れな敗北者と化していた。
「それじゃ、そろそろ決めてあげようかしら」
ズボッ!!
「ぐはうッ!!」
勢いよくその臍穴から引き抜かれる指。
長時間に渡って抉られ続けたその臍穴から血が滴り落ちる。
「げぇぇぇ…お"、お"なかァ…」
準の意の外でビクビクッと痙攣する腹筋。
「フフ、もうお腹に力入れることできないでしょう?あなたのお腹の"芯"を壊してあげたから」
「お、お"ヘソォ"…わ"たしのお"へぞ…こわ"れてぇ…」
「それじゃあね、準ちゃん」
準の口から発せられる下品な叫び声。
アンナが準の腹に向かって繰り出した神速のトゥーキック。
特製攻撃用ハイヒールの鋭く固い先端部がその臍部に深くめり込む。
へそ責めによって防御機能を完全に破壊された腹筋を貫き、全ての衝撃がダイレクトにその奥の臓腑へと直撃していた。
「ゲほおおおおおおオオオオオオオッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」
口から霰もなく鮮血と吐しゃ物を撒き散らす風間準。
「ウフフフ…アハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!」
彼女の腹を完全に"破壊"したことで興奮が抑えきれなくなったのか、高らかに笑い声を上げるアンナ。
…その狂笑の中、準の意識は静かに途切れた。
【JUN KAZAMA LOSE】
teelex2018
2025-01-28 15:24:32 +0000 UTC