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テイルブルー狩り!?リョナ属性エレメリアンの挑戦~その1~

「ハッ、アンタ達?アタシをご指名のエレメリアン達ってのは?」


エレメリアン出現の場に駆けつけたテイルブルー。


通常であればレッドやイエローと共に出撃する彼女であるが、なんと今回のエレメリアン達は自らブルーと果し合いをしたいと申し出をしてきた。


相手の狙いが何なのか…ブルーが特に戦闘に長けているということもあり、まず一人で駆けつけてきた彼女を待ち受けていたのは2体のエレメリアンだった。


「フフ、お待ちしてましたよテイルブルー」


まるでフェンサー(剣士)の如きいで立ちの細身のエレメリアン。


あいさつ代わりと云わんばかりに手にした細剣をヒュンヒュンと振った後、仰々しく剣礼する。


「私の名はスティングレイギルディ、以後お見知りおきを。そしてこちらが…」


スティングレイの斜め後ろに立つもう一体の赤色のエレメリアン。


如何にも硬そうな甲殻を身に纏った彼もあいさつ代わりに甲殻で覆われた両腕をガチンと鳴らしながら名乗る。


「…マンティスシュリンプギルディだ」


「マンティス…何?まあいいわ、どういうつもりでアタシを呼んだのか知らないけどさっさと片づけてもらうわよ」


「いえいえ、せっかくここまで来ていただいたのです。じっくりと我らと"ゲーム"を楽しんでいってください」


「ゲーム?」


ランスを構えたまま怪訝な表情を浮かべるテイルブルー。


「そう、『テイルブルー狩り』というゲームを、です」


「………、ねぇトゥアール」


『はい、なんです?』


「コイツら何言ってるの?」


『…ちょっと私にも分からないです。そのまま文面から読み取ると"ブルーを狩りに対象としている"ようですが…』


「アンタ達…今からアタシが"立場逆"だって事分からせて…」


ドムッ!!



「…え?」


不意に腹部に奔った衝撃。


「ぐゥッ!??」


『ブルーッ!?』


腹を抑えながら、咄嗟に彼らから距離を取るテイルブルー。


(な、何今の…!?)


一瞬のブランクを置いて、腹に打撃を受けたことを理解する。


エレメリアン達に目を向けると、まるで赤い疾風のごとくスティングレイの元へと戻っていたマンティスシュリンプ。


(まさか…あの距離から一気に詰めてッ!?)


「無駄話をするつもりは無い。早く"殴らせろ"」


「なッ!?」


「いえいえ、次は私の番ですよマンティスシュリンプギルディ」


先のマンティスシュリンプとは違って、悠然とした動きで彼女の元に迫るスティングレイ。


「くっ!」


咄嗟に迎撃態勢をとるブルーであったが…


「遅いッ!!」


それまでの悠然とした動きから一転し、凄まじい速度でブルーに刺突を繰り出すスティングレイ。


「ぐぅぅッ!!!????」


繰り出される無数の刺突をなんとか捌くも、さらにその間隙をぬって放たれた刺突が彼女のスーツの一部を剥がしていく。


「フッ!」


仕上げとばかりにブルーのヘッドギアの左アンテナを突き削ぐと、外套のごときヒレを翻しながら距離を取り、再びブルーに向けて剣礼のポーズをとる。


「どうです?我らの腕前、とくとお分かりいただけましたか?」


『この手練れ…このエレメリアン達…いつものと違う!?』


想像以上の技量を見せつけてくるエレメリアン達に緊張感をにじませた声を漏らすトゥアール。


「えぇ、そんじょそこらの雑魚エレメリアンとは一味違うってことはよく分かったわ。…だったらアタシも本気出させてもらおうじゃないッ!」


改めて気を引き締め2体のエレメリアンに向かっていくテイルブルー。


「フフ…」

「フン」


激突する双方。


武の達人たる津辺愛香が変身しているだけあり相当な戦闘力を持つブルーであったが、そんな彼女にも互角以上に渡り合う2体のエレメリアン。


「ぐっ!!」


スティングレイの刺突攻撃をかろうじて避けるブルー。


だがその一瞬を逃さず背後をとったマンティスシュリンプが彼女に強力なショルダータックルを喰らわせる。


「ガあッッ!!???」


腹部を突き出すように前方に押し出されるブルー。


そんな彼女のある"一点"を捉えていたスティングレイギルディは、そこに向けて鋭い刺突を放った。



ブスッ!!



「ぐブぁっッッ!!????」


"想定外の"部位への攻撃に思わず口から呻き声を漏らすブルー。


スーツでむき出しとなった腹部の中心部…かつて胎内で母体と繋がっていた痕跡…人体の中でも鍛えようがない脆弱な孔…


すなわち"臍穴"へと、寸部の狂いもなくスティングレイの細剣の先端が突き込まれていた。


「フフ…"touche pointe"(突き・有効)」


ブルーの臍から剣先を引き抜くスティングレイ。


「ぐぁァ…!!」


思わずその場に膝をつき蹲るブルー。


『ブルーッ!?』


スーツの防御力もあって貫通することは無かったものの、その脆弱な臍穴に突き込まれた強烈な刺突は彼女をダウンさせるに充分な威力であった。


「あッ…が…ァ……」


目の前に敵が佇んでいるにもかかわらず、きつく両手で臍部を抑え全身から脂汗を滲ませながら悶えるしかないブルー。


圧倒的な威力を誇る彼女を連係プレーであっという間に蹲らせてしまったエレメリアン達…


彼らは地面で悶絶する彼女を悠然と見下しながら言い放った。


「"この程度"か、テイルブルー?」


「ぐ、ううう…!!」


「あまり煽るものじゃありませんよマンティスシュリンプ…あ、そういえば我らの"属性"をまだ申し上げてませんでしたね」


「な、なんです…って……?」


「我らは"リョナ属性"のエレメリアン…スティングレイギルディとマンティスシュリンプギルディです。改めてお見知りおきを…フフ…!」


【続く】

テイルブルー狩り!?リョナ属性エレメリアンの挑戦~その1~ テイルブルー狩り!?リョナ属性エレメリアンの挑戦~その1~ テイルブルー狩り!?リョナ属性エレメリアンの挑戦~その1~ テイルブルー狩り!?リョナ属性エレメリアンの挑戦~その1~ テイルブルー狩り!?リョナ属性エレメリアンの挑戦~その1~

Comments

テイルブルーは好きなキャラですので続きが楽しみです。ブログの方のヘソゴマ属性の話がお気に入りです。 可愛い子のヘソにゴマがあってそれを見られて恥ずかしがるシチュエーションが最高でした。後アレンビーの話がなくなってたのは残念でした。また読めたら良いなと思います

ホゾフェチ

いつもありがとうございます。以前のテイルブルー話のリメイクも兼ねているので、いずれあのシチュはやりたいと考えています。

ポロシャツ

昔のブログの方でもテイルブルーネタは好きだったので続き楽しみにしてます。 ヘソの強制拡張から臍乳頭を引き釣り出されるシチュが一番好きだったので、機会があればこのシチュもリメイクしてもらえれば。

ユウ


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