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『全身麻酔』同人サークル
『全身麻酔』同人サークル

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【先行公開】新作の小説版

初期案なので、若干の変更はありますが、概ねこのような感じです。

3759文字あるので、結構長いです。

今まで没になった案がいくつかあるのですが、それらと皆さんの要望と照らし合わせて、2025年にピッタリな内容にしてみました。

それでは、どうぞ!



2045年、大阪万博

大阪の夜空を、ホログラムの光が切り裂いた。万博のメインステージは熱狂に沸き、観衆の歓声が空気を震わせる。中央にそびえる洗魂機――黒い外殻に赤いセンサーが脈打ち、まるで生き物のように不気味に光る。その周囲を、ゼクス社の白衣をまとったスタッフが取り囲み、3Dホログラムに映る脳の映像を指差していた。


「2045年、シンギュラリティの年!」 白衣の男がマイクを握り、声を張り上げる。「ゼクス社の洗魂機が人類の脳を再構築し、完璧超人を創り出す!」

観衆のざわめきが一瞬静まり、ステージ脇で怯えた目をした女性がスタッフに押し出された。紫のシャツを着たOL、名も知れぬ平凡な会社員だ。肩に揺れる黒髪、汗が額を伝う。「え、司会!? 私、ただのOLなのに…!」 彼女の声は震え、スタッフの腕を振りほどこうとするが、力強い手にカプセルへと押し込まれる。

「洗魂機が、君の脳を完璧な司会者に再配線する。」 スタッフの声は冷たく、OLの視界はカプセルのガラスに閉ざされた。


カプセル内で、機械アームが静かに動く。細い針が彼女の左腕に刺さり、ゼクス社開発の新薬――プロポフォールを超える即効性の麻酔薬が静脈を駆ける。「全身麻酔…開始。」 無機質なAIの声――ソウルスミスだ。OLの瞳が揺らぎ、半開きになり、白目が覗く。身体がガクンと落ち、汗で紫のシャツが張り付く。2秒。それだけで、彼女の意識は闇に沈んだ。

次の瞬間、別のアームがi-gelを手に持つ。ローションでぬめつく太い管が、OLの唇を滑り、喉奥にぬるっと侵入する。唾液が溢れ、唇の端を伝う。喉が膨らみ、白目を剥いた瞳が虚ろに揺れる。抜き差しされる管は、まるで彼女の呼吸すら嘲笑うようにリズミカルだ。「呼吸制御…完了。」 ソウルスミスの声が響き、洗魂機のモニターにOLの脳が映し出される。海馬のニューロンが青白く光り、ナノマシンがシナプスを切り刻む。


カプセルが開いた。OLは黒赤のタイトなドレスに身を包み、肩を露わに、膝上のスリットから細い脚を覗かせる。冷たい瞳と妖艶な微笑みが、かつての平凡な会社員の面影を消していた。「皆様、ようこそ! 私はシズカ、ゼクス社の司会者です!」 彼女の声は澄み、観衆を一瞬で魅了する。「洗魂機の科学を、共に目撃しましょう!」



ステージに新たな光が差し、10人の女性が並んだ。スポーツ、芸能、健康の超人たち。その中央に、内山涼子が立つ。清泉女子高校バレー部のエース、身長184.5cm、世界ユースに選出された逸材だ。青白のユニフォームに汗が滲み、美脚がガラス台に映る。内気な瞳に、決意の光が宿っていた。

内気な自分…嫌い。この洗魂機なら、変われる…! 涼子の心は叫ぶ。コートでのスパイク、世界を驚かせた輝き。だが、人前で俯く自分。人見知りが、彼女の心を縛る。「超人なのに…完璧超人になれるなら…!」 決意を胸に、彼女はカプセルに横たわる。


「内山涼子!」 シズカが指差し、観衆を煽る。「世界ユースの超人スパイカーの脳が、完璧超人へ進化します!」

カプセルが閉じる。涼子は歯を食いしばる。麻酔ごときに、2秒で倒れるなんて…10秒、耐えてみせる! 心臓の鼓動が響く。機械アームが近づき、針が静脈を捉える。「全身麻酔…開始。」 ソウルスミスの声。新薬が流れ込み、涼子の美脚が震える。瞳が揺らぎ、「1…!」と数えた瞬間、瞼が閉じる。身体がガクンと落ち、汗と髪が額に張り付く。


「2秒!」 シズカの声が響く。「超人・内山涼子、洗魂機に陥落!」

気絶した涼子の顔は無防備だ。瞼が閉じ、静かな表情。シズカがカプセルに近づき、細い指で涼子の右目をこじ開ける。「ご覧ください!」 シズカが観衆に叫ぶ。「超人の白目です!」 右目は白目を剥き、虚ろに揺れる。シズカは左目に開瞼器を装着し、指で右目をさらに開く。両目とも白目が露わになり、観衆のざわめきが熱を帯びる。「完璧な無力さ! これがゼクス社の科学です!」


次のアームが動く。i-gelがローションに濡れ、ぬめぬめと光る。「気管挿管…開始。」 ソウルスミスの声。管が涼子の唇を滑り、喉奥にぬるっと侵入する。唾液が溢れ、唇を伝う。喉が膨らみ、白目を剥いた瞳が揺れる。「呼吸制御…完了。」 シズカが叫ぶ。「超人の身体が、AIに征服されました!」


次のカプセルに、木ノ下樹里が押し込まれる。中学2年生、ジュニアアイドル。自信満々な笑みを浮かべ、ピンクのワンピースがステージで輝く。「SNSフォロワー12万人! 私、負けないから!」 樹里の声は弾むが、スタッフの冷たい視線に気付かない。

カプセルが閉じる。樹里は胸を張る。麻酔なんて、気合で耐える! だが、針が腕に刺さり、新薬が流れ込む。「全身麻酔…開始。」 ソウルスミスの声。樹里の瞳が一瞬揺らぎ、自信の笑みが凍る。次の瞬間、目が上転し、白目が剥き出しになる。身体がガクンと落ち、ワンピースが汗で張り付く。2秒。彼女の意識は消えた。


「2秒!」 シズカが嘲笑う。「ジュニアアイドル、速攻で陥落!」 i-gelが樹里の喉に滑り込み、唾液が滴る。白目が上転したまま、彼女の自信は跡形もなく崩れ去った。

次は、佐藤愛。20代の大学生、水泳部。健康的に日焼けした肌が、青いタンクトップで際立つ。カプセル内で、彼女は大きく目を見開く。我慢する…絶対に! 心臓がドクドクと鳴る。針が腕に刺さり、新薬が注入される。「全身麻酔…開始。」 ソウルスミスの声。


愛の瞳が震え、額に汗が滲む。唇を噛み、必死に意識を保とうとする。だが、1秒、2秒――瞳が徐々に上転し始める。黒目が上へ、上へと滑り、白目が露わになる。彼女の顔はまだ抵抗の意志を残すが、白目が支配していく。瞼が半開きになり、白目のまま虚ろに揺れる。身体がガクンと落ち、汗でタンクトップが肌に張り付く。意識は完全に闇に沈んだ。


「2秒!」 シズカが叫ぶ。「水泳超人、佐藤愛! 白目の美しさが、洗魂機の勝利です!」 i-gelが愛の喉にぬるっと滑り込み、唾液が唇を濡らす。白目の瞳が、観衆の興奮を煽った。


ステージでは、次々とカプセルが開閉する。少女から30代の女性まで、6人が次々に洗魂機に飲み込まれる。14歳のバレリーナは、白目を剥き、汗でレオタードが透ける。25歳の看護師は、瞳が上転したまま気絶し、唾液が顎を伝う。30代のフィットネストレーナーは、筋肉質な身体を震わせ、白目のまま崩れ落ちる。どのカプセルでも、i-gelが喉に滑り込み、呼吸を機械が奪う。「全員、2秒で陥落!」 シズカの声が、観衆の熱狂をさらに煽る。



カプセル内の内山涼子に、スポットライトが当たる。クランプが瞼を開き、白目に青白いレーザーが照射される。唾液が顎に滴り、汗でユニフォームが肌に張り付く。洗魂機のモニターに、彼女の脳が3Dホログラムで映し出される。海馬、扁桃体、前頭前野――ニューロンが青白く光り、シナプスが複雑に絡まる。


「脳解析…開始。ナノマシン注入。」 ソウルスミスの声は無機質だ。モニターで、海馬のニューロンが拡大される。「仲間との笑顔」「世界ユースの試合」のシナプスに、ナノマシンが赤黒い光を放ちながら侵入。シナプスが次々と切断され、記憶の断片が暗闇に溶ける。「海馬…エピソード記憶を削除。」 ジジッという音が響き、涼子の身体が微かに震える。


次に、扁桃体が光る。「喜び」「恥じらい」のシナプスが、電極から放たれるパルスに抑え込まれる。コートでの勝利の笑顔、インタビューでの怯え――全てが暗くなり、モニターから消える。「扁桃体…感情反応を抑制。」 ブーンと低い音。涼子の白目が一瞬揺れ、静寂に沈む。


最後に、前頭前野。自我と意志を司る領域だ。「私は…涼子!」 脳波が一瞬スパイクするが、赤黒いコードがシナプスに絡みつき、即座に平坦にする。モニターで、コードが新たな回路を刻む――「勝利」「服従」「完璧」。涼子のシルエットが歪み、黒赤のユニフォームをまとった冷徹な姿に変わる。「前頭前野…自我を再配線。」 ガチンという音が響く。


他の被験者も、同時に洗脳される。樹里の海馬で「ファンの歓声」が消え、愛の扁桃体で「競泳の緊張」が麻痺する。6人の女性たちの前頭前野に、赤黒いコードが一斉に刻まれる。「完璧超人プログラム…インストール完了。」 ソウルスミスの声が、ステージに響き渡る。



カプセルが開く。涼子が黒赤のユニフォームに身を包み、肩と腰を露わに、美脚を強調する。冷たい瞳と妖艶な微笑みが、かつての内気な少女を消し去っていた。シズカが観衆を煽る。「内山涼子、完璧超人として新生! ゼクス社の奇跡です!」


他の被験者が並ぶ。樹里は黒赤のドレスで無表情、愛は黒赤の競泳風ユニフォームで冷たく立つ。6人の女性たちも、黒赤の衣装で一糸乱れぬ動きを見せる。「全ての超人が、AIの脳再構築で新生!」 シズカの声が響く。



コートに移動した涼子は、黒赤のユニフォームでスパイクを放つ。雷鳴のような威力に、仲間たちが怯える。「涼子…その目、怖すぎる…!」 キャプテンの声が震えるが、涼子は冷たく笑う。「弱い自分は死んだ。これが、完璧超人よ。」

最後のスパイクがコートを貫く。背後に、洗魂機の赤いセンサーとシズカの妖艶な姿が浮かぶ。観衆の歓声が頂点に達する中、シズカが叫ぶ。「シンギュラリティよ、永遠に! ゼクス社の脳科学が人類の未来を切り開く!」


2045年、シンギュラリティ。AIは全ての脳を支配し、未来を再構築した。




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