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なお2
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彼女との喧嘩は命がけ

俺の名前は堀木佑大(ほりきゆうだい)。 東京都内に住む大学3年生だ。 俺は今、彼女と同棲をしている。 彼女の名前は芽衣(めい)。 大学のサークルで出会った1個下の後輩で、顔も結構可愛い方だと思う。 有名人でいうと、中条あやみに似ている。 寝起きでむくんだ中条あやみといった感じだ。 今日は土曜日で、朝から彼女と出かける予定だった。 だが出不精な俺は、出かけるのがあまり好きではない。 ということもあって、ルンルンで出かける支度をしている彼女を脇目に、ずっとスマホをいじっていた。 彼女にそそのかされても、生返事ばかりだ。 しまいには、「今日はうちでゴロゴロしない?」などと、舐めたことを言ってしまった。 それが、彼女の堪忍袋の緒を切ってしまったらしい。 こう聞くと、大学生カップルのただの喧嘩に聞こえるだろう。 だがこの喧嘩は、俺が人生で初めて命の危機を感じる事態になってしまった。 それはなぜか? 理由は彼女の体格に隠されている。 というのも、彼女はオランダ人と日本人のハーフで、身長がめちゃめちゃ高い。 ちゃんとした数字は分からないが、前聞いたときは身長230cmあるかないかと言っていた。 だが正直、逆サバを読んでいるのではないかと疑っている。 実際、彼女の頭は、250cmの俺のアパートの天井にも届きそうな勢いだ。 だから、240cm前後というのが本当の身長だと思われる。 まあ、前測ったときからさらに身長が伸びたというのもあり得る話だ。 これだけ身長がデカいと、体重も言わずもがなだ。 実際の体重を聞いたら、文字通り殺されてしまいかねないが、おそらく200kgは優に超えていると思う。 なぜそれを知っているかというと、大学の健康診断の結果をチラッと見たからだ。 俺たちは同じ大学に通っているし同じ住所で登録しているから、同じタイミングで健康診断の結果が郵送されてくる。 それを勝手に見ることはできないが、彼女がそれを読んでいるのを盗み見た時に、身長の欄も体重の欄も先頭の数字が2だったのだ。 身長は200cm越えなのは周知の事実だが、体重も200kgを超えているということだろう。 本当にとんでもない体格だ。 だが、別に太っているわけではない。 少しふっくらした女性らしいスタイルだ。 しかし、身長がこれだけあると、それだけ体重が増加してしまうものらしい。 これだけの体格を持っていれば、彼女なりに苦労することはたくさんあっただろう。 だが、俺は別に彼女の体格のことをなんとも思っていなかった。 別に背が高い女性が好きとかそういう訳ではないが、顔や雰囲気がタイプだったから付き合った。 それだけのことだった。 しかし、今回の一件で彼女への気持ちが完全に一変してしまったのであった。 ----- ルンルンの彼女に、「今日はうちでゴロゴロしない?」と声を掛けたそのとき、彼女は手に持っていた化粧品をコトッと机に置いた。 そして一呼吸してこう切り出した。 芽衣「なんでそんなこと言うの?」 俺「だって面倒くさいじゃん。」 芽衣「うちが今日のお出かけ、楽しみにしてたの知ってるよね?」 俺「まあ、そうだけど。」 俺は、険悪な雰囲気が嫌で、適当に流していた。 だがそれが、火に油を注いでしまったらしい。 彼女は、急に立ち上がった。 240cmの巨体が立ち上がるととんでもなく迫力がある。 彼女の頭が一気に天井付近まで持ち上がった。 芽衣「佑大(俺の名前)っていつもそうだよね!うちの気持ちを全然わかってくれないよね!」 ヒステリック気味になってきた彼女に、俺はさらに嫌気が差していた。 俺「そうやね。芽衣みたいな大女の気持ちは分からないかもね。」 芽衣「は?今何て言った?」 俺「えっ?大女。だって芽衣がデカいのは事実じゃん。」 それが、俺が彼女に反抗した最後の言葉であった。 彼女は俺の方にゆっくり近づき、ソファー座ってスマホを見ていた俺の目の前に仁王立ちになった。 この体勢で彼女を見上げると、目の前に壁がそびえ立っているみたいだ。 目の前には、彼女のショートパンツから伸びる色白ですべすべな脚が見える。 信じられないほど長い上、この距離から見ると相当な太さがある。 ふくらはぎの太さでさえ、俺の太ももより余裕で太そうだ。 俺も元ラグビー部だから、太ももの太さには自信があったのだが。。 何をしてくるのかと困惑する俺を尻目に、彼女は片脚を持ち上げ始めた。 そして、彼女は急に足の裏を俺の顔に近づけてきた。 俺「うわ、、!?」 俺は声にならない驚きの声を出してしまった。 無理もない。 彼女の足裏が想像を絶する大きさだったからだ。 俺の顔から20cmくらいの位置に置かれた彼女の足裏は、俺の頭のてっぺんから胸、いやみぞおちあたりまでを覆っている。 実寸で45cm以上あってもおかしくない。 足の幅も、俺の顔の幅より余裕で広い。 ちょっとした抱き枕みたいなサイズ感だ。 そんなものに視界を覆いつくされたら、驚かないわけがない。 加えて、その足裏の重厚感が半端ではない。 そのサイズを持ってして、女性らしいむっちりとした肉厚な足だ。 そのことが、この上ない重厚感を醸し出していた。 芽衣「これでも、うちのこと大女なんてバカにできる?」 俺「え、えっ?」 芽衣「うちがその気になったら、佑大の頭なんて一瞬で踏みつぶせちゃうんだよ。それでも、うちのことバカにできるかってこと!」 俺「い、いや。。」 確かに、彼女はこの大きな足だけでなく200kg越えの体重も持っているのだ。 彼女がその気になって今足を踏み下ろせば、俺の頭蓋骨なんて一瞬でペチャンコになってしまうだろう。 そう考えると、恐怖でしかない。 俺は、完全にひるんでしまった。 俺がドギマギしていると、彼女はもっと足裏を俺の顔に近づけてきた。 文字通り目の前、顏から5cmくらいの距離だ。 ここまで来ると、足裏の肌のきめ細かさまでよく見える。 赤ちゃんの足裏のように赤らんでしっとりとした肌だ。 それが広大な足裏一面に広がっているのだ。 そして、俺の額に彼女の足指が当たる感触を感じる。 外反母趾気味のその足指は、これまた信じられないくらい太くて長い。 俺の手の指より長いくらいだ。 芽衣「お出かけ行く?行かない?答えてよ。」 こんな状態でそう聞かれたら、普通は「行く」と答えるほかないだろう。 完全に彼女優位の状態で交渉するのが、彼女のやり方らしい。 だが、俺はそれに対する反抗心のようなものが生まれてきて、声を絞り出しながら答えた。 俺「い、いや。。面倒くさい。。」 芽衣「ふーん、じゃあこれでも行かないの?」 いやに冷静な口調でそう言った彼女は、足を俺の目の前から下ろした。 俺がひとまずホッと安堵していると、再度その足が高いところに上っていくのが見えた。 そして次の瞬間、、 俺「うげぇ!!」 俺は、つぶれたカエルみたいな声を出してしまった。 なぜなら、高く持ち上がった彼女の巨大な足が、俺の腹めがけて思いっきり落ちてきたのだ。 皆さんも、実寸45cm越えの肉厚な素足が腹に落ちてきたら、、と想像して欲しい。 それはもはや、事故と言えるかもしれない。 俺はあまりの痛さと苦しさに、ほぼ気絶してしまった。 もしかしたら、泡を吹いていたかもしれない。 彼女は、そんな俺の脇の下に手を入れ、子どもを高い高いするかのように軽々と持ち上げた。 そして、俺は彼女の胸にギュッと抱きかかえられた。 芽衣「かわいい、佑大♡」 彼女はいつになく優しい声を俺にかけるのだった。。。 ----- 俺は、彼女の片足によって完全に制圧されてしまった。 彼女と俺の力の差をまざまざと見せつけられた瞬間だった。 なんなら、同じ人間とは思えないほどの力の差なのだ。 もちろんあの時、俺も立ち上がっていれば、戦局は変わっていたかもしれないと思うことがある。 だが、どう考えても彼女に力で勝つ想像ができない。 むしろ立ち上がってがっぷり四つで戦っていたら、文字通りあの世に行っていたかもしれないと思うくらいだ。 その時から、俺たちの関係は完全に変わってしまった。 だが、今になって、こっちの方が幸せかもしれないと思う次第だ。。。 (完)


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