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【日記※閲覧注意】2020年6月12日「脳が焼かれる」





昨日ね、丸一日作業しませんでした。

できなかった。

 

なんでかというと、とある漫画を読んでたから。

おそらく読んだことがない人も一度はタイトルを耳にしたことがあるのでは。

 

【胎界主】という漫画です。

❏作者様HP

 

この漫画は、もうかれこれ5年以上前。

へたすると10…はいかないかな。

 

そのくらい前に読んで、更新を待ってる間に存在を一度忘れておりました。

それで昨日、たまたまツイッターで話題をみて、なんとなく読み始めると…気がつけば日をまたいでいたという…。

 

ロックヘイム編の終わりまで全部読んだ。

細かい短編などはまだ読んでないものもあるけど…。

現在は第三部を執筆中のよう。

 

内容についてはあんまり語らないでおこう。

 

…。

にしてもね。

 

読んでいて、「あっ、これは危険なやつだ」と思った。

 

あまりにもおもしろい作品というのは、脳を焼く。

 

「俺もこんな感じの作品を生み出したい」とか、「この部分はどうにかアレンジして使いたい」とか、人によっていろいろあると思うけど、この【胎界主】という漫画はそれがあまりにも広大で、巨大で、もうなにがなにやら…。

 

影響を受けすぎてしまう危険性があるし、逆に影響を受けないように気をつけようとして自由な創作ができなくなってしまう危険性を持った作品だなと感じた。

 

かといって、これだけの世界観を真似できるかと言うと出来ないと思う。

 

そもそもこの作品を作るには、ただ才能があるというだけでは不可能。

その才能を引き出す、単純な知識量や経験。

おそらくこの作者さんはめちゃくちゃインプットが多いのだと思う。

さらに、一度小説クラスの原型を書いてから、漫画に落とし込むということをしないと数々の伏線が回収できないはず…。

おそろしく手間がかかっていると思う。

 

 

創作にはインプットが絶対に必要不可欠である。

作品を作るだけのアウトプットのみだと、いつかはネタ切れになると思う。

 

アニメでも映画でも漫画でも、ゲームでもスポーツでも、旅行でも学校生活でも、なんでもいいからなにかを「経験」するということがクリエイターには必要なのだ。

 

どこか検索すればに似たようなことを書いてる記事がたくさんあると思うけど、何かを生み出すというのは「既存のなにか」と「既存のなにか」を組み合わせた上で「自分なりに味付けをする」ということだと考えている。

 

「味付け」が薄すぎるとただの「パクリ」になるし、逆に「味付け」をうまいこと薄くしまくっておもしろくすると「オマージュ」になる…。

ちょっと違うかもしれないとは思うけど、だいたいこんな感じ。

 

 

俺の【無条明音】というキャラクターも、「三白眼」+「ボサ髪」+「太眉」+「ぺったんこ」+「自慰」とかのよく見る”記号”を組み合わせて、自分なりに名前だったり性格だったり服装だったりと、いろいろと味付けをして作っている。

 

その各”記号”の部分を「意識して取り込む場合」と「無意識に取り込む場合」があると思っていて…。

俺がよく言われて「あぁん!?」となるのが、「あおたこさんの絵が押切蓮介先生っぽくて好きです!」という言葉だ。

 

断っておくけど、俺は押切蓮介先生の作品が大好きだし、漫画もいっぱい持ってる。

ただ、「~に似てる」はクリエイターに対して使うと、ほぼ100%イラッとされると思っていい。

「ありがとうございます!」と返信した人がいた場合、タテマエとしては喜んでいるようにみせていて、ホンネでははらわたが煮えくり返っていると俺は予想します。

 

ただ、何度も似てると言われるということは、やっぱり似てるんだろうなと思う。

つまり「無意識に取り込む場合」ということだ。

それは認めねばならん。

 

漫画でも、「あ、この人はこの先生のアシやってたんだろうな」と思うことがあるように、やっぱりどこか絵柄が似るという現象はある。

 

おそらく俺も、絵を描き始めた初期に「ゆうやみ特攻隊」の「花岡弥依」というキャラクターを連続で描いたことで、自分でも知らず知らずのうちに絵のクセのようなものが染み付いてしまい、結果似てしまったのだと思う。

 

なので、今後「こいつの絵って押切蓮介のパクリなんだぜ!」という誹謗中傷を受ける…というかもう既に受けているかもしれないけど、そういうのは全シカトするぜ。

 

押切蓮介先生ではなくて、名前だせないけどわりと仲のいい(と俺は思っている)方から「あおたこさんの絵ってXXさんと似てるね!」と、悪意ゼロでそのXXさんにも@をつけてリプされた時は「おいおいおい…。それ、相手にも俺にもキツイぜよ…」と、さすがに肝が冷えた経験がありやす。

 

作者に直接「~に似てる」という人は、悪意ゼロの場合がほとんどだと思う。

相手を褒めるとした場合、なにかに例えたほうがカンタンでわかりやすい表現だからだ。

 

でも、クリエイター側からすると、「似てる=オリジナリティの欠如」という捉え方をしてしまうんじゃないだろうか。

だから気分が良くない。

 

 

ん~。

ちょっと脱線してきた。

なにが言いたいかというとですね。

何かを作るにはインプットが必要だけど、たまにそのインプットの影響力が強すぎる作品があって、その一つが【胎界主】なんだということです。

 

【胎界主】自体もいろんな神話だとかの記号をモチーフにしたり、天使だの悪魔だとの名前はそのまま使ってる。

だけど、なんだろう、それを理解した上でなおオリジナリティを感じると言うか、個性が強すぎるという感じ。

 

絵柄もそうだけど、キャラクターのたち方というか、魔法のあり方だとか、いろんなものがただただ「すげえな」という感想で満たされていくというか。

 

「これはどう考えても、影響を受ける。受けてしまう…!」という危機感を覚えたのでした。

 

 

いや~でも面白かった!

好きなキャラはたくさんいるけど、やっぱね~、俺はデカトンが好きかな!

なんかあのキャラずるくない?可愛すぎるんですけど…。

どんどん好感度上がっていく感じが…。

【胎界主】読んでる人は、おそらくほとんどデカトン好きなんじゃないかしら。

 

話でいうと、生体金庫戦はもう、本当にすごい。

あの迫力と絶望感。

 

生体金庫戦の参戦者って、デカトンを含めてほぼ100%が無力な人間にとってクソ野郎どもの集まりなんだけど、読んでるとそんな奴らでもちょっと同情というか、頑張れ!ってなってしまうという。

なんか感情が右往左往してた。

 

バトルがものすごく面白いんだよ…。

ランクがケタ違いの相手に勝ったり、逃げおおせたりする理由も、運や流れとかいったものをちゃんと結びつけてる感じがする。

 

バトル以外だと、カッケンとレックスのくだりが好き。

 

 

ただ、面白い面白い言ってるけど内容を全部理解したわけじゃないからね!

今回はロックヘイム編から読み始めたし、何周かした上で考察読まないとよくわかんない!

 

たぶん、俺はあんまり学がないのでこういう作品は作ることができないんだろうなと思う。

そういう”格”の違いを見せつけられたという意味でも、危険な作品だった。

 

勝つとか負けるとか、そういうことじゃないのかもしれない。

同じ土俵でものを考えるということ自体がズレてるのかも。

 

でもなぜか、「俺もやってやるぞ!」という気にはさせられた。

 

 

 


_人人人人人人_      /  /ヽー、_

> ウォオオォォ…!! <   /(:3」 /  眠  /

 ̄Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ /___ /___/

 

 

おわり

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