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あんどん丸
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(R-18小説)親方と俺が崖っぷちで連れションする話(10)

 親方が目を閉じているのをいいことに、俺は親方の表情を盗み見る。筋肉の緊張と深い皺が、 仁王像のような憤怒の仮面を作り上げている。しかし、親方が癖で時折、タコのように唇をすぼめると、その仮面の下からは、ひょっとこの面のような愛嬌たっぷりの素顔がのぞく。

 はあっ、はあっ、ふうぅ、ううっ、おおっ…

 親方は喘ぎ声を漏らしながら、マラを扱き上げていく。毛のびっしり生えたごつい指は、見た目とは裏腹な繊細な動きを見せる。

 俺の脳裏にふと、今はおのれの性器の悦楽のツボを的確に刺激する親方の指が、生白い女の肌を這う場面が浮かんだ。嫉妬の感情が、炎のように燃え上がる。その狂おしい感情は、しかし、ますます俺を興奮させる燃料となった。


 俺と親方は、互いに競い合うように、絶頂に向けて登りつめていく。


 けれど、ただ互いの我を張っているだけじゃなかった。同じタイミングで精を放つには、互いの荒々しい息遣いを感じ取り、歩調を合わせていく必要もある。常に俺の一歩先を行く親方の呼気を追いかけるうちに、俺と親方の間には、不思議な感情が醸し出されていく。言葉にするのが難しいが、言ってみれば、少年マンガなんかによくある「最強の敵と書いて友と読む」ってやつだ。


 「おいっ、そろそろいくぞ! いいか!!」

 親方は、どっしりと深く腰を落としながら、現場でいつもするように、荒々しく掛け声をかけた。その声は、いつも俺の気をパンと引き締める力を秘めている。


 「ういーーーっす!!」 


 俺は、親方に倣うように深く腰を落とし、全身の筋肉に力を入れる。


 次の瞬間、俺と親方の鈴口から、ほぼ同時に白濁する液体がものすごい勢いで噴出した。俺の目には、粘性を帯びて飛び散る液体の複雑な軌跡がありありと見えた。流星のように尾を引きながら虚空へと疾走する粘液から、いくつもの白い粒が分裂し、太陽の光を浴びて真珠のようにきらめいた。


 二人の精液の軌道は入り混じり、谷底へと落ちていった。どちらが遠くまで飛んだか、はっきりとは分からなかった。


 放精の波は数回に分けて押し寄せ、そのたびに、親方は「うぐっ…ふぐっ…」と、声にならない声をあげた。


 「…どっちが飛んだか分かんねえなァ…」


 精液の放出がおさまった後、親方はハァハァと粗い息を吐きながらつぶやいた。


 「そっすね…」


 俺も、親方と同じようにハァハァと粗い息を吐きながら答えた。

(R-18小説)親方と俺が崖っぷちで連れションする話(10)

Comments

Hayatoさん、コメントありがとうございます。 親方のはたぶんむわっと天然の香りがするはずですよ!

あんどん丸

親方のしゃぶりたい!


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