「はあ・・・」
巨人はため息をつき、うなだれた。
巨人はフリチンだ。うなだれると、嫌でも股間のモノが目に入る。
(※ラフ画です。時間がある時に完成版つくります)
おのれのふがいなさ、みじめな境遇とは裏腹に、股間の陽物は、どっしりと鎮座している。巨大な両のふぐりはふてぶてしく垂れ下がり、その上に太く短い筒がだらりと載っかっている。半剥けではあるが、堂々とした陰茎だった。黒々した陰毛の茂み、日焼けした肌よりもさらに黒ずんだ陽物の色合いが、爛熟した雄の逞しさを感じさせた。
(・・・へへっ、おら、こいつを見てると元気が出るだよ)
たわわに実った股間の果実を凝視するうちに、巨人のしょぼけた顔が明るさを取り戻していく。
(おら、センズリのほか、なんにもできねえけんど、立派な珍宝ぶらさげた男だぞ・・・)
巨人は関節にまで毛の生えたごつい指で、半剥けの包皮をくるり剥いた。赤黒く、でっぷりした亀頭が剥き出しになる。
(へへ、こいつもお日さまに当ててやんねえとな)
包皮を剥いてしばらくすると、巨人の亀頭はまた皮をかぶってしまう。昔はそんなことでからかう者もいなかったが、最近になって、街の市民にはそれを揶揄する者もいた。拡声器から「チンボさらすならちゃんと皮ぐらい剥いとけっ、この皮かむり野郎」と罵倒する中年男の声に、巨人の心は傷ついたのだった。
(・・・馬鹿にされねえように、しっかり剥き癖つけるようにしねえと・・・)
巨人は、戻った皮を再び剥き、慎重に亀頭のへりにひっかけた。何度か形を整えるうちに、巨人の竿はゆっくりと膨らみはじめた。
(ああ・・・なんだかおら、ムズムズしてきたべ・・・)
おのれのたくましい股間を見たり、触ったりしていると、巨人はなぜだか、体の奥がムズムズしてくるのだった。
(・・・里のモンには、昼間っから珍宝を弄るなと言われてるけんども、ちょっとだけ、ちょっとだけ・・・)
巨人は指で竿を弄び始めた。ゆっくり皮をかぶせたり、戻したりするうちに、竿はみるみる膨らんでいく。剥き出しになった亀頭を指でそっとこすると、えも言われぬ心地がする。
(きもちええ・・・きもちええだよ・・・)
こうなると、巨人はもう自分を止められない。
(ちょっとだけ・・・10回だけ擦ったら、終わりだべ)
巨人は掌を唾で濡らし、今や完全におっ勃った竿をゆるゆるとしごきはじめる。唾のぬるぬるした感触が、巨人の欲望の炎を煽っていく。
(ああ・・・唾でぬらぬらした魔羅ぁ・・・いやらしいべ・・・)
今や、巨人の心は完全に快感にとわられていた。心に決めた10回を擦り終わっても、巨人の手は止まらなかった。
(いい・・・いいだよ・・・)
巨大な指が、快感のツボを的確に探り当てる。魔羅をひとこすりするたび、巨人の心からは理性が消えていく。
(・・・ふぐりも気持ちええだよ・・・)
右手で竿をしごきながら、左手で陰嚢を揉みしだく。
(ああ・・・たまんねえだ・・・たまんねえよだよぉ・・・)
巨人はあぐらをかいたまま、荒々しい息を吐き、猛然と雄のセンズリに励み続けるのだった。
(続く)