皆様ごきげんよう。毎度おなじみ、あんどん丸でございます。
前回の黒歴史編(1)では、恥ずかしい昔の絵をご覧いただきました。今回は、それに負けずとも劣らぬ恥ずかしい小説のお話でございます。
御託を並べる前に、まずはまんがをご覧ください。
…いかがでしょうか?
ここでは描いてませんが、絵はさすがに才能ねーな、と見切りをつけたオイラ。しかし、クリエイティブな仕事への憧れ(笑)は捨てきれず、次に目をつけたのが小説。しかも、思春期の自意識過剰男子が一度は必ず書こうとするといわれるSF小説です。
・・・このあたりの安易さは昔から変わっていませんね。
作中で描いたのはちょっと内容を整理してまして、実際はもっと支離滅裂でむちゃくちゃな内容だったような気がします。気がします、というのは、細かい話をよく覚えてないんですよ。400字詰め原稿用紙で100枚ほどの作品だったんですが、細かい筋はおろか、キャラの名前、タイトルすら覚えていないんです。そんなことってあると思います? でも、事実なんです。人間の脳って不思議ですね(って、一般論でごまかすなぁ〜っ!!)。
ちょっと解説しておきますと、この小説を書いたのは80年代後半。このころ、サイバーパンクSFが流行しておりまして、オイラもウィリアム・ギブスンとか背伸びして読み、分かったつもりになってましたが今考えるとほとんど消化できてませんでした。そんなオイラが書いた「サイバーパンク」小説はというと、サイバーパンクよりも一昔前、70年代の漫画「地球へ・・・」や「アンドロメダ・ストーリーズ」、さらにその前の手塚治虫の「火の鳥・未来編」を彷彿とさせるものに・・・。何を書いても(描いても)なんだか古臭いものになってしまうというのは、その当時から変わらない芸風なのかもしれません。
ちなみに映画「マトリックス」にも似た設定が見られますが、マトリックスが出たのは、はオイラが大学生になってから。あれも結局最後、主人公が人工知能と対決しますが、それを考えるとこの話、実はそんなに古臭くもなかったのかなァ、なんて思ったり・・・(錯覚)。
※言うまでもなく、マトリックスは設定やコンセプトは意外とクラシカルなのですが、古典的な骨格を卓抜な肉付けによって一流のエンターテインメントに仕立て上げているのがすばらしいのです。
でもねえ、これ、本当にむちゃくちゃな感じだったんですよ。設定は既存の作品の要素の継ぎ接ぎ、キャラは薄っぺらいし、ストーリーは混乱してるし。映画版の「耳をすませば」で、主人公の雫が自作の小説を評して「私、書いてみて分かったんです。書きたいだけじゃダメなんだってこと。…書きたいことがまとまってません。後半なんかメチャクチャ、自分で分かってるんです」と言及するシーンがありますが、あれ、すごくよく分かります。小説のこともよく分かってなかったし、だからといって地道に勉強しようという姿勢もあまりなかったと思います。そんな態度で、ちゃんとした小説なんて書けるわけないですよね。
あと、生きている貝殻状都市(苦笑)を舞台にしたファンタジーっぽい小説にもトライしたのですが、これは設定ノートだけで終わるという、これまたありがちな結果に終わりました(笑)。何せ、世界観を考えたはいいものの、肝心のキャラもストーリーもまったく、なーんも思いつかない。オイラ、もしストーリーづくりの能力があるとしたら、ご承知の通りコメディーやギャグの方面なんですけど、思春期の頃はコメディーやギャグを劣ったものと考えていてたんですよね。まさに傲慢の罪・・・。ちなみに「バクマン。」でアシスタントの森屋秀一が生きている都市を舞台にした自作漫画を自信満々で編集者に見せるも、秒速で批判されるというエピソードがありましたが、ああ、頭でっかちな人間はああいう話を思いついてしまうものなんだと妙に納得しました。
で、この自称サイバーパンク小説がどうなったかというと…。続きは【黒歴史編】(3)でお話しましょう。
それではチャオね!
あんどん丸
2022-07-23 09:17:47 +0000 UTCあんどん丸
2022-07-23 06:38:22 +0000 UTCごわんど
2022-07-23 05:43:08 +0000 UTC