「ふ、フリチンって・・・マジすか?」
俺はドギマギしながら答える。
どうでもいいが、フリチンとフルチン、人によって言い方が違ったりするが、どっちが正しいんだろう。そもそもフリチンってどういう意味だ? チンはまあチン◯だろうな。じゃ、チン◯丸出しでぶるんぶるん振るからフリチンなのか? だとするとフリでもフルでもどっちでもいいのか。いや、フルってのは「フルヌード」の略っぽい気もするな。「フルヌードでチン◯丸出し、おっぴろげ」。うん、こっちもエロいぞ。・・・
俺は、ドギマギしながらも頭の中でこんな思考を繰り広げていた。おまけに、「フリチン!フリチン!男のフリチン!」などと叫びながら、腰を振ってチン◯をぶるんぶるんと振る織田先生の姿を浮かんできた。って、なんで俺、こんなこと考えてんだ!
「オイ、上杉!武田!! 廻し外せっつってんのが聞こえねえのか!!」
俺の妄想をかき消すように織田先生の怒声が響く。ひえっ、こんな時、先生は本当におっかねえんだ。
「う、うっす!」
俺と武田は同時に答える。
こりゃ、おとなしく言うことを聞くしかねえな・・・。俺と武田は、躊躇しつつも、汗と土俵の土が染み込んだ廻しを外し始めた。
「おら、モタモタすんな!」
「うっす!!」
勢いよく返事は返したものの、廻しを外す手付きはモタモタして進まない。武田をチラリと横目で見ると、ヤツの廻しを外す手付きもぎこちない。まるで、入部したての新入部員のようだ。
はっきりいって、これはカッコ悪い。
俺も男だ。相撲部だ。人前でチン◯を晒すぐらいのことは、慣れっこだ。それを恥ずかしがってりゃ、相撲部員なんてやってられねえ。
しかし、今回は一つ問題がある。きつく締め付けられた廻しの中で、俺のチン◯が膨らみ始めているのだ。さすがに、俺も勃起したモノを人前にさらす度胸はない。しかもその相手が、先生とライバルとくりゃあ、なおさらだ。
(くそ、このバカムスコ、鎮まれ!)
俺は目をぎゅっと閉じ、祈るように念じる。ちなみに、チン◯のことをムスコと呼ぶのは、先生の影響だ。
しかし、健全な男子の悲しさ。おさめようとすればするほど、海綿体に血液が流れ込んでいく。
今や、俺のムスコはビンビンにおっ勃っている。ど、どうすりゃいいんだ!?
(続く)
シガラキ
2022-11-01 01:49:42 +0000 UTCあんどん丸
2022-10-31 14:52:57 +0000 UTCシガラキ
2022-10-26 15:35:01 +0000 UTC