二人のアオイ 機械同士の性行為 4
Added 2019-07-30 14:07:19 +0000 UTC「がぴっ!? ここ後頭部頭部頭部が損傷。損傷。こここれはなになんですが何かおききききてて? 頭の中に中に中ににににに、ぴいっ!?」 毛髪が植え付けられた人工頭皮の下から、手の形と変形したハッチの形を浮き上がらせながら、さらに強引に解放命令を発信せずにこじ開けていく。 過度な熱によって柔らかくなり始めた皮膚はさらに形を変え、下から裂け始めた。 美しい黒髪の下から、歪んだ金属の頭蓋が露わになる。 「何何かがががか、碧碧碧? 熱いです熱が、あああっ! 変ね変ねねねね、こここんなに頭の中が後頭部がきもちいいきもちいいきもちいい!?」 べろんと垂れ下がった頭皮と黒髪。力技で空気に晒された電子頭脳からは煙が上がっており、もう少し手を加えてしまえばいつでと壊れてしまうであろう危険な状態となっていた。 それは同時に、エラーや損傷が全て性感へと変換される彼女達にとっては極上の快楽を得られる状態。 頭皮を突き破り、再び姿を表した手で葵の電子頭脳を撫でると、碧は首筋から後頭部までの、右腕の上に覆われている人工皮膚を強引に破り剥がした。 「あああっ!! 皮膜がややや破れ破れててて、私は私私私私に異物が異物恐れれれれれれ」 自由となった碧の右腕。皮膜を破られた葵の首筋から後頭部は、表面の肉感的な様相とは正反対の、内部機構や金属部品の集合体が白日の下に晒された。 人の見た目を作り出しつつ内部音を遮る皮が剥がされ、本体の機能がダメージを受けている影響によって、動作する度に機械音が声を上げるように鳴らされる。 「あはは、ああああ葵葵葵、葵……とっても機構を触るが熱くて、すべすべしてかわいい……こんなににに、こんなに人間じじじじゃない。こことか……あああっ!!」 金属部品の隙間や配線の接続部を指でなぞっては、愛撫するように優しく触れる。 指の人工皮膚越しに、人間の体温を遥かに超えた熱さを体感する。 そして、再び右手が後頭部まで移り、露わになった電子頭脳を人差し指で触ると、じゅっと皮膚が焼ける音が鳴った。 その瞬間に、指先から全身に快感がほとばしり、触れた指先は焼け溶けた。 「私の指がとと溶けるくらい、に、気持ちいいのね? 葵、とととても快楽信号を熱くきき綺麗でオーバーヒートよ?」 血も流れず痛がりもしない非人間的な溶けた指を見つめ、口に含んで舐めとり、どこか狂った恍惚な表情を浮かべる碧。 オリジナルが次々と、人間でない機械人形の姿を晒していくことが魅力的でたまらない。 葵の発熱に連動するかのように自身の筐体温度もどんどん上昇させ、二体の体液タンク間を行き交う人工体液が、人間が吐き出す量を超えて膣から流れ出す、 「もう一度質問します、する、を実行するわ? 葵は人間? そそそれとも、とも、人間? それともロボット? 回答を要ききき求するわ」 「はい、はい、かかか回答回答する回答するをししししましましま、ぴっ!? わかったわ? 私私は葵は葵葵はにに人間よ? 人間だからにに人間とせせ設定、私はそそ素体は人間ですでしただったわ? いいえ、私は人間人間人間??? 人間だかららら……」 恍惚に満ち溢れていながらもどこか不自然な、幸せそうな笑顔をぴくぴくと浮かべながら、両腕の断面の駆動音を激しくさせ、がたがたと全身を震わせる葵。 電子頭脳からの機械音は止まらず、両足は悩ましそうに人工愛液を纏いながら擦らせては、時折びくっと爪先をぴんっと張る。 人間だった彼女に課せられた人間だという設定。自分が人間だと言う程に、人間であろうとする程に機械的な不自然さを強調させる。決められた設定通りにしか動くことのできない元人間のロボット。 互いに興奮によって隆起した乳首を擦り合わせながら、劣情の赴くままに身体を重ねる碧。 もっとオリジナルの淫らに壊れる姿を楽しみたいと、再び両手でこめかみを挟み頭部を半回転させ、露出した後頭部を目の前に持ってきた。 歪んだ外殻とその奥に収められた、煙を上げつつショートしている電子頭脳が、葵の今感じている洪水のような快感を表している。 「ふふ、損傷損傷を確認。こんなななななに中枢をくく狂わせるわせるな電子頭脳ですが、とても快楽信号がととオーバーフローな状態ね? 私私私はまだせせ正常を保つ保つ保つだから、葵がとととてもうらやましい……」 葵が破損していく姿に嬉しそうな表情を浮かべながらも、自身の損傷具合を自覚していない碧。 目立った外傷こそないが、彼女の内部機構は人間が安易に触れられない程に熱されている。 時々がくんと痙攣して胸を震わせても、自身はその振動やエラーを快楽信号として処理するのみ、 快感に溺れながらもさらなる快楽を求める碧は、葵の目に指が入るような乱暴な形で掴みながら、人工唾液を纏わせた舌でぺろりと脳を舐めた。 「$29=*⬛!? じじ重大なえええらえらえらららrrrr……ききもちいい、きききもちいいいいい……しし至急すめんてななメンテナンスをを、葵葵は私私私は正常に快楽にに人間人間? とてもとてもももも、頭部はそはそはそ破損あああ愛して愛してるる碧碧碧、設定3957。あは、は、は、は」 舌を当てた瞬間、焼け付く音が一室に響き渡る。 同時に、より一層激しく全身をばたばたを暴れさせる葵。 誤作動と膨大なエラー、快楽信号による全身の反応が全て混ざり、子供に振られる操り人形のような動作で淫靡な感覚を処理する。 一方の碧の舌は、焼けるような熱さの電子頭脳に触れたことにより、人工唾液を流しながらも一瞬で蒸発。 樹脂で作られたピンク色の肉舌は焼け焦げ、内部機構が露出する程に溶かされてしまった。 微小な駆動音を鳴らして貪るように舐める碧。その火傷すらも、彼女達には官能的な刺激となる。 「舌部が焼けけけ、損傷しししましたしちゃったわ? 正常な動作にに動作支障を支障を支障を、問題ないわ? きたす恐れがこんなに焼けるの私私にににはには気持ちいい快楽が快楽がだもの??」 葵の電子頭脳にこびりつく肉色の樹脂。 碧は舌が焼けたとは思えない明瞭な発音で、意味不明な言動を発した。 そして、再び葵の頭部を180度回して元に戻し、ぽかんとだらしなく開かれた人工唾液垂れる唇に、強引に愛欲まみれのキスを重ねた。 同じ素材、同じ体液、同じ形、同じ色の口づけ。まるで生きているような肉色の舌に、機械を剥き出しにした偽物の舌が絡み合う。 「んん……あっ……きききすキスキスが行為として快楽ししし信号が発生……ん……ぅ…ぅ…ぅ…」 「38$?#?? きもちいい、私私私私私私ははは、設定0491を参しししし照……あっ、あっあっあっあっあっあっ」 口を重ねているという状態が無視された音声が、キスによって塞がった二人の口から絶え間なく流される。 人工唾液を舌で絡ませながらも、制御が狂った二人の口端から液が漏れ、とても近い距離の二人の顔は、表情の挙動が明らかに壊れてしまっている。 一切の瞬きもせず、造り物の瞳は小刻みに揺れ、快感以外の感情の無い人工涙液が誤作動によって流れ続ける。 「葵と、葵と葵とにに肉体的な行為をかかか交わす交わす、す、すなんて、感情値の反応。もっと何度も葵のボディにに対して対して、そそ損傷快楽行為しますししししたいを要求する実行行います行なななななうわ……あはっ、がっ……ふふ、ふふ……ぴっ」 碧がオリジナルと混ざりあった口を離すと、機械の舌から唾液の糸が引く。 かろうじて正常に稼働する部分を残していた碧の人格も、過剰な負荷により動作に無数の不具合が表れ、自分自身は正常だと思考していても、実態は快楽のために動作する機械人形も同然。 碧は、未だ互いのへそに繋がったままのノズルを強引に取り外す。 それぞれの付け根から人工体液が噴き出し、白い床がさらに汚れていく。 そして、ふらふらとよろけながら立ち上がり、ぐらぐらと据わらない首をなんとか正面に向けて葵を見下ろした。 「とてもきき綺麗可愛いととというという評価。性感性感性感性感。葵……ここ壊れ壊れることが私たち私達にはとても……ああっ……ん……それじゃあ、そそそろそろさささ最後最終工程にに入るしますプログラムを実行しますすることをするわ。さあ、立ってったってててて?」 床が擬似体液まみれになり、電子頭脳の損傷と不具合も重なって、なんとかバランスを取る碧。 既に事切れる寸前のような葵に対して、最後の工程に入る宣言をぶつけた。 葵は外部からもたらされた指示を、正常に動作しない脳でなんとか処理して立ち上がろうとするが、身体を左右にくねらせるだけで一向に起き上がる気配がない。 根元の接続部を露出した両肩の駆動音が激しくなっていることから、葵は両腕を使って立ち上がろうとしていることが察せられる。 「あら? 葵はりりり両腕部が無い無い無いことを認識してないのね、記憶データ参照。にに人間人間と思考していたのよね? どうしてししして、して立てないの葵?」 「おおかしいおかしい?? たたたて立てないわ? わ? わ? 右腕部かかからの信号信号がががが、信号応答なしなので、で、どうして? 原因不明。なんでたた立てないの立てない立てないです立てないわ??? 4829。原因不明」 人間設定を愚かなまでに従順にこなし、腕が外されているという簡単な答えにもたどり着けず、壊れた脳で必死に原因を究明しようとする葵。 じたばたと人間らしさのみ欠けた緩慢な動作を見せるが、彼女はそれを自覚できない。 そんな姿に碧はさらなる興奮を覚え、へそや股間から愛液を垂らしながら、きゅいきゅいと動く肩の接続部を掴んだ。 「こここんな簡単な理解簡単なことができません。感情値上昇。あんっ……あはは、しし仕方ないしょうがなななないわね? 立たせてあげるあげますを、します実行」 高温によって緩くなった皮膚が抉れる程の強さで両関節を握り、強引に葵の足を立たせた碧。 度重なる破損行為によって吐き出され、身体中にまとわりついた透明の液が、ぽたぽたと床にこぼれていく。 ちょっと手を離すと、葵は電子頭脳をショートさせながら首を90度曲げようとしたり、白目を剥いて口からノイズを吐き出したりと、そこには人間らしい姿は掻き消されてしまっていた。 姿勢制御そのものは働いているのか、白い柔肌を纏った脚はかたかた震えつつも、バランスを保とうと揺れ動いている。 「実行しますそれではしましょう。最後にに、とっても葵が気持ちいいです。す。を快楽行為、破損行為ををを行います行いましょ?? ふふ、ふふ、あはっ、あんっあんっ……、」 身体中から発される信号と設定された好意に従う機械人形の碧は、二本足で立つ葵の両足を軽く拡げる。 それに葵はぴくりとも抵抗する様子は無い。 「いい? 確認。絶たたたたた対にに、にに、倒れる転倒をしちゃ駄目よ? ずっとしし姿勢現在の姿勢姿勢姿勢を、保つのよ?」 「かか、かしこまりまま、了解、OK。ぴっ!? あ、あ、あ、あ、あ……きもちいい……」 駆動音を大きくして、壊れかけの脳で外部からの指示を理解し処理しながら受諾する葵。 これから彼女は、何が起ころうともその命令を実行して、倒れないようにするだろう。 「おおオリジなるは、すす素晴らしいわね? ちちちゃんとめめ命令をを理解理解ししています、います。それじじじじゃ、ここ壊しし壊してあげるわあげます……」 最後の準備が整ったと、碧は再び両肩を掴み、強引に後方へと背中を曲げていく。 体重が後ろ側にかかり、今にも倒れそうな程の傾いた姿勢になるが、葵の両脚は忠実に命令を実行して倒れないように耐えている。 その時間が続く度、女性器ユニットから興奮の潮を噴き出す。 葵の胴体の角度は90度を越え、全面に淫乱に蠢く女性器ユニットを強調するような形となる。 所謂コントーションと呼ばれる、非常に柔軟性の高い身体から繰り出されるポーズやその芸。それを碧は、強制的に彼女に行わせようとしていた。 女性器から溢れる膣液が股間を、脚を伝って床に流れる。葵の頭部が、徐々に拡げられた足へと近づいていく。 しかしそれは、人間の柔軟な肉体が為せる技。外部からの改良によってしか自分の身体を作り変えることができない機械人形には、対応していない動作となればそれは不可能。 事実この柔軟動作は、現在の葵の可動域を超えており、彼女の下半身の皮膚は伸び始め、内部ではみしみしと軋む音が聞こえてくる。 それに連動して、葵は快楽信号を激しく感じて痙攣する。 「可動域にに限界が限界がが、いい痛くないのの? 私人間人間人間人間、あっ、あっ、あんっ、あはっ……人工皮膚がが、関節部にに、ちち中止中止中止、何をしししているいるの?」 無理矢理身体を曲げられた程度では、今更彼女は痛がることはない。むしろスパークしている電子頭脳は、快楽信号に躍っていた。 ぎぎ……と金属の歪む音がさらに大きくなり、頭部が尻の下を通る。 大きく柔らかな胸部は床に擦れ、人工体液に塗れて肉感的な色気を帯びる。 人間的なすべすべとした美しい腹部の下から、無機質な悲鳴が鳴り続ける。 「ふふ、加圧しししますで内部機構がこ、こ、壊れていくいるわね? ただ破壊されるよりも、ゆっくりとしし痺れるようなような信号が伝わる伝わるでしょう?? あはっ……きもちよさそそそう……それじゃあ、最後に一気に破壊するしてあげる実行します」 葵の身体は可動域の限界を超えたことにより強い抵抗を起こすが、それ以上の力を加えて動かしていく碧。 鈍い金属音は耐えず、破損寸前であることを訴える。 そして、頭部が股の間を通り抜けようとしたタイミング。碧は思いっきり葵の胴体を引っ張った。 葵の身体は両脚の門を越え、女性器ユニットの真下へと通り抜けたが、同時に人工皮膚の下で乾いた破損音が断末魔のように鳴らされた。 「!!!!?? 腹部に38$*@に重大ナ重大な損ショう??? 破損しししてしたしたした、快楽信号ととトシテとしてて……おおお腹お腹カカカかか???」 滑らかで贅肉一つない美しい胴体の下から、痛々しい形に折れ曲がった部品の断面が突き出る。 皮膚の下から主張するもの、皮膚を突き破り、鋭利な断面を晒すもの。無数の彼女の身体を構成する部品が、内臓の如く曝け出された。 重大な破損に、葵は電脳をさらに熱くして全身を痙攣させる。 人工涙液をさらに流しながら、人格データを通して機械的な喘ぎ声を上げたその直後、彼女の電子頭脳にさらなる追い打ちが与えられた。 「⬛$?3(#⬛⬛!!? ⬛_*#9_⬛!! ⬛$*3(*##@⬛!!!??」 強度の限界を超えて壊れた部品が柔肌の下で暴れ、内部を破壊し快楽信号を爆発的に発信させる。 興奮の蜜が、噴水のように溢れ飛び出る。大量に散った膣液は、下半身の下で待ち受けていた葵の開放されている、水分が与えられてはいけない電子頭脳に降りかかった。 粘ついた水分が付着する度に蒸発するが、そのペースを越えて補充されたばかりの体液が頭蓋内を満たしていく。 かろうじて人の形を保っていた声は完全な電子音の悲鳴となり、陰部を協調したい奇妙な体制のままがたがたと全身を震わせる。 眼や鼻から膣液が漏れ出し、潰れた乳房から乳液が垂れ流しになり、びくんびくんと痙攣しつつも、現在の姿勢を保つという命令を実行する為に姿勢制御を行おうとする。 しかし、ガラクタ同然のレベルまで故障した脳にそれだけの異常を立て直すような処理能力は無く、葵は全身から液体を漏洩させながらばたんと倒れてしまった。 美しく可愛らしい顔立ちから見せていた魅力的な表情は完全に失われ、そこから出るはずのない愛液を流しながら、ぽかんと開き固まった口と瞬きもせず小刻みかつかくかくと緩慢に動く眼球を晒した。 「あはっ、とととてもすす素晴らしくきき綺麗に破損ししたわねしたわねねねね? そうな葵が可愛いかわいくて可愛い……質問、葵は、現在ああ葵葵はじじ状態を報告、してくくくくださいくださいしてみて?」 「⬛⬛#838?? ⬛⬛………………⬛3@&$…………」 かろうして碧の質問に応答しているようなノイズを鳴らすが、既にその内容を判別することはできない。電波の入らないラジオと同程度。 それでも快感そのものは感じているらしく、強調された肉壷は息をするように動き、今の様相には似つかわしくない生物的な淫猥さを引き出していた。 だがそれも長くは続かず、機械人形の動作は少しずつ小さくなっていき、ついにはその動きを完全に停止。 皮膚を破かれ外され、さらされた金属部から煙を噴き出し、葵は本物の人間の形をしたジャンクと化した。 「あーあ、止まままった停止を確認壊れたわね。言語を選択中。でも、こここれまで過去を参照。飛びっきり気持ちよさそうだったわわわわわね。うらやまししいしいしいしい……」 肉欲に塗れて機能を停止したオリジナルを羨ましく思い、クリトリスをぴくぴく動かしながら潮を吹く碧。 今回の稼働はこれで終了。あとは電源を切られてオーバーホールからの修復を行い元に戻るのみ。 碧に組み込まれた今回のスケジュールではそう書かれていた。だが、まだ終わったわけではなかった。