3年生の先輩達が卒業式を迎え、今度は自分達が部員をまとめる代へとかわる境目の春休み。
段々と陽射しも春らしさを感じるようになり、下旬頃には桜が開花し始めていた。
今日は午前中で練習が終わり、午後から自由。
部室でジャージに着替え、駐輪場へ行くと…
「遅いぞ~!レディを待たせるなんて信じられない!」
「え?どこにレディが…いてっ!?」
「ん~?何か言った~?」
「いえ…何でもございませんお嬢様……」
俺の自転車に腰をかけて待っていたのは、マネージャーの陽菜だった。去年の12月から付き合い始めて早3ヶ月。
今のところ大きな喧嘩もなく、どちらかと言えば気が強い彼女の尻に敷かれるような関係で円満に続いている。
綺麗なボブカットで笑顔が眩しい。
黙っていれば美人なのに……
「ん?何か言った?」
「言ってないって!!」
「そう?じゃあ早く鍵貸して?」
「え……?」
「え、じゃなくて自転車の鍵。私が乗るから、あんたは河川敷まで走りなよ♪」
「はぁぁっ!?何で!?」
「だって2人乗りは禁止だし、あんたサッカー部何だから走り込みは大切でしょ?」
「いや…それはそうなんだけど…はぁ…わかりましたよ…」
今日は陽菜と午後から河川敷でお花見をする約束だった。
お弁当は陽菜が手作りしてくれる予定で自転車の籠にお重の包みが見えるが…まさか自分だけ走らされるとは思ってもみなかった。
渋々とポケットから鍵を渡し、校門を出て田舎道を進む。
周りは田んぼと、ポツンとコンビニがあるくらいで何もない。
「ねぇ~飲み物買いに行こうよ!」
「はぁっ、はぁっ…わ、わかった……っはぁっ…」
自転車を飛ばして先に行ってしまった彼女は、目の前に見えてきたコンビニの駐車場へと入っていく。
丁度走り疲れて喉も渇いていたところ…
ありがたく休憩しよう……
数分遅れてフラフラと自転車を停めている場所まで来たが、どうやら彼女はもう店の中で買い物しているらしい。
「お、やっと来たの?ほら、ご褒美にこれあげる♪」
「ん、三ツ矢サイダー…!ありがと!」
中に入ろうか迷っていたタイミングで彼女が出てきて、冷たいサイダーを手渡される。
ありがたく受け取り、蓋を開けるとプシュ!と炭酸が弾ける音がする。ゴクゴクと喉を鳴らして冷たい刺激に生き返る。
「んっ、ぷはぁっ!あ~うめぇ~!」
「あははっ!いい飲みっぷり~♪おじさんみたい♪」
「誰がおじさんだよ!!」
陽菜もそう笑いながら、俺の真似をして豪快にサイダーを飲もうとしているが、炭酸でゴホゴホとむせ始めて心配が勝ってしまう。
正午を過ぎて陽射しも高く、冷たい春風が頬を掠めて汗ばんだ身体を冷やしていく。
ほんの少しコンビニの駐輪場で休んでから、河川敷目指してもうひと踏ん張り。
ここから大体…走れば15分くらいだろうか…。
もう既に陽菜は自転車に跨がり、「ほら、早くしないと置いてくよ~!」と急き立ててくる。
「分かったって!今行く!!」
ふぅ…と深呼吸をして再び走り始める。
畦道を通り抜け、大きな川が流れる河川敷が見え始める。
川沿いの桜は七分咲きといったところで、ちらほらとピクニックや日向ぼっこをしている人が見える。
「もうちょっと奥まで行こうよ♪」
できるだけ人通りが少なく、桜が綺麗に見える隠れスポットまで足を運ぶ。大きな桜の木の下が見え、そこでお花見をすることに。
「っはぁっ、はぁっ、あ~やっと着いた…」
「全くもう~ちょっと怠けすぎじゃない?」
「練習終わりにこんだけ走らせといて…」
「え?何か言った??」
「い、いえ!何もないです!!ほら、早く下降りようぜ!お腹空いたし!」
自転車を停めて河川敷の斜面を慎重に降りていく。ひんやりとした風が流れ、桜の花びらが川面に浮かぶ。
「レジャーシート持ってきたんだ~♪えらいでしょ?」
「ありがとう陽菜!手伝うよ!」
ギンガム模様の2人サイズのレジャーシートを広げ、腰を下ろすとようやく一息ついたような感覚。
「ふっふっふ、今日は何と!5時起きしてお弁当作りました~!!」
「マジで!?楽しみだな~」
陽菜は風呂敷を開け始め、お花見らしく桜の模様が描かれた三段のお重が露になる。
「ほら、開けてみて♪」
「いいの?じゃあ遠慮なく!」
早速一段目の蓋を開けてみると、大きめに握られた三角形のおにぎりが6つ入っていた。中身は秘密らしい。
二段目には卵焼きやたこさんウインナー、唐揚げ、栄養面も考えてとブロッコリー等おかずが入っている。
そして、一番下のお重には…
「うおっ!?予想外……」
「そう?やっぱりお花見と言えばお団子でしょ!デザートだからこれは最後に食べようね♪」
三色団子が沢山入っている…。
てっきり一番下もおかずか何かだと思っていたから余計に驚いてしまった。
ぐぅ~…とお腹が鳴り、恥ずかしくて思わず顔を背けてしまう。
「あははっ♪ほらほら、早く食べよ!よっぽどお腹空いてたんだね~♪」
「う、うるしゃいな…いただきます!!んっっ!?梅っ…」
ラップにくるまれたおにぎりを大きく一口食べてみると、よく塩が効いていて中身はシソ漬けの酸っぱい梅干しが入っていた。
お箸を受け取り、卵焼きを食べてみると甘い味付けでおにぎりとよく合う…
「ふふっ♪どうどう?美味しい…?」
「んっ、ごくっ。めちゃくちゃ美味しい!けどおにぎりちょっとしょっぱい…」
「えぇ~??いっぱい汗かいたから丁度いいでしょ??」
「そう言われたら確かに……」
ニコニコと見つめられていると、何だか余計に恥ずかしさを感じる…陽菜はそんな俺の姿を見て、ますますからかうような行為をエスカレートさせる。
「ほら、あーん♡」
「んなっ!?い、いいって…自分で食べれるし!」
「ほら、早く口開けてよ!タコさん落ちちゃう!」
「うぅ……あんっ、んっ、おいひい……」
「ふふっ♪可愛い♡何か弟みたいだね♡」
「うるひゃいなぁ…同い年だろ!」
「え~?でも私の方が誕生日2ヶ月早いよね?」
「それは…そうだけど……」
「じゃあ私の方がお姉ちゃんだもんね~♪」
口が達者な陽菜にいつもこうやってからかわれ、まるで小さな子供の面倒を見るかのように「あ~ん♡」と口におかずを運ばれていく。
周りに人がいなくてよかったと心から思いながら、しぶしぶと、満更でもなくもないような気持ちでお弁当を食べ進め一通り完食。
紙コップにお茶を入れてもらい、三色団子を一串つまんで食後のデザートを堪能していた。
「あぁ~幸せだ~…桜も綺麗だし、お団子も美味しいし…」
「ふ~ん?綺麗なのは桜だけ??」
「…………ひ、陽菜も綺麗……」
「もっと大きな声で話してくれないと聞こえないな~?」
「も、もう!からかうなよ~!」
陽菜と視線を合わせるのが恥ずかしくて、また桜を見るフリをしてそっぽを向いていると…
「もう!素直じゃないな~♪ほぉら、こちょこちょこちょこちょ~♪」
「っっあひっっっ!?ぁぁぁぁっんぁぁぁっあははははははははは!!!いひゃっっひ、ひなっっや、やめっっぁぁぁぁぁっくひゅぐっひゃっっぁぁぁぁぁっあはははははは!!」
「あはっ♪意外とこちょこちょよわよわなんだ~♪楽しいからもっとくすぐってあげる~♪ほらほら、笑え笑え~こちょこちょこちょこちょ~♪」
「んひぃぃぃっっぁぁぁっや、やめっっぁぁぁぁちょっ、いい加減にっっぁぁぁぁぁっそこだめぇぇっぁぁぁぁっふ、服の中に手をいれるの反則だってぇぇぇっぁぁぁぁぁっあはははははははははははは!!!!」
いきなり脇腹をもみもみとこちょこちょされ、我慢できずにひぃひぃと甲高い声で笑い悶えてしまう。昔からくすぐられるのは弱く、小学生の頃何か隣の席の女子に毎日のようにこちょこちょとイタズラされて、それ以来女の子にちょっとでもくすぐられると力が抜けてひぃひぃ笑い狂ってしまうくらいよわよわになってしまった。
陽菜にやり返してやると思っても腕を伸ばそうとするも、隙ありだと言わんばかりに腋の下に小さくて器用な指先を潜り込ませてこちょこちょもみもみと皮膚を刺激するかのように責められて抵抗できない…!
うつ伏せになって脇を閉じて我慢しようとするも、今度はお尻の上辺りに乗られて服の中に手を入れられて脇腹にピタリと指先を添えられる。
「ぅひぃぃぃっっ!?ひ、陽菜っ!ちょっ、マジで俺くすぐり弱いからぁぁっや、やめっっ!わかった!謝る!謝るから!」
「ん~?どうしてー?何で謝るのー?何かやましいことでもあるのかなぁ?」
人差し指でカリカリさわさわ♪と横腹を撫でられただけで「んひぃぃっ!?」と変な声を出して反応してしまう。
この体勢はまずい…しかし、力ずくで抵抗して陽菜に怪我をさせるわけにはいかないし……
このままくすぐったい思いもしたくないし……
絶対絶命のピンチで思考がぐるぐると駆け巡り、既に気持ちはお花見どころではない。
必死に息をぐっと止めて、襲いかかるであろう強烈なくすぐったさに備えようとしてみるが、陽菜の指先は意地悪にも優しくソフトタッチでじわじわと追い詰めていくかのように服の中に入り込んで脇腹や背中を撫で、ゆっくりと腋の下へと近付いてくる……
「ほらほら、私の細長くてくすぐったぁ~い指先さんが腋の下こちょこちょしちゃうぞ~♪」
「ひぃぃっっ!?ちょっ、まってよ本当にくすぐったいから…洒落にならないくらいくすぐったいから…やめっ、ひゃっっ!?ぎゃぁぁぁぁっあはっっぁぁぁぁぁぁっあははははははははははははは!!!!」
「こちょこちょこちょこちょ~♪あははっ、楽しい~♪高校生にもなって子供遊びのこちょこちょ我慢できないのはずかちいでちゅね~?これから私が練習終わりに毎日こちょこちょマッサージしてあげよっか??いっぱい笑ってたら体力も鍛えられるんじゃない?」
「ぁぁぁぁぁっそ、それだけは勘弁してぇぇぇっぁぁぁぁぁっぁっだめっっぁぁぁぉぁぁっくひゅぐっひゃっっぁぁぁあぁぁぁぁっあははははははははははは!!!!!」
陽菜の指先は腋の下に潜り込んで素肌を直接カリカリこちょこちょと撫でくすぐってくる。
脇を閉じてガードしていても無駄な抵抗だと言わんばかりにこちょこちょと指先を細かく動かし、皮膚を揺らすようにもみもみと責め立ててくる。
本当にくすぐったくて我慢できなくて、力ずくで脱け出そうにも力が抜けるようなくすぐったさで成す術もない…
これがもし"拷問"であったならば、隠していることを洗いざらい白状してしまいそうなほど陽菜のくすぐりは上手かった…
「こちょこちょこちょこちょ~♪はい、おしまい♪」
「っっえっ…っぁぁっ、はぁっ、っぁぁっ、はぁっ…」
「どうだった~?私のこちょこちょ効いた?効いた?これからあんたが悪いことしたり他の女の子と浮気した時のお仕置きはこちょこちょ地獄の刑にしよっかな~♪」
「ひぃぃっっ!?ごめんなさぃぃっ!」
ようやく陽菜は背中から降りて、レジャーシートの上で仰向けになってはぁはぁと息を整える。
喉が渇いた…そう言えば、サイダーの残りがあったような…
「陽菜、俺の鞄からサイダー取ってくれない?」
「ん、あぁこれかな~?」
プシュ、と蓋を開け、口を付けて飲み始める陽菜。
しかし、口にサイダーを含んだままゆっくりと顔を近づけてきて、ドキドキとしながら口を開けると…
「んっ♡」
「んんむっ!?んっ、ごくっ…ごくっ…ぷはぁっ、はぁっ、な、ひ、陽菜…!?」
「ふふっ♪美味しかった?もっと飲む?」
「………うん。美味しかった…」
口移しで飲まされたサイダーは、甘くてドキドキとした、弾けるような淡い恋の味がした。
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陽菜とお花見に行った翌日から、これまで以上に"スキンシップ"が多くなったように思う。
3年生の始業式を迎え、陽菜と同じクラスになってからは毎朝「おはよう~♪」のこちょこちょから始まり、「ひぃひぃ」情けなく笑い悶えて反応して、クラスの皆に見られて恥ずかしい思いをさせられる。
「ひ、人前でくすぐるのやめてよ!」と裏で陽菜にお願いしたものの、「ん~?人前じゃなければいくらでもこちょこちょしていいってこと~??」とニヤニヤ顔を覗き込まれてそれ以上は何も言えなくなってしまった…。
今日は午前中で授業が終わり、午後から部活の練習。
陽菜は部活中はマネージャーとしていつも通りそつなく仕事をこなしているのだが…
時折ニコニコとしながら指をワキワキと動かすジェスチャーを俺に向けてやってくる。
「なぁ、お前ら最近いちゃいちゃしすぎじゃね?」
「ばっ!?別にそんなことねぇよ!!」
「ふ~ん……?」
同期の親友からそう指摘され、内心焦りが隠せない。今日部活終わったら陽菜にもっとはっきり注意しよう…
もうすぐ新入部員も入ってくる中で、いつまでも惚気た態度で部活に励むわけにはいかない。
それに、夏の大会までもう数ヶ月しかない…
練習中は陽菜の方を意識して見ないようにして、無事に全体練習が終わったのだった。
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しばらく自主練をして、他の部員は全員帰ったようだ。
「よし…そろそろ俺も帰るか…」
ストレッチを終えて部室に入ると…
「やっと終わった~?お疲れ様~♪」
「おっ!?えっ、陽菜なんで…」
「一緒に帰ろうと思って残ってたんだけど?駄目?」
「駄目じゃないけど……」
部室にあるベンチに陽菜が腰をかけてくつろいでいた。てっきりもう帰宅しているものだと思っていたが…
嬉しいようなくすぐったいような感覚に襲われ、思わずまた顔を背けてしまう。
「あ~また私の方見てくれない~!ねぇ何か避けてる?」
「別にそんなんじゃないし!けどさ……」
「けど、なにかな?」
陽菜が立ち上がり、こちらに向かってゆっくりと距離を詰めてくる。また唇と唇が触れ合いそうなくらいに顔を寄せられ、背けてしまいそうになるけれどその前に陽菜の両手で頬を挟まれてじっと眼の奥を覗き込まれる。
「言いたいことがあるならハッキリ言って?」
「ぅっ…その…は、恥ずかしいから…部活中とかくすぐるようなジェスチャーやめて…ください…」
「あ~!あれかぁ♪そうだね~。それはごめん!私が悪かった。じゃあ部活終わってからにしとくね♪」
「い、いやそういう問題じゃ…ひゃっっ!?んひぃぃっっちょ、や、やめっっんぁぁぁぁっんひぃぃっっ!?」
頬を抑えていた指先が下に移動して首筋を10本の指で包み込みながらこしょこしょと撫でるようにくすぐられる。
女の子の細長くて柔らかい器用な指で喉仏をこしょこしょされながら首の後ろをさわさわ撫でられ、猫のようにひぃひぃ喘いでへなへなと力が抜けて膝から崩れ落ちてしまった。
抵抗したり逃げたくてもゾクゾクとするくすぐったさに敵わず無力化されてしまうような感覚で、気付けば四つん這いのような体勢になっていた。
「ふふっ♪そんなくすぐってくださいみたいな体勢しちゃって、そんなに私にいじめられたかったのかな?可愛いね♡」
「ち、違うしっ!いや、こちょこちょやめろって言ってひゃっっっぁぁぁぁっあはっっっぁぁぁぁぁぁっあははははははははははははは!!!!」
「こちょこちょこちょこちょ~♪素直になるまでやめないよーだっ♪」
陽菜はやめてくれるどころか、脇腹を左右から容赦なくこちょこちょもみもみとくすぐり始めて離さない。
脇腹にあるくすぐったいツボを的確に捉える能力でも持っているのか、指先でグニグニと刺激されて悲鳴に近い笑い声で絶叫してしまう。
「ぎゃぁぁぁぁっやめっっっぁぁぁぁぁぁぁっごめんなざぃぃぃぃっぁぁぁぁぁっぎ、ギブぅぅっぁぁぁぁぁぁぁっあはははははははははは!!!くひゅぐっひゃぃぃぃっぁぁぁあぁぁぁきつぃぃぃっぁぁぁじぬっっっぁぁぁぁっごめんってばぁぁぁぁぁっあはははははははははは!!」
「ふふっ♪男の子なのにもうギブしちゃうの?情けないな~。我慢できないの恥ずかしいね?仕方ないから私がもっと鍛えてあげる♪あ、そう!こちょこちょマッサージ!これはマッサージしてあげてるの!ほら、笑顔にはリラックス効果があるからきっと練習の疲れも吹き飛ぶって♪」
「ひぃぃぃっっ!?む、無理があるってぇぇぇっっ!!」
いつの間にか地面にうつ伏せに寝転んで陽菜はお尻の上辺りに馬乗りして、脇腹をこちょこちょマッサージと称して容赦なく責め立て、服の中にも手を入れて素肌を直接こちょこちょ~♪と遠慮なしにくすぐってくる。
薄い練習着越しでもおかしくなるくらいくすぐったいのに、素肌を触られて指をバラバラに動かして身体の側面を往復するかのように腋の窪みから脇腹を素早くこちょこちょされてヘコヘコと背筋のトレーニングをしているかのように暴れて抵抗してしまう。
足もシャチホコのようにバタバタとさせて少しでもくすぐったい刺激から逃れようとしていたが…
「いたっ!?」
「っっあっ、ご、ごめっ…ごめん陽菜……」
スパイクの爪先が軽く陽菜の背中に触れたような感触がして、慌てて謝って心配をする。
「女の子に暴力ふるうなんて最低だよ……?」
「ご、ごめん陽菜!マジでごめん!!不可抗力というかなんというか…」
「言い訳しない!もう!お仕置きしてあげる!」
馬乗りから降りたかと思えば、今度は仰向けにひっくり返されて足首を掴まれる。
片足はローファーを脱いで靴下になり、足裏を股の間に差し込んでペニスを優しく踏みつける。
「んひぃぃっ!?ちょ、や、やめっっ…まさか……」
「ほぉら、電気あんまの刑だ~!!」
「っっひゃめっっんぁぁぁぁぁぁっあひひっっ!?ぎゃぁぁぁぁぁぁっあはっっんぁぁぁぁぁっひ、陽菜ぁぁぁやめっっぁぁぁぁぁぁっあははははははは!!くひゅぐっだぃぃぃっぁぁぁぁぁぁっあへへへっっや、やめてぇぇぇっっ!!」
足の裏をブルブルと小刻みに振動させてペニスの裏側を踏みつけるように妖しい刺激を送り込まれ、ゾクゾクと我慢できないような快感とくすぐったさであへあへと涎を垂らして情けなく笑い悶えてしまう。
陽菜はそんな俺の顔を見て、やめてくれるどころかニヤリ♪と笑みを浮かべてさらに速く小刻みに脚を震わせている。
「どうどう?くすぐったい?気持ちいい?どっちもかな?もっとして欲しいよね~?」
「ひぃぃぃぃっだめぇぇっっや、やめてよぉぉっぁぁぁぁぁぁっあはっっちょ、マジでヤバいってぇぇぇぇっぁぁぁぁぁぁんぁぁぁぁっひぃぃこ、これ駄目なやつぅぅぅっっ!」
「も~!聞きたいのはそんな言葉じゃない!絶対やめてあげない♪ほらほら、私の足で踏まれてお漏らししちゃえ!」
少し足の位置をずらし、亀頭やペニスの上側を足の指で挟み込んでぐちゅぐちゅとシゴくような電気あんまに代わり、思わず「んぁぁぁっっ♡」と変な声を出してしまった。
陽菜は効果抜群だと思ったのか、ブルブルと小刻みに足裏を震わせていく。
パンツの中でペニスがどんどん大きく固くなってしまい、陽菜もそれに気付いて益々ニヤニヤと意地悪な笑みを浮かべ始める。
「ねぇねぇ、これどういうことかなぁ?どうしてお仕置きの電気あんまでおちんちん大きくさせてるのかな?恥ずかしいね?ドMマゾマゾさんだね~♪可愛いね♡」
「ぅぅっち、違うし!!誰がドMだよっ!あ、後で覚えてっっひゃぅぅんぁぁぁぁぁぁぁっだめぇぇぇっぁぁぁっごめんなざぁぃぃぃぃっぅぁぁぁぁぁっんぁぁぁっあははははははははははははははははは!!!!!」
「はーい、生意気な悪い子は絶対イカす♡イッてもやめてあげないから覚悟しなさいっ!」
「ぁ゛ぁっっっっっひゃめっっぁぁぁぁぁぉっも、もうだめぇぇぇぇぇっっんぁぁぁぁぁっイッひゃっっ~~♡」
ビュルッッッッッ♡びゅっっっ…♡びゅるっっ……♡
目の前にバチバチと電流が走り、腰をガクガクと下から突き上げてパンツの中で思いっきり白いおしっこをびゅるびゅる♡と噴き出してしまう。
イッている最中も陽菜は電気あんまをやめることはなく、足の指でシゴきたてて最後の一滴まで搾り取るかのようにぐちゅぐちゅといやらしく責め続けていた。
ようやく射精が終わる頃にはすっかりと息絶え絶え。
顔は涙や涎でぐしゃぐしゃになって今にも気絶してしまいそうな有り様だった。
「あへっ…あへへっ…あへっっ……♡」
「すっごいアへ顔~♡可愛い♡これからも毎日たくさんくすぐって躾してあげるからね♡」
ちゅっ…♡と湿った唇が口に触れる。
陽菜との仲睦まじい関係は、きっとこの先も、部活を引退してからも続いていくのだろう__