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アヤワスカ
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退魔巫女カナタ~地獄編~

  その妖魔は一見、髪の長い女人のようだった。だが、


「カナタ殿・・・お待ちしてましたよ。」


 そう言った声は、老いた男のソレだった。


 煌々と輝く月明かりが蹴り破った木戸から差し込み、妖魔とカナタがいるアバラ屋の内部を照らした。


 瞬間、カナタは息を呑んだ。その内に鬼を封じ、そして数多の妖魔と相対してきた彼女の総身におぞけが走った。


 それは妖魔の般若のように歪んだ顔を見たからではない。

ほとんど骨と変わらないほどやせ細った身にボロボロの着物を纏っただけの、今にも朽ちてしまいそうな体から発せられる禍々しい気に当てられたからではない。


 いつもは凛とした退魔巫女の少女が、その目を見開いて絶句しているのは、壁一面に貼り付けられた数多の絵図を見たから。瑠璃のように美しい目が、数々の絵図を見つめていた。

 そのどれもが、肌に貼りつく破廉恥な装束に身を包んだ長い髪の少女・・・カナタの姿を描いたモノだった。

 そのどれもが、責めを受け、苦しみもがいている様を描いていた。華奢な首を仰け反らせ、しどけなく口を開き、切なげに眉を寄せていた。

 薄い胸を無数の蟲に責められて、身を弓なりにして悶えているモノ。激しい炎に炙られながら、髪を振り乱して苦しんでいるモノ。巨大な入道に掴まれて、全身を握り潰されているモノ。蔦にその身を絡みとられながら、大きく開いた花からこぼれる蜜に胸を犯されているモノ・・・

 その一つ一つがあまりにも恐ろしい責め苦を描いた絵図だった。


 はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・


 カナタの息が荒くなる。


 ドクンドクンドクン・・・


 心の臓がうるさいくらい高鳴る。


「ど・・・どうして・・・」


 知らずのうちに、そんな言葉が唇の間からこぼれ出る。


 絵図を見れば見るほどに、描かれている責めを今受けているかのように感じてしまう。汗が肌を伝い、乳首がいきり立ち、女陰がじっとりと蜜を滴らせる。


『フハハハハ・・・カナタぁ!!!これは面白いことになりそうだなぁ!!!!』


 カナタの中で鬼が嗤う。


「う・・・うくっ・・・」


 ぬらりと光る妖魔の視線からかばうように、カナタはとっさに腕で胸を隠す。


「これは・・・どうして・・・アナタは・・・」


 いつもは冷静なカナタの思考が乱れる。気がせって、上手く言葉を発することすらままならない。


 数多ある責め絵の数々、そのどれもが、カナタが実際に受けて来た責めを描いていた。まるでその場にいて見えるモノを丸写しにしたかのような、凄まじいほどの生々しさに満ちていた。


妖魔はカナタの言葉に答えずにニヤリと嗤って、懐に手を差し入れた。


妖魔が懐から取り出したのは巻物。スルスルすると空中で解かれるそれは何も描かれていない、まっさらな紙。妖魔は空中に舞うそれにサラサラと筆でナニカを描いていく。


とさり・・・床に落ちた巻物に、カナタが巨大な蜘蛛の妖魔に組み臥され、胸を齧られている絵図が描かれた。


次の瞬間、


「きゃぁああああ・・・」


 カナタの眼前に突然巨大な蜘蛛の妖魔が現れて、その華奢なカラダを押し倒した。


「なっ・・・どこから・・・気配も無かったのに・・・」


 ガブリっ!妖魔の禍々しく尖った牙が、カナタの胸元に突き刺さる。


「っぁぁあああああああ・・・」


 ジュルジュル・・・ジュルジュル・・・妖魔はカナタの体液を音を立てて吸い始める。


「あぅぅ・・・あぁあああああ・・・くっ・・・これしきで・・・私がどうにかなるとでも・・・」


 手にマナを集中して、刃を作ろうとするカナタ。


 だが・・・


 チクッ・・・!鋭い痛みに襲われて集中が乱れてしまう。


「あぐっ・・・なにが起こって・・・あぁぁぁぁっ!!!」


 妖魔が一心不乱に巻物にナニカを描いている。それは小さな蜘蛛。巻物の余白を埋めるように、悍ましい蟲を次から次へと描いていく。

 それと共に、次から次に何もないところから小さな蜘蛛が現れて、巨大な蜘蛛の下で悶えるカナタに集っていく。


「あぁぁああ・・・っぅ・・・あぁぁぁああああ・・・」


 小さな蜘蛛はカナタの肌の上を蠢きながら、チクチクと毒針を突き刺していく。


「んつぅ・・・ひぁ・・・うぅ・・・」


 マナを練ろうとすると、同時に毒もカラダ中を駆け巡っていく。


「うぐっ・・・まけな・・いっ・・・いぁぁぁぁああ・・・」


 ジュルジュルジュル・・・


 早くマナを集中させてこの場を脱さないと、体液は吸われ放題になってしまう。


 体液を吸われれば吸われるほどに妖魔は力をましていく。毒が回れば回るほどにカナタは力を使いづらくなってしまう。


「はぁっ・・・んぁぁああああ・・・」


 もう既にカナタは、ただ息をするだけでも毒に責められるようになってしまった。


 さらに、


 ワサワサワサ・・・


 小さな蜘蛛が装束の中に入っていく。


「ひぅ・・・んやぁぁぁ・・・」


 肌に貼りついた装束をモコモコと盛り上げながら、無数の蜘蛛が蠢きまわる。少女のヘソを、秘部を弄り回し、そして、ささやかな双丘を嬲るようにウジャウジャと集っていく。


「あぁぁああああっ・・・いや・・・そこは・・・んぅ・・・ああああああ・・・」


 固くしこりそそり立つ乳首が、虐めて下さいと言わんばかりにピクンピクンと震えている。蜘蛛たちはそれを見逃すハズも無く、


 プスプス・・・


 毒針を乳首に突き刺されて、


「う“あ“ぁ“ぁ“・・・」


 カナタの目が大きく開かれる。巨大蜘蛛の下で、カラダが跳ねあがる。


 トクトクトクトクと乳首に毒が注がれていく。


 チュウウウウウウウウウウ・・・


 体液を吸う妖魔の吸引が益々激しくなっていく。


「あぁぁああああああああ・・・」


 月下にカナタの艶やかな声が響く。


『ワハハハハハハハハ・・・カナタ・・・カナタ・・・カナタぁ!!!無様だなぁカナタ。知性を欠片も感じない、こんな下級妖魔の好き勝手にされて。苦しいかカナタ・・・苦しいか?』


「くっ・・・ぅぁ・・・まだまだ・・・これしきの責めで・・・私は・・・」


 内なる鬼の声に反論したカナタの顔を、般若のような歪んだ顔が覗き込んだ。


「ほう、まだ足らぬと申すかカナタ殿。ならばお次は、このような責めはいかがかな?」


 そう言って妖魔は絵図が描かれた紙をカナタに突き出した。闇夜にも関わらず、妖魔の描いた絵はくっきりとカナタの目に見えた。


 そこには、巨大な樹に身を絡めとられているカナタの姿が描かれていた。


 彼女がそれと理解した瞬間、


 ドドドドドドドドドドドドド!!!!!凄まじい地響きが鳴って、


 ズドォオオオオオオオオオオ!!!!いくつもの樹が地面から生え伸びた。


 それらは絡み合いながら太く高く伸びていき、カナタのカラダを大小の蜘蛛妖魔ごと巻き込むようにして一瞬のうちに成長していった。


 ブチブチブチブチ!!!蜘蛛が潰れる度に、ドロリとした粘性の水となりカナタに染み込んでいく。


「あぁぁぅ・・・くぁぁぁぁあああ・・・」


 特に多くの小型蜘蛛が集中していた胸は、より濃くネットリと黒い水に犯されていく。


「ギギギ・・・ギギギイイイイ!!!!」


 巨大蜘蛛は、鋭い棘だらけの体でカナタに強く抱きつき、首筋に噛みつく。


「あぐっ!!!いあぁああああ・・・」


 ミシ・・・ミシミシミシ・・・


 蜘蛛妖魔が樹の圧に潰されるほどに、もがき、カナタをギリギリと強く締め上げる。


「くふっ・・・うぅぅ・・・っぁあ・・・」


 メキ・・・メキメキ・・・バキン!!!!


 蜘蛛妖魔はついに砕け、


「ギィヤァアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」


 カナタの耳元で恐ろしい断末魔の叫びをあげ、そして、


 デロォオ・・・ネットリとした黒い水がカナタの全身に染み込んでいった。


 ミシミシミシ・・・


「うぁぁぁぁぁああああ・・・」


 蜘蛛を砕いた樹々は、そのまま容赦なくカナタを押しつぶしていく。


 バキン!バキン!バキン!!


「あぐぅう!!!ぐぁぁぁぁぁあああああ!!!!」


 樹は明確な意思をもって可憐な退魔巫女の肉体を潰し砕き弄ぶ。


ミシミシ・・・ベキベキ・・・ゴキン!!!


「うぁぁぁぁあああああ・・・」


 妖魔の樹はカナタを好き放題に責め苦しめる。


そして・・・


 妖魔により時が止まった夜の中、樹の狂うほど永い間樹に絞め砕かれた後、


「あぁぁ・・・うぁ・・・うぅぅ・・・」


 カナタは、その両手足を樹に呑まれた状態で、その肉体を月光の元に晒していた。それは般若妖魔の描いた絵図と瓜二つであった。


「カナタ殿・・・これで分かってもらったことかと存じます。アナタを襲った妖魔、アナタを襲った責め苦。それらを小生描いたのではありません。小生が描いた故それらが出てきたのです。」


 妖魔はカナタの目の前で、絵図に筆を加える。


 樹に拘束されたカナタの両胸に、醜い甲虫の姿が描かれた。


 すると、


 ヴ―――――――ン


 羽音を響かせ、どこからか拳ほどもあるゴキブリのような甲虫が飛んできて、カナタの胸に貼りつく。


「いやぁぁああああ・・・」


 甲虫の顎が強い力でカナタの右乳首を強く挟む。


「う“ぁあああ・・・」


 乳首が引きちぎられそうな痛みに悶えるカナタに、


「流石カナタ殿。いい声で鳴きなさる。折角ですので、もっといい声を出していただこうかな。」


 般若妖魔は、絵図にさらに手を加え、カナタの胸から勢いよく乳が吹き出るさまを描いた。


「ひぁあああああああん・・・」


 カナタの身が弓なりにしなり、その胸から白い乳が迸る!


 チュウチュウチュウと、甲虫が右の胸から乳を吸い始める。


 そして左の胸には、甘い乳の香りに誘われたのか妖しげに舞う蝶がやって来て、ふわりと左胸に止まり、そして長い口吻を左乳首に深く突き刺して、


「あぁああああああああああああ・・・」


 ズルズルと乳を吸い出し始めた。


「あぅぅ・・・いや・・・ぁぁぁぁああああ・・・」


 悍ましい乳虐に喘ぐカナタの身を、


 ボキン!ボキン!ボキン!


 巻きついた樹木蠢き、カナタのその身をへし折っていく。


「あぐぅ!ぁぁああ・・・あぁあああああ!!!!」


「カナタ殿?分かって頂きましたかな?コレが小生の力です。貴女は小生の筆の向くままに、どこまでも苦しみ悶えるのです!!」


 般若妖魔の声が月下に響く。


「くぅ・・・ど・・・どうして・・・」


「それは貴女が美しいからですよ。尊いからですよ。気高いからですよ。貴女をこの手で苦しめたい。その事に理由など必要ありましょうか!」


 高らかに叫ぶ妖魔に対して、カナタは何も言えなかった。何故なら、


「ぅぅあ・・・あぁぁ・・・いぅぅぁあああ・・・」


 その身を、樹と甲虫と蝶に責められていたからだ。


「小生はこう見えても力の弱い妖魔でして、貴女が責められる様を遠くから見ているだけしか出来なかったのですよ。貴女のその声、その姿、その香り、全てを我が物にしたい・・・我が物にしたい・・・そう思い続けて、今こうやって念願叶ったわけであります!!」

 

「あぅぅぅぁあああああああああああああ!!!!」


 その身を砕かれながら、貪り吸われ続ける苦しみに、カナタは成すすべなくあえぐことしか出来ない。


「もちろん、まだまだこんなモノでは終わりませんよ。まだまだタップリ貴女を苦しめて差し上げますので。」


 般若の顔が更にニヤリと歪んだ。


 歪な愛に囚われたカナタの夜は、まだ始まったばかりだった・・・


 ・・・・・・・・・


 ・・・・・・


 ・・・


「はぁ・・・はぁ・・・うぁぁ・・・」


 苦しげに呼吸する度に、カナタの小さな胸が上下に動く。そのカラダは汗や乳など、自分自身から出た様々な汁によりびっしょりと濡れ、月光に艶めかしくヌラヌラと照っている。


「おぉぉぉ!!!なんという馨しい香り・・・夢にまで見た・・・この香り・・・」


 般若妖魔は仰向けに倒れているカナタの股間に顔を近づけ、クンクンと匂いを嗅ぎ始めた。


「いやぁ・・・そんなところ・・・嗅がないで・・・うぅぅ・・・」


 カナタの言葉を無視して、般若は股間からヘソ、脇腹へと鼻を押し付けんばかりに近づけて、無力な少女の香りを貪るように嗅ぎ続ける。


「ふんふんふんふん・・・おぉぉ!!!馨しい・・・馨しい!!!どんな花も香木も、これに勝るものがありましょうや!?」


 妖魔はカナタの腕を取り、無理矢理腋を露にする。


「あぁぁ・・・そんな・・・そんなとこまで・・・うぁぁぁああああ・・・」


 般若妖魔は、カナタの腋の匂いをクンクンと嗅ぎ、恍惚の表情を浮かべる。


「あぁぁあああ・・・やめて・・・あぁぁあ・・・」


 レロォオオ!!!


 妖魔がネットリと腋を舐めあげる。


「はぁぁん・・・や・・・やめ・・・うぁぁああ・・・」


 ズゾォオオオ・・・妖魔がカナタの腋にしゃぶりつき、全てを貪るように吸い始めた。


「んぁぁぁ・・・やだ・・・いや・・・あぁぁあああ・・・」


「おぉおお・・・カナタ殿カナタ殿・・・カナタ殿の味・・・カナタ殿の香り・・・おぉぉぉぉ!!!カナタ殿ォオオオ!!!!」


 妖魔の体が、突然痙攣したように震え、そしてしばらく静かになった。


「おっと、すいません。ついつい貴女が馨しいモノですから・・・」


 そう言って妖魔は、袴の中に自分の手を入れた。


「ほら見て下さいカナタ殿・・・小生の匂い、感じますか?」


 カナタの鼻先に突き出された妖魔の手は、ベットリとした白いモノで濡れていた。


「くっ・・・」


 思わず顔を背けたカナタの頬に、首筋に、ベットリとした妖魔の体液がなすりつけられていく。


「んくっ・・・うぅぅ・・・」


「カナタ殿・・・おぉぉ・・・小生の匂いを感じて下さっておりますな?だがまだですよカナタ殿・・・あぁぁカナタ殿・・・今、小生の全てを!!!」


 般若妖魔がそう叫ぶと、目の前で一巻きの巻物に変化した。いや、元々そっちの方が正体なのだったのだろう。目の前でスルスルと開かれる巻物には、無数の目や鼻や口、そして手がビッシリと描かれていた。


『ワハハハハハハハハ!!!!カナタ!!!どうする?我の力を使うか?ん?』


 内なる鬼が声をかけてくる。カナタにはもう迷う余裕などない。


「お願いします・・・アナタの力をお貸しください!!」


 だが、その願いは、


『嫌だね。ワハハハハハハハハハハハハ!!!!思う存分嬲られるがいい!!!』


 鬼の言葉に無碍にされる。


―――くっ・・・弄ばれてる・・・―――


 口惜しさで唇を噛みしめるカナタ。そんな彼女の身に、スルスルと巻物が巻き付いてくる。


「あぁぁあああっ!!!」


 巻き付かれると同時に、無数の指や口で責められるのを感じる。責められる様を無数の目でジロジロ見られ、無数の鼻で匂いを貪られるのを感じてしまう。


「うぅぅ・・・うむぅうう・・・」


 ついにはカナタは、巻物で全身をグルグル巻きにされてしまった。その姿は異国の地にあるというミイラというモノのようだった。


「んふぅ・・・んぅぅ・・・んンぅぅぅ・・・」


 グルグル巻きにされたカナタのカラダがピクンピクンと震え、時折跳ね上がったりもする。無様に蠢くカナタの姿は、まるで芋虫のようである。


「あぁぁあああああ・・・」


 蠢く度に、巻物はミシミシと、より強くカナタの身を締め上げる。それはギュウギュウと圧迫してカナタを責めるだけではなく、口や手や耳や目の責めが激しくなることを意味している。


「ひぁぁ・・・うぁぁ・・・!・・・んむぅ・・・」


 巻物の下で開かれたカナタの口の中に、ドロリと墨のが入り込んでくる。無数の口や手や鼻や目がついた墨は彼女の体内に入り込み、内側から責め犯していく。


「んむぅうう・・・うぅぅぅ・・・ひゃぁう!!!」


 カナタのカラダが、一際激しく跳ねた。


「あんっ・・・や・・・これは・・・あぁぁああああ・・・」


巻物から無数の男性器が現れ、そして・・・


「だめ・・・あぁぁ・・・入って来ないで・・・あぁぁ・・・そこは・・・そこは・・・あぁぁああああ!!!」


 カナタの秘部が男根によって犯される。責めに屈したアソコはぬるりと簡単に、男性器を迎え入れてしまう。


 それだけでは無い。不浄の穴・・・菊門にもソレは挿入されてしまう。


「あぁぁぁ・・・んぁっ・・・はぁん・・・やめ・・・あぁぁ・・・やだ・・・あぁぁん・・・いやぁぁ・・・」


前も後ろも貫かれながら、さらに全身に男性器をこすり付けられていく。


「アンっ・・・ぃぁ・・・やぁ・・・うぁ・・・あぁぁん・・・」


「カナタ殿カナタ殿!!!我を感じていますかカナタ殿!!!カナタ殿は、今、小生に犯されて、不浄な穴さえも貫かれて、淫らに喘ぎ蠢いているのですぞカナタ殿!!!」


 妖魔の声が直接心の中に響いてくる。心が直接、言葉で責められてしまう。


「んあぁぁあああああああああ・・・」


 カラダ中を嬲っている性器から熱いモノが迸る。それはカナタの胎内に注がれ、不浄な穴を満たし、全身をドロドロに汚していく。そしてそれを無数の手が塗り込んでいく。


「あぅぅ・・・やめて・・・ぃ・・・ぁ・・・!!!・・・あぁあああああああああ・・・」


 巻物でグルグルにされたカナタの肉体がウネウネとうねる。


「ひぅ・・あぅ・・・ぁぁああ・・・」


 逃げることも抵抗することも出来ずに、不潔な体液でヌルヌルにされていく。


「ぃぁ・・・ぃあなの・・・あぁぁ・・・も・・・もう・・・」


 悶え苦しむその姿に興奮したのか、欲望を迸らせたばかりの性器がまたすぐにムクムクと硬くそそり立ち、カナタを再び犯し始めた!


「あン・・・そんな・・・また・・・はぁん・・・んぁ・・・あぁぁ・・・」


「何度だって犯しますよカナタ様。何度だって・・・何度だって・・・」


「はぅっ・・・んくぁ・・・ひぁっ・・・やぁ・・・」


「カナタ殿カナタ殿・・・おぉぉカナタ殿・・・退魔巫女を名乗りながら、妖魔に何度も何度もその身を汚され無様に喘ぐカナタ殿・・・分かります・・・小生には分かりますぞ!・・・貴女はこうして責められる為に妖魔と戦っておるのですね?」


「ひぁ・・・そ・・・そんなこと・・・あぁぁぁあああ・・・」


「ならばどうして、今もかようにアンアンと淫らに喘いでおられる?どうして?どうしてですか?なぁ?」


 心を言葉で責められて、追い詰められて、


「んぁぁああああああっ!!!」


 カナタのカラダが大きく跳ねあがってしまう。


「絶頂いたしましたな?絶頂いたしましたな?言葉で詰られて、絶頂いたしましたな?」


「あぁぁ・・・そんなおと・・・あぁぁ・・・いわ・・・ないで・・・んぁぁぁああああ・・・」


「あぁぁ・・・カナタ殿・・・貴女はまるで苦しめられる為に生まれて来たかのようだ・・・カナタ殿・・・貴女のもっと奥深くをのぞかせてもらいますよ。・・・おや?・・・ひぃいいいいいいいいい!!!!!!」


 妖魔が悲鳴をあげた。


「アナタは・・・アナタ様は・・・すいません!カナタ殿はアナタ様の獲物でございましたか・・・それを知らぬとはいえ、何たる無礼を・・・」


 カナタの内なる鬼の存在に触れてしまった妖魔がひどく怯えだしたようだ。


『フハハハハハハハ!!!よいよい!!!・・・もし貴様が望むのならば、我の力を分けてやってもよいぞ!』


「誠でございますか?」


『おぅ!我は嘘などつかぬのでな!我の力を使い、存分にこやつを蹂躪するがよい!!!』


「おぉぉぉおおおおおおおおおお!!!!」


 妖魔の体が光り、そして・・・


 ・・・・・・・・


 ・・・・・・


 ・・・


 炎が轟々と唸り声をあげながら辺り一面に立ち込めていた。


 ビッシリと鋭い棘が生えている地面、グツグツと煮えたぎる池、そこはまるで地獄の様であった。

 地獄と言っても、後にカナタが落ちることになる本当の地獄ではなく、あくまで妖魔が思い描く地獄ではあるが、カナタはそこに閉じ込められてしまったのだ。


「あぁぁああああ・・・うぁぁあああああ・・・」


 その地獄でカナタは、天から伸びた巨大な足に踏みつけられていた。胸をグリグリと踏みにじられ、その背中やお尻に棘が深く刺さっていた。


「かはぁっ・・・うぁぁああああ・・・」

 

痛みに悶え大きく開かれた口から熱気と瘴気が入って来る。それは肺を焼き、臓腑を犯していく。


 踏まれれば踏まれるほどに棘は深く食い込んで行き、喘げば喘ぐほどに内から焼かれ蝕まれていく。


 胸全体を踏みにじったあと、足はその指で装束にくっきりと浮かび上がる乳首を器用に責めだした。


「あぅっ・・・んぁ・・・くぁ・・・ぁぁ・・・」

 

 カラダが跳ねるほどに、更に棘は深く刺さっていく。


 棘はカナタの血を啜り、そのお返しとばかりに毒を注ぎ込んでいく。


「あぁぁぁああ・・・うぁ・・・あぁぁあああ・・・」


 嬲るような責めから一転、


 ドスン!


 足は強く胸を踏みぬいた。


 ザク!


「あぁぁあぁあああ!!!!」


 ついに無数の棘が背中から胸をつらぬいた!


「はぐっ・・・っう・・・あぁぁ・・・」


 もう満足したのだろうか、巨大な足がスー―っと天に引っ込んでいく。


「んぐ・・・あ“ぁ“・・・ぁぁ・・・」


 今度は巨大な手が天から伸びてきてカナタを掴む。


 ザクザクザク!!!!


 棘についた無数のカエシが、無理矢理持ち上げられるカナタのカラダをズタズタに引き裂く。


「あぐぅ・・・ぁぁあああああああ・・・」


 手は、『うるさい!』と言わんばかりに、カナタを握りしめ、バキバキに潰していく。


「んぐ・・・がはっ・・・あぐぁああああ・・・」


 ゴリゴリバキバキメキメキ・・・


 その責めは、カナタがぐったりと大人しくなるまで続いた。


「はぁっ・・・うぁ・・・あぁぁ・・・あぁぁ・・・」


 ぐったりとして、弱弱しく悶えるカナタの胸を、大きな親指がさわさわと責め始める。


「あぁぁ・・・や・・・あぁぁん・・・」


 親指は器用に、羽のような繊細にカナタを責める。ジワジワと嬲り辱めていく。


「んふぅっ・・・ぁぁ・・・んぁ・・・ぃあぁああ・・・」


 カナタは玩具にされながら、親指の責めにカラダを震わせ、何度も絶頂を迎えてしまう。胸をサワサワとされているだけなのに、何度も何度も・・・


「ぃぁ・・・やめて・・・あぁぁあああ・・・」


 そうして手はカナタを嬲りながら、ゆっくり移動していく。


 移動先は煮えたぎる赤い池の上。もうもうと立ち込める湯気と熱気が、手の中に握られているカナタにも伝わってくる。


「うぅ・・・あうぅ・・・」


 大きな手は、指でカナタの腕を摘まみ、煮えたぎる池の上でブラブラよらして弄ぶ。


「くぅ・・・くぁぁあああ・・・」


 全体重が腕にかかり、ゴキンと嫌な音を立てて肩が外れる。


「っ“っ“ぁ“あ“ああああ・・・」


 伊丹に悲鳴をあげるカナタを、高温の湯気が包む。


「ぅぁああああああ・・・あぁぁぁああああああ・・・」


 赤い池での責め苦はまだ始まっていない。それはカナタにも分かっている。今はただ悪戯に弄ばれているだけ・・・


 それなのに・・・湯気を当てられているだけでもこんなにも苦しいのなら・・・池の中で味わう苦しみはいかほどだろうか・・・


「あぁぁ・・・いやぁ・・・」


 カナタの苦悶の声が熱気に吸い込まれていく。


 そして、カナタのカラダが赤い池に落とされる。


 ザブン・・・


 高熱のドロドロとした池の中に、カナタがズブズブと沈んでいく。本来ならば一瞬で蒸発してしまうハズの灼熱に、彼女は苦しめられ続ける。勿論呼吸など出来るハズも無い。

 さらに池の中の高温のナニカは、意志を持っているかのようにうねり、カナタを責め嬲っていく。


―――ぁぁああ・・・一体・・・私はどれだけ苦しめられるというの・・・ーーー


 赤い池の中で、カナタのカラダは弓状にしなり、嵐に巻き込まれた木の葉のように、ただされるがままに翻弄され続けた・・・


 ・・・・・・・・・


 ・・・・・・


 ・・・


 何もない草むらの上に、長い巻物が開かれていた。そこに描かれているのはまさに地獄絵図。

 棘だらけの地面、その横にグツグツと煮えたぎる池。その中で苦しむカナタの絵が『今』はそこに書かれている。

 巻物はまだ続いていく。ノコギリや大きな金鎚を持った牛と馬の頭を持つ怪物。恐ろしい怪鳥が巣くう岩山。砂の代わりに悍ましい蟲が集まって出来た砂漠。全てがいてつく極寒の森では、草や木々の葉が全て触るだけできれてしまうほど鋭利に尖っている。腹が異様に膨らんだ餓鬼の群れが、手に手に責め具を持ち、カナタの到来を待っている。


 そこからもまだまだ恐ろしい地獄は続いている。


 ぼう・・・地獄絵図の巻物に火が着いて、灰と化していく。身に余る鬼の力を得た妖魔は、その力に文字通り身を焼かれ、灰となり消え去ってしまった。


 だが、それでカナタが解放されるわけでは無い。彼女の悪夢のような夜が明けるわけでは無い。


 カナタの為に、カナタを責め苦しめる為だけに造られた彼女が地獄から解放されるには、その全ての責め苦を受けるしかない。


 例えソレが外の世界で一晩にも満たないとしても、カナタにとっては文字通りの無限地獄となるのだ。


 ・・・・・・・・・


 ・・・・・・


 ・・・


「あぐぅ・・・ぐぁ・・・あぁぁああああああ!!!」


 カナタは今、高い岩山の壁面に両手両足を撃ち込まれて、十の字に磔にされている。


 ガァガァガァ!!!


 夥しい数の怪鳥が彼女の身に集り、カラダ中を鋭い嘴で啄み、爪で引き裂き続ける。傷は瞬時に修復され、カナタは際限なく怪鳥に責められ続ける。


「いぅ・・・ぁぁぁ・・・うあぁぁあああ・・・」


 特に胸は重点的に責められ、もう何度引きちぎられ貪り食われたのか分からない。


「あぁぁ・・・うぅあ・・・あぁぁああああ・・・」


 食い飽きてもまだ、怪鳥たちの責めは終わらない。羽をカナタへと飛ばし、その肉体に突き刺していく。


 突き刺さった羽は、様々な毒を哀れな生贄のカラダに注ぎ込んでいく。


「んぁ・・・あぁぁあ・・・あぅ・・・くぁぁあああ・・・」


・・・退魔巫女カナタ・・・その美しさから、彼女を狙う妖魔も少なくはない。

 

 これからもカナタは、自身を欲望の対象にした妖魔に苦しめられることになる。そのどれもが、彼女を嬲ることに全てをかけ、故にその責めは苛烈に、そして永くなっていく。

 

「あぁぁぁああああああ・・・」


 怪鳥の責めが終ったあとカナタは、鋭い爪で掴まれて蟲の砂漠へと連れ去られていくだろう。

 蟲の砂漠に落とされた彼女は、そのままズブズブと沈んで行き、カラダ中を蟲に嬲られるのだ。ヤスデ、ゴキブリ、ムカデ、ゲジゲジ、ナメクジ、ミミズ、ヒルにウジ・・・ありとあらゆる蟲がカナタを貪って・・・


 そして・・・


 例え今宵が終わり、彼女がこの地獄から解放されたとしても、夜の闇はしつこく少女に絡みつき、そして終わりのない苦しみの底に引き釣りこまれていく・・・

 



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