「はぁ・・・はぁ・・・うぅぅ・・・」
今日も何とか怪人さんをやっつける事が出来ましたが・・・私は・・・
「あぁぁうう・・・」
お胸を手で押さえながら、両膝をついてしまいました。
今日の怪人さんはサソリ怪人さん。私は両のお胸に毒針を刺されて・・・あぁぁ・・・たっぷりと毒を注がれました。
「はぁ・・・はぁ・・・くっ・・・」
私は変身を解き、〇学生・シラサギリザの姿に戻りました。いつもなら、変身中に受けたダメージは回復しているのですが・・・
「うぅ・・・くっ・・・うあぁぁ・・・」
サソリ怪人さんから受けた毒は、今も私を苦しめています。
ううん、サソリ怪人さんの毒だけではありません。最近毎日のように怪人さんが、私を毒で責め立てているのです。
ムカデ怪人さん、コウモリ怪人さん、ヘビ怪人さんにキノコ怪人さん・・・フグ怪人さんも私を毒で責めようとしたのですけど、食べなければいいだけなのでそれはなんとかなりましたが・・・怪人さん達が寄って集って注ぎ込んだ毒に・・・私は苦しめられているのです・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
「すまない、リザ。君のカラダに蓄積された毒は細胞の隅々まで染み込んでいて・・・もう私にはどうすることも・・・」
シラサギ博士が悲しそうな顔をするので、私は胸が潰れそうな気持になりました。
ごめんなさい博士。私が弱いから・・・博士をこんなに悲しませてしまって・・・
私は、悪い子です。
ヴーー!ヴーー!ヴーー!!
研究所内に警告音が鳴り響きました。
『怪人が出現しました。怪人が出現しました。場所は○○化学工場。○○化学工!』
私と博士は思わず目を合わせました。
今度の怪人さんは何怪人さんなのでしょうか?スズメバチ怪人さんでしょうか?タランチュラ怪人さんでしょうか・・・いずれにしても、私をまた毒で責めるつもりに違いありません。
これ以上、毒を受けたら
私は・・・
私は・・・
怖い・・・怖いのですが、私が怖がると、博士はきっとまた悲しい思いをするに違いありません。
だから私は精一杯笑顔を作って博士に告げました。
「では、ジャスティアン!今日も元気に怪人をやっつけに行きます!」
って。
「ダメだリザ!これ以上毒を受けると君は・・・」
「・・・博士、今まで色々ありがとうございました・・・私がいなくなっても、博士ならきっと怪人さん達から皆を守れるって、信じてますから。」
「馬鹿なことを言うんじゃないリザ!待つんだリザ!リザァアアアアアア!!!!!!」
博士の声を背中に聞きながら、私は最期の戦いへと向かいました。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
私を待っていたのは防護服を着た怪人さんでした。
「吾輩の事は、科学者怪人とでも呼んでくれたまえ。」
そんな事を言う怪人さんに、私は怒りに似た感情を覚えました。
科学者と言うのは、シラサギ博士みたいに、人の役に為にいるのです。こんな、工場を襲って大勢の人を困らせるなんて、科学者のやることではないのです。
「あなたなんか科学者怪人でも何でもありません!えっと、ちょっとお利口さんなだけです!そして今、私がアナタをやっつけます!」
両手のプロテクターから爪を伸ばして、私はお利口怪人さんに向かってダッシュしました。
「なんとも、頭脳を使わないとは何とも嘆かわしい。」
ブシュウウ!!!
私と怪人さんの間に這っていたパイプが破裂して、
ブシュウウ!!!
ガスが吹き出ました。
「愚かさは罪だと知りたまえ。」
だけど私は、ガスが噴き出す前に怪人さんの背後に回っていて、
「たぁ!!!」
爪で引き裂こうとしました。
ガインッ!
怪人さんは振り返りもせず、手にしたバズーカみたいな鉄砲で受けました。
「中々やるじゃないですか。」
私はそう言って、爪の二撃目を振り下ろしました。
ビヨォーーーーン!
怪人さんは、足にバネでもついているかみたいに高く跳びあがって、そして、
スチャ。
磁石でもついているかみたいに天井の鉄パイプに足を貼り付け、逆さに真っすぐ立ちました。
「思ったよりかは利巧と見える。だが、これでチェックメイトだ。」
怪人さんは、バズーカ鉄砲に液体の詰まったカプセルを二、三個挿入しました。
怪人さんが何かする前に仕留めるべきでしょうか。真っすぐ向かっても狙い撃ちにされるのは目に見えています。
ジグザクに距離を詰めていって・・・
私がそう決断するまで半秒だってかかっていません。ですが、その間に、
ボン!ボンボン!!
周囲のパイプが爆発して、私の周囲にガスが吹き出ました。
視界ゼロ。どころか、動きを完全に封じられました。
いや、上。真っすぐジャンプすれば、ガスから逃れられそうです。
タン!
高く跳びあがったそこに、
ドン!
バズーカから放たれた球が狙い撃ちしました。
球が撃ったのは、私が頭上に放った爪。つまり囮です。
球に打たれた爪がグズグズに腐っていきます。私はそれを見てゾッとしている暇なんかありません。
タイミングは一瞬。息を止めたまま目の前のガスを突っ切り、そしてジャンプ!
そして天井から宙づりになっている怪人さんの頭を思いっきり蹴り飛ばしました!
ドゴォオオ!!
怪人さんの体が吹き飛び、工場の壁に
ベシャ!
っと叩きつけられました。
そしてそのままズルリとガスの中に落ちていきました。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
床に着地した私は、身構えてガスの中から怪人さんが現れるのを待っていました。
戦いが、これで終わるハズなんて無いからです。
ベチャ・・・ズルズル・・・ベチャ・・・ズルズル・・・
なんだか嫌な音が、ガスの中からこっちに近づいてきます。
「吾輩の防護服は、吾輩を守る為のモノではないのだよ。」
ガスの向こうから、怪人さんが話しかけてきました。
「吾輩の防護服は、他者を吾輩から守る為のモノなのだよ。」
感じたのは凄まじい異臭。それから・・・息苦しさ、痺れ、悪寒・・・今まで晒されたことの無いくらいの毒が漂っています。
『警告!警告!この場から速やかに退去してください!警告!警告!この場から速やかに退去してください!』
胸元のエナジーオーヴが警告を発しています。
頭がクラクラします。倒れないようにするのがやっとです。
その毒は、次第に濃くなっていって、そして、
ガスの向こうから、ドロドロのヘドロが辛うじて人間の形を保っているようなモノが目の前に現れました。
「このような醜い姿を晒してすまない。だが吾輩はこの姿で生まれたがゆえに吾輩自身を知ろうとし、そのおかげで科学をこの身に修める事が出来たのだよ。」
口のあたりからコポコポと泡を出しながら、怪人さんはそう言いました。
「あなたの姿を醜いと思わないと言えば嘘になります。ごめんなさい。でも、今アナタの言葉を聞いて、素直に偉いなって思いました。」
私は正直にそう言いました。ちゃんと伝えなくてはいけないと思ったからです。
「それだけに、アナタが科学を悪い事に使っていることが、許せないし悲しいです。」
怪人さんが近づくほどに毒は濃くなっていきます。呼吸をするのも辛いです。でも、私は伝えなくてはいけない事を、一生懸命に伝えました。
「ふむ・・・吾輩は今まで、愚かさとは、無知とは、ただただ罪でしかないと認識していたが・・・」
怪人さんは、ヘドロの腕で私の首を掴み持ち上げました。
「はぐ・・・うぅぅぅ・・・」
「だが・・・愚かさが・・・こんなにも優しく・・・暖かく・・・眩いこともあるのだな。」
言葉の優しさとは裏腹に、怪人さんは強く首を締め上げてきます。
あぁぁ・・・怪人さんに触られている首から、毒が肌にカラダに浸透してきます。怪人さんの口から体から湧き出る毒が、私を容赦なく苦しめます。
「愚かなのは私だ・・こんなにも優しく・・・暖かく・・・眩いモノをこの手にかける以外術がないとは・・・醜いのは私の外見ではなく、中身だったのだな。」
「あぐ・・・あぁあああああ・・・」
「せめて、このままその命を絶ってやろう。あのお方の命に背くことになるがな。」
怪人さんが私の首を強く握りしめて、
私はすぐに目の前が真っ暗になって、
あぁぁぁ・・・これで終わるんだなって、
そう思った時・・・
「おいおい兄貴、そりゃぁねぇだろ。」
そんな声が聞こえた後に、
パァアアアン!
って音がして、
首を絞めつける力から急に解放された私は、
ドチャリ。
ヘドロ塗れの床に尻もちをつきました。
「アヒャヒャヒャヒャ!!!昔っから理屈ばっかでイヤな奴だったんだよ。」
そう言いながら、また別のヘドロの塊のような怪人さんが現れました。今度は、人の形を取ろうとすらしていないように見えました。
「馬鹿な奴だよなぁ。俺らみたいに醜い奴は何したって無駄なんだよ。なんたって圧倒的に醜いんだからよ。お前もそう思うだろ?」
新しく現れた怪人さんは、そんな事を言いながら私に近づいて来ます。ドロドロとした毒を空中に垂れ流しにしながら。
「あの・・・えっと・・・上手く言えないんですけど・・・・何ていうか、こんな事言っちゃいけないんですけど・・・アナタに、ムカつきました!」
「ふぅ~~~ん。あっそ。マジわけわからねぇ。」
そう言って怪人さんは、
ドン!
足の様な部位で私の胸を蹴倒しました。
「あぅぅ・・・」
ベチャ!
科学者怪人さんのヘドロの中に、私は仰向けに倒れました。
「うあぁああ・・・あぁぁあああ・・・」
ヘドロから立ち込める毒ガスが・・・あぁぁ・・・私を苦しめます。
「あの馬鹿の体をお前に擦りつけてやるぜ。嬉しいだろ?おい!」
怪人さんが私のお胸をグリグリと踏みつけます。プロテクター越しに、ヘドロが染み込んできます。それに、背中や、ブルマ越しにお尻に、科学者怪人さんのヘドロが染み込んできて・・・
「あぁぁううう・・・あぁあああああ・・・」
苦しみ喘ぐほどに、思いっきり毒ガスを吸い込んでしまいます。
「おいおいおいおい、正義の味方のジャスティアンってえのは随分ザコだなぁ!おい!」
「くっ・・・」
私は、手のプロテクターから出した爪で、怪人さんの足を切ろうとしましたが、
ヌプっ・・・
ヘドロに呑み込まれて、そして何もきれずにそのまますり抜けてしまいます。
ガイン!
勢いあまって、爪がコンクリートの床に当たります。
「こ・・・このぉ!!!」
私は、何度も爪で足に斬りつけました。その度に、爪がすり抜けてコンクリートの床にぶつかります。
「ギャハハハハハハハハハハ!!!馬鹿じゃねぇの?何度やっても無駄だって分かんねぇかなぁぁぁ!!!???」
私を踏みにじる力が強くなります。
「うあぁあああああああああ!!!」
「無駄だと分かっててどうしてやるかねぇ?頭に脳みそ詰まってんのかよ。おい!」
「くっ・・・うぁぁ・・・あ・・・アナタ・・・お勉強って・・・したことないですよね?」
「はぁ?なに分けわからねぇこと言ってんだ?」
「お勉強したことが無いから・・・そうやって・・・気軽に人の事を馬鹿に出来るんですよ。」
「こんな醜い俺が多少知恵付けたことでどうなるってんだ?」
「一つ教えてあげます・・・アナタは・・・お勉強しなかったから、私に負けるんです。」
怪人さんに斬りつけた爪が、勢いよくコンクリートの床に叩きつけられました。
カチ!
火花が起こって、そして、
ドカ―――――ン!!!!!!
火花が周囲のガスに引火して、大爆発を起こしました。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・うぅぅ・・・」
エナジーオーヴが自動で張ったバリアと、えっと、自分で自分を修理する・・・じこしゅうふくきのう?のおかげで、大爆発をおこしたのに私はほとんど無傷で済みました。
爆発で屋根にぽっかり空いた穴から、お月様が顔をのぞかせています。
「あぁぁう・・・うあぁあああ・・・」
私は無傷で済んだ代償に、エナジーが回復するまで身動きを取ることが出来ません。
身動きできない私に・・・
「んぁぁ・・・うあぁあああ・・・」
折れたり砕けたりした配管から、色んな廃液が流れ落ちてきて・・・
あぁぁ・・・私のお胸の上に降り注ぐのです・・・
「あぁ・・・うあ・・・あぁぁぁ・・・」
ジュル・・・ジュルジュル・・・
何かが、私に近づいて来ます。
ペチャリペチャリ・・・
それも、一つや二つじゃなくて・・・
ボト・・・ズルズル・・・ボト・・・ズルズル・・・
ヌト・・・ヌト・・・ヌト・・・
沢山のナニカが・・・多分怪人さんなんでしょう・・・それが・・・少しづつ近づいて来ます。
「う“ぅ“ぅ“ぅ“・・・」
うめき声の様なモノが聞こえて、それから耐えられないくらいの嫌な匂いがします。
どうやらバベルの偉い人は、ここで私を徹底的にやっつけることに決めたみたいですね。
「あ・・・あぁぁあああ・・・」
毒で散々弱らせて・・・そこに・・・沢山の怪人さんを送り込むなんて・・・
ビチャ・・・
私の顔のすぐ横に、何か腐ったお肉の様なモノが滴り落ちてきました。
「う“ぅ“ぅ“ぅ“・・・」
私の顔を沢山の怪人さんが覗き込んで来ました。お顔がドロドロに腐ったみたいになって・・・その・・・えっと・・・こんな事言うのはダメですが・・・すごく嫌な匂いがします・・・
「あぅぅ・・・」
ボト・・・ボトボト・・・
お腹にお胸に・・・ブルマに包まれたお股に・・・お肉が落ちてきました。
ジュル・・・ジュウ・・・
お肉から・・・あぁぁ・・・毒が私のカラダに染み込んできます。
「んくぁ・・・」
私が喉を仰け反らせて呻いたのを合図にしたみたいに、ドクドクゾンビ怪人さん・・・毒ゾンビ怪人さんとでも言うべきでしょうか・・・その、毒ゾンビ怪人さん達が・・・一斉に私のカラダ中を踏みつけました。
「うぐぁあ・・・あぁああっ!!!・・・あぁあああああ・・・」
ドス!ドカ!ドン!
うあぁぁ・・・カラダ中が・・・無茶苦茶に踏まれて・・・痛みと・・・衝撃と・・・苦しさと・・・そして・・・あぁぁ・・・うぅぅ・・・なんの抵抗も出来ずに踏まれている・・・悔しくて恥ずかしい気持ちと・・・あぁぁ・・・踏まれていることで・・・倒さなくちゃいけない怪人さんに踏まれていることで込みあがってくる・・・ドキドキするイケナイ感じが・・・私を・・・あぁぁ・・・
ブシャ・・・ドロ・・・
踏みつける毒ゾンビ怪人さんの足から、腐った汁が吹き出てきて、
「いや・・・あぁぁ・・・うぐぁああ・・・」
私を・・・ドロドロに汚していくのです。
ドン!・・・ブシャァ・・・ドロドロ・・・
私は・・・あぁぁ・・滅茶苦茶に踏まれながら・・・ドロドロに汚されて・・・
ヌチャぁああああ・・・
私のお胸と、毒ゾンビ怪人さんの足の間に、ネバぁっと糸が引いています。
あぅぅ・・・こんな・・・汚い・・・汚いのに・・・どうして・・・私は・・・
こんなにも・・・ドキドキしてしまうのでしょうか。
「はひっ・・・ひぅ・・・くあぁあああ・・・うあぁああああ・・・」
毒ゾンビさんの責めは、踏みつけるものから、グリグリと踏みにじるようなものに変わりました。
あぁぁ・・・まるで玄関マットみたいに、腐ったお肉や汁をなすりつけられていきます。
「うあぁぁ・・・あぁあああ・・・」
周りの空気は毒で満ちていて、喘ぐ度に私はそれを思いっきり吸い込んでしまいます。
エナジーは全て、その毒を綺麗にするために使われて、私は戦う為の力を得る事が出来ません。戦う為の力を犠牲にしてまで毒を綺麗にしようとエナジーが頑張ってくれているのに、毒が濃すぎて間に合いません。
あぁぁ・・・私はこのまま・・・少しづつ毒でカラダを汚されながら・・・怪人さんに責められ続ける事しか出来ないのです。
「あぅ・・・あぁぁ・・・んあぁあああ・・・」
ピシ・・・
あぁぁ・・・お胸のプロテクターにヒビが入りました・・・
「うあぁぁ・・・いやぁぁ・・・」
きっと、私のエナジーが毒で汚されたから、プロテクターも脆くなってしまったんだと思います。
・・・なんて悠長に考えている場合じゃありません。あぁぁ・・・今ここで、プロテクターが壊れてしまったら・・・今ここで、お胸がむき出しになってしまったら・・・
あぁぁぁ・・・お胸を・・・直接グリグリされて・・・直接ドロドロにされて・・・
そんな事になったら私は・・・
あぁぁ・・・私は・・・
「んくぅ・・・ぁぁあああああ・・・」
ピンチなのに・・・大ピンチなのに・・・
心臓がドキドキして、頭の後ろの部分がジンジンして、お顔が熱くなってきました・・・
ピシ・・・ピシピシ・・・
怪人さんの足でグリグリされて・・・あぁぁ・・・ヒビが・・・どんどんヒビが入っていきます。
あぁぁ・・・私は・・・
このまま・・・
ダメです。
諦めたらダメです。
私は・・・正義のヒロインジャスティアン・・・
たとえどんなピンチになったって、最後には必ず勝つのです!
ギュウウと目をつぶって、カラダ中のエナジーを胸元のオーヴに集中するイメージをします。
それから、集めてギュウウウウってしたエナジーを、ド――――ンってするイメージを・・・
しようと
したのですが・・・
チュゥウウウウウウウウウ!!!!!!
ナニカが・・・エナジーオーヴに吸い付いて・・・
「んくはぁあああああああああ・・・」
目を開けると、毒ゾンビ怪人さんの一人が・・・あぁぁ・・・私のエナジーオーヴにむしゃぶり付いて・・・あぁぁ・・・エナジーを吸い上げて・・・
「ひあぁ・・・だ・・・だめぇ・・・」
そんな・・・あぁぁ・・・
カラダ中からエナジーをかき集めたのに、
よりによってそこを吸われてしまうなんて・・・
そんな・・・あぁぁ・・・
あぁぁ・・・このままじゃぁ・・・私は・・・ちょっとエッチな恰好をしただけの、ただの女の子になってしまいます。
ピキ・・・ピキピキ・・・バリン!!!
あぁぁ・・・プロテクターが砕けて・・・
お胸が・・・
あぁぁ・・・お胸が・・・
濃い毒に満ちた空気にさらされました・・・
「ひうぅ・・・あぁあああ・・・」
むき出しになったお胸を、怪人さんの足が踏みにじります。
あぁぁぁ・・・ネトネトと毒で滅茶苦茶に汚されていきます・・・
「ひあぁ・・・んく・・・うあぁぁあ・・・」
いやぁ・・・恥ずかしいくらいに・・・その・・・お胸の・・・アレが・・・硬くツンと立って・・・その・・・ち・・・ちく・・・乳首・・・が・・・あぁぁ・・・怪人さんの足で踏みつぶされて・・・グリグリコリコリされて・・・
「あぁぁん・・・いぁ・・・くあぁぁああああ・・・」
私はカラダをピクンピクン震わせながら・・・一際高い声をあげてしまうのです・・・
こ・・・こんなの・・・私の一番弱いところを・・・教えてしまうようなもの・・・なのに・・・
チュルチュルチュルチュル!!!
「うあぁあああああ・・・・!!!」
エナジーが・・・一滴も残さずに吸いつくされて・・・
「あ・・・あぁぁ・・・」
私
もう・・・
「う・・・あぁぁあああ・・・」
無意識のうちに、私は腕を空に向けて伸ばしていました。
助けを求めるように・・・
「んくっ・・・あぁ・・・」
ポタリポタリと、雨粒が落ちてきました。
屋根に空いた穴から覗いていたお月様は、いつの間にか黒くて大きな雲に覆われていました。
ザ―――――――!!!!
雨はすぐに大降りになって、私を冷たく突き放すのです。
「あぁぁ・・・うあぁあ・・・」
ばしゃ!
腕が、ヘドロやお肉でグズグズになった床に崩れ落ちました。
私には、もう何をすることも出来ません。
「あぁぁ・・・うあぁああ・・・」
激しく打ちつける雨にも、私は責められ苦しみます・・・
いつか・・・いつかこんな日が・・・完全に負けてしまう日が来ることを・・・覚悟してはいたのですけど・・・
それにしても・・・こんな惨めな終わり方だなんて・・・
あぁぁ・・・私は・・・自分が惨めだと思うと・・・
「はぁあああんっ・・・」
声が・・・甘くなってしまいます。
イケナイ感覚が、私を責め立てるのです・・・
『スレイブモード発動まであと二分・・・スレイブモード発動まであと二分・・・』
エナジーオーヴが警告を発します。活動制限時間を超えても、ジャスティアンの姿のままだと、私は、その場にいる人や怪人さんの思い通りになってしまうんです。
でも・・・
「んくあぁあああああああ・・・」
私は・・・もうとっくに怪人さん達の玩具・・・
ただ苦しみ悶える為だけの、奴隷になってしまっているのです。
グチュグチュグチュグチュ・・・
あぅぅ・・・んあぁぁ・・・
ぃぁあああああ・・・
あぁ・・・
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
ぐっちゃぐっちゃぐっちゃ・・・
あぁぁん・・・ひあぁん・・・んあぁあああ・・・」
怪人さん達は、ドロドロに溶けて一つの塊になって・・・あぁぁぁ・・・私のカラダ中を粘膜のように覆っています。
毒を私に染み込ませながら、ウネウネグチャグチャと動いて、私を徹底的に苦しめて・・・責めて・・・嬲って・・・
「あぅぅ・・・あぁあああ・・・うあぁぁああ・・・」
雨はいつの間にか嵐になって、敗北の少女戦士を激しく責め立てています。
「うあぁぁ・・・あぁああああああっ!!!」
ガラガラガラド――――ン!!!!
雷が落ちて、辺りが一瞬眩く光りました。
仰向けに倒れている私の視界に、何者かのシルエットが浮かびました。
「うあ・・・あぁぁ・・・あなたは・・・」
「私は、バベルの怪人達の生みの親にして最高権力者。君が倒すべき一番の敵だよ。」
あぁぁ・・・私はその声に聞き覚えがあります。
でも・・・頭に浮かんだ嫌な予感を、私は全力で振り払いました。
コツンコツン・・・
足音を叩く響かせながら、その人は私に一歩一歩近づいて来ます。
杖を突きながら歩くその人の癖を、私は知っています。
「あぁぁ・・・そんな・・・どうして・・・」
ガラガラドーーーーーン!!!!
雷がまた近くに落ちました。
一瞬照らされたのは、博士・・・シラサギ博士の姿でした。
バベルに改造されそうなところを助けてくれた博士。
記憶がない私の親代わりになってくれた博士。
普段はとても厳しいけれど、でも戦いで傷つく私を本気で心配してくれた博士。
その博士が・・・どうして?
「ふむ・・・そのまとわりついている汚い汚物を、全てその身に吸収したまえ。」
博士がそう命じると、
ジュルジュルジュル・・・
まるでスポンジに水が吸収されていくみたいに・・・私のカラダに怪人さん達が吸い込まれてしまいました。
「あぁぁぁ・・・うあぁあああああああ・・・」
う・・・あぁぁぁ・・・私のカラダが・・・カラダの中が・・・汚されていきます・・・
「んくあぁぁあああああ・・・あぁああああああ・・・」
「リザ・・・君は実にいい声で鳴く。」
博士が、杖で私の顎を押し上げました。
「あ・・・あぁぁぁ・・・」
冷たい目が・・・私の肌を・・・裸になった胸を無遠慮に舐めまわします。
「いやぁ・・・んくっ・・・んぁああ・・・」
博士が、バベルのさいこーけんりょくしゃ?
どうして?
なんで?
どういう事?
どういう事・・・ですか?
「リザ・・・いや、少女戦士ジャスティアン・・・これは終わりではない。始まりなのだよ。」
博士の杖が・・・あぁぁ・・・首筋をゆっくりなぞり降りていきます。
「うあ・・・あぁぁぁ・・・」
「君のカラダには、今までの戦いで蓄積された毒・・・そして今日叩き込まれた毒・・・実に様々な毒で満たされている。」
博士の杖が・・・私のエナジーオーヴの淵をツーっとなぞります。
「ぁ・・・あぁぁ・・・ぁ・・・」
「ほうら、感じるだろう?君の細胞の一つ一つが毒で犯されているのが・・・」
私の・・・細胞の一つが犯されて・・・あぁぁあああ・・・
そんな事言わないで下さい・・・
そんな事言われたら・・・私は・・・
「はぁ・・・はぁ・・・ひぅ!・・・あぁぁ・・・」
「感じるかい?感じているかいリザ・・・あぁぁ・・・君はハシタナイ子だ。イケナイ子だ。悪い子だ。怪人と戦う正義のヒロインでありながら、その怪人に毒で犯されてその身を昂らせているのだからな。」
博士の杖が、エナジーオーヴをタンッ!と叩きました。
「うあぁあああああああああ・・・」
それだけで・・・私は全身を潰されるような衝撃を感じてしまいます・・・
「あ・・・あぁぁ・・・どうして・・・博士が・・・」
「ふむ・・・その『どうして?』には様々な質問が込められているね。」
博士の分厚い革靴が・・・あぁぁ・・・私の裸のお胸を踏みにじります。
ギュウウウウウウ・・・
「んくあぁぁあああ・・・」
「まぁ、時間は無限にあるんだ。ジックリ説明して分からせてあげるよ。そのカラダにね!」
ビシャン!ゴロゴロゴロ!!!
雷が轟きました。嵐は敗北の少女戦士に容赦なく降り注ぎ、物語の終わりを残酷に装飾していました・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
ウィィィィィィィィィィィィン・・・
無機質な機械の腕が動いて、私の首筋に注射針を刺し込みました。
「うくっ・・・あぁああああああ・・・」
両手両足を機械にとらわれている私は成すすべなく、首筋から注がれる毒をこの身に受けることしか出来ません・・・
「あぁ・・・あぁああ・・・」
博士は、私のカラダを化学工場だと言いました。私の中で色んな毒をブレンドして、より強力な毒物兵器を作るのだそうです・・・
望まれない限り死ぬことが出来ない私は、永遠に毒を生み出す為だけの存在になってしまったのです・・・
「あ・・・うあぁぁ・・・」
お胸には、赤いプロテクターが付いています。でも・・・その・・・ち・・・乳首の所に・・・両方の乳首に針が深く刺さっていて・・・針は透明なカップの様なものに繋がっています。
「んくあぁああああああああ・・・」
あぁぁぁ・・・見ないで下さい・・・
こんな私の姿を・・・
私のお胸からミルクがイヤらしく吹き出てきて・・・透明なカップを満たしていくのです・・・
ミルクを吸われるがままに吸われて・・・私はエッチな声を出しながら、腰をカクカク震わせてしまうのです・・・
「あひぃ・・・ひぁ・・・はぁあああん・・・」
このミルクには、私のカラダで作られた毒が沢山入っています。
私の体液なら、別にミルクじゃなくても、血でもなんでもいいのだそうです。
でも博士は、私に恥ずかしい思いをさせて苦しめる為に・・・わざわざ・・・お胸からミルクが出るようにして・・・
「んくぅ・・・あぁああああ・・・!!!」
私のミルクは・・・毒は・・・色んな人を苦しめるでしょう。分かっているのです。分かっていながら・・・堪えることも出来ないで・・・アンアン喘ぎながらミルクを噴き出しているのです・・・
あぁぁ・・・私はなんてイケナイ子なのでしょうか・・・
バチバチバチ!
刺し込まれた針から電流が流れて、私はお胸を中から責められてしまいます。
「あぁああああ・・・」
うあぁぁ・・・こんな風にして・・・お胸を虐められながら・・・ミルクを吸われ放題にされてしまうのです・・・
「うあぁぁ・・・あぁああああああ・・・」
ミルクを吸われながら悶える私の両腋に、機械の腕が近づいて・・・左右それぞれ一本ずつ毒を注射されてしまいます・・・
「はぐぅ・・・あぁぁ・・・吸われているのに・・・おっぱい止まらないのに・・・あぁぁあああ・・・も・・・もう・・・あぁぁ・・・」
私の心臓も、エナジーオーヴも、カラダ中に毒を浸透させて、そして毒を混ぜる為だけの器官に成り下がっています。
そうして作られた毒が、ミルクに交じって吸われていくのです・・・
「あぅぅ・・・あぁああ・・・んあぁああああああ・・・」
苦しみ悶える私を、無機質な機械の腕は冷酷に責め続けます。
カポッ!
私の口に、マスクの様なモノが取りつけられました。
ブシュウウウウウ・・・
そこから毒ガスが注入されていきます。
「んむぅぅ・・・」
私は毒を吸い込まないように、唇をギュウと噛みしめるのですが・・・
ウィイイイイイン・・・
あぁぁ・・・私のお股の下で・・・男の人の・・・その・・・お・・・おち・・・オチンチンチンみたいなモノが伸びてきて・・・
ヌプ・・・
「いやぁあああああああ・・・」
私の大事なところに・・・容赦なく入り込みました。
「いや・・・あん・・・や・・・あぁぁぁぁ・・・」
それは・・・あぁぁ・・・私の大事なところを抉るようにジュポジュポ動いて・・・あぁぁ・・それから、
ドップドップ・・・私の中で・・・熱い毒を放つのです・・・
キィ・・・キィイイイイイイイイ・・・
私のカラダ中に、回転する小さな刷毛のようなモノが近づいて来ます。
あぁぁ・・・ソレは・・・
ヌロォオオオオオオ
毒を・・・私のカラダに塗り付けていくのです・・・
「ぃぁぁぁああん・・・ふぁん・・・ひあぁああああ・・・」
喘げば喘ぐほど、毒ガスを吸い込んでしまって、
「うあぁぁん・・・くあぁああああ・・・うぁあああああ・・・」
ミルクを止めどなく吸われていきます。
あぁぁぁ・・・
「んあンっ!」
お胸の先端から、ミルクを吸引していた針とカップが急に取り外されました。
「はぁ・・・・はぁ・・・んいやぁああああああ・・・」
その代わりに・・・ジュクジュクしたスライムのようなモノがお胸に貼りついて・・・チュウチュウとミルクを吸い始めました・・・
「はぅぅ・・・あぁああああ・・・んあぁあああああ・・・」
ミルクを吸えば吸うほどに・・・あぁぁ・・・スライムの力が増していって・・・
ジュウウウウウウ!!!
どんどん・・・吸う力が・・・激しくなっていきます。
「だめ・・・あぁぁ・・・おむねが・・・おむねが・・・こわれちゃ・・・あぁぁああああん・・・」
スライムは、私から毒とエナジーを吸い取って、毒スライムとなって人々を苦しめるのでしょう。
それを分かっているのに私は・・・どうすることも出来ないで・・・それからも毒スライムをはじめとして、色んなモンスターを私のお胸で育ててしまいました・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
それから長い年月が経ちました。
ついにバベルは崩壊しました。
だけど、世界は平和になるどころか、また別の国や組織が戦争を始めました。
私のカラダは、便利な毒工場として使われ、どこまでも際限なく苦しめられ続けました。
私のカラダから、様々な毒が生み出されました。きっと様々な悲劇が起こったことでしょう。
それでも、人類はそれを乗り越え、そして、本当に平和な世界を作り出すことが出来たのです。
そして・・・あぁぁ・・・私は・・・
「毒の魔女・・・人類を長年にわたって苦しめて来たアナタを、ここに永遠に封じ込めます。」
防護服を着た人が私にそう言いました。
遠い過去の戦いの日の、あの怪人さんの事をふと思い出しました。
私の目の前には、不気味な色の深い沼が・・・ヘドロだまりと言った方がいいでしょうか・・・ボコボコとガスを出しながら広がっています。
「アナタをこの毒の沼に堕とした後、この地をダイヤモンドよりも硬い宇宙鉱物で塞ぎます。地球が壊れない限り、アナタはこの沼の中で永遠に苦しみ続けるのです。」
私は目を閉じて、その言葉を聞いていました。
「それが、アナタが生み出した悲劇に対する報いです。何か最後に一言ありますか?」
私は防護服の人に尋ねました。
「私が・・・私がこの沼に沈めば、もう誰も傷つくことが無いのですね?」
防護服の人は、少し戸惑ったような間を置いた後、
「もちろんです。」
と答えてくれました。
「うふふふ・・・それを聞いて安心したわ。」
「それでは・・・」
防護服の人が私に一歩近づこうとしました。
「私を堕とすのに、アナタの手を汚すことはありません。その綺麗な手で、愛する人をいっぱいいっぱい抱きしめてあげてくださいね。」
私はそう言って、
ひらり・・・
自分から深い深い毒の沼へと沈んで行きました。
ドプン
私の世界は永遠の闇に閉ざされて・・・
あぁぁぁ・・・まるで世界中の悪意に・・・一斉に責め嬲られるみたいです・・・
耐えられずに開いた口から、ドロドロと毒沼が流れ込んで行きます。
私は終わらない地獄の入り口に沈みながら、
少しだけ、平和な世界の夢を見ました。