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アヤワスカ
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退魔巫女カナタ ~カナタの戦い~

 これより語られるのは、今より千年も昔、遥か昔の物語である。


上弦の月がススキの生い茂る丘を照らしていた。その中に二つの影。一人は女・・・少女と呼んでも差し支えないくらいあどけない・・・だが凛として儚げで蠱惑的な女が、苦しげに肩で息をしている。


「はぁ・・・はぁ・・・くっ・・・うぅぅ・・・」


 その身を覆うのは、カラダにピタリと張り付いた桃色の装束。それは後の世でレオタードと呼ばれるモノと酷似している。息をする度に誘うように上下する胸のふくらみは小さく、装束の上からもハッキリと見て分かるほど乳首がいきり立っている。


 そしてもう一方の影・・・


「くけけけけけけけ・・・どうしたどうした?もう降参かぁ?」


 愉しげに嗤うムカデの妖魔。無数の足をワサワサと蠢かして女を挑発している。


 女の名はカナタ。退魔巫女カナタ。妖魔と戦いこれを打ち滅ぼし、人の世を守っている。


「何をバカなことを・・・私は・・・負けませ・・・」


 言い終わらぬうちにその身をムカデ妖魔に巻き付かれてしまう。


「うあぁぁ・・・あぁぁ・・・あぁあああああああ!!!」


 ギリギリと締め上げられ、苦悶の声を上げてしまう・・・


「くけけけけけけ!!!なんか言ったかぁ?なぁ?負けません・・・とか言いかけたよなぁ?なぁ?」


 ヌルン・・・妖魔の舌が、カナタの耳や頬を舐めまわす。


「はぁっ・・・んくぁぁあああ!!!」


 さらに締め上げながらムカデの体がウネウネと蠢きだす。締め上げながらもその硬い胴と手足で女のツボを刺激し、まるで全身を愛撫されているような感覚で辱めていく。


「んはぁぁ・・・あぁぁぁああああああ・・・!!!」


 ガクガクとカナタのカラダが震える。望まぬ絶頂から降りてこられないのだ。その感触は妖魔を興奮させ、締め付けは一層強くなり、そして弱点を探り当てられた女体をより的確に責め抜かれてしまう。


「んはぁぁぁぁあああん・・・あぁあああああああああ!!!!」


 カナタの頬が恥辱に紅潮し、切なげに寄った眉の下瞳が潤んでいる。そのぷっくりとした唇からは、熱い吐息が絶えず漏れ続けている。


 月下に照らされたソレは、女として完全敗北した姿だった。


「くけけけけけけけけけ!!!!負けまくってるじゃねぇか!!!この淫乱退魔巫女がよぉおお!!!」


「はぅ・・・んくぁ・・・いいえ・・・私は・・・負けませ・・・ん・・・負けるのは・・・アナタ・・・です・・・」


「はぁ?何を言って・・・」


 そこまで言って、妖魔の動きが完全に止まった。その額には、細い針の様なモノが刺さっている。それはカナタがマナで作った針。戦いの最中にそれと知られずに打ち込み、そして妖魔の体の中に少しづつ神聖なマナを流し込んでいたのだ。まるで毒の様に妖魔を蝕んでいったのだ。気付かれることなく・・・少しづつ・・・


「く・・・ぐげ・・・い・・・いつのまにぃいい・・・ぐぎゃぁあああああああああ!!!!」


怖ろしい断末魔が夜を引き裂く。ドロォオオ・・・妖魔がどす黒くて粘着性のある物質へと変化していく。それはカナタのカラダを汚し、べっとりと侵食していく・・・


死しても尚、何処までも深い欲情がカナタを苦しめていく。ヒクヒク震える腹を、クネクネと悶える尻を、そして苦しげに上下する胸を責め立てていく・・・


「あぅぅううう・・・」


 苦悶の声をあげ、カナタは膝から崩れ落ちてしまう。しつこいくらいにねっとりと、執拗に、死した妖魔の魂が清らかな退魔巫女を責め嬲っていく。


「んくあ・・・はぁ・・・はぁ・・・んくっ・・・」


 だが、彼女を苦しめるのはそれだけではない。


「あぁぁ・・・う“ぁぁぁああああ・・・」


 カナタが首筋を仰け反らせて、一層激しく悶え苦しみ始めた。


『カナタぁ~~~カナタぁ~~~今の奴を倒すのに、かなりのマナを使ったよなァ?』


 彼女の中で鬼が嗤う。かつてカナタからその名を奪われ、その女体に封じられた鬼は、彼女が使ったマナに応じて女体を責め嬲る・・・もっともマナを使おうが使うまいが、鬼の気まぐれによりいつでもどこでも可憐な退魔巫女は責めを受けるのだが・・・


「くぁ・・・あぁぁああああ!!!」


 まるで巨大な見えない手によって握りつぶされているかのような苦しみに、苦悶の声を抑えられない。


「んはぁ・・・あぁぁ・・・ぃあ・・・ぅあぁぁぁあ・・・」


 手に握りつぶされながら、その喉を舌が這う感覚に嬲られる。へそを穿られ、尻を撫でまわされ、秘豆をグリグリ潰されて、女淫の割れ目を舐めしゃぶられる。


「はぁぁん・・・あぁぁ・・・うぁ・・・あぁぁぁあん・・・」


 そして彼女の一番の弱点・・・乳首がいきり立ち、切なげに震えるその小さな胸は・・・


 乱暴に揉みつぶされ、甚振るように撫でまわされ、乳首をつままれ甘噛みされ吸い付かれ・・・いくつもの責めを同時に受けている。


「んはぁぅ・・・あぁ・・・ぃあ・・・あぁぁぁぁあ・・・」


『お?カナタぁ~~~愉しんでる場合じゃないみたいだぜぇ~~~?聞こえないか?ほら?』


 鬼の声が示した通り、遠くの方から女性の叫び声が聞こえる。そして妖魔の気配。ここからそう遠くは無い所で、女が妖魔に襲われようとしているのだ。


「んぁ・・・い・・・いかなきゃ・・・うあぁぁあああああ~~~~!!!」


『どうした?早く助けに行かないと、無辜の民が妖魔に喰われてしまうぞ?』


 そう言いながらも、鬼は責めを一向にやめる気配はない。むしろより激しくカナタを嬲り苛めている。


「あぐ・・・あ・・・あぁぁああ・・・お願い・・・邪魔を・・・あぁぁ・・・しない・・・で・・・」


『フハハハハハハハハ!!!なぜ我が貴様の願いを聞き入れなければならぬのだ・・・と、言いたいところだが、もしこちらの条件をのみさえすれば、妖魔の近くに貴様を転移してやってもよいぞ?戦えなくともその身に妖魔の責めを受けることで、女の身代わりにはなれるだろう・・・だが、分かっておるな?』


「んぁ・・・はぁぁ・・・」


 その言葉に、カナタの吐息が熱くなる。妖魔は時空を歪め時を止め、その欲望が尽きるまでカナタを延々と嬲り尽くすだろう。離れたところからも伝わるほどの妖気を持った妖魔に、一体どれほどの時を責められ続けるのだろうか・・・おそらく、永遠に等しい地獄の一夜が待っているに違いない。


「そ・・・それでも・・・本望です・・・」


『フハハハハハハハハ!!!そう言うと思ったぞカナタ!!!だが、その代わり、妖魔から解放されたのち我に付き合ってもらうがな。妖気と瘴気がどっぷりと含まれた泥沼の底で、その胸を徹底的に責め抜いてやるわ。そうさなぁ~~~これから貴様が妖魔に責められる時間・・・その三倍ほど永く、徹底的に胸責め地獄を味合わせてやる。どうだ?』


 カナタの心臓がキュウと鳴った。これから彼女を待つのは、ただひたすら妖魔に責められるだけの永い永い地獄・・・それが終ってもまたさらに、より永い恥辱が待ち構えている。


 だが、彼女には端から選択肢などなかった。


「かまいません・・・お願いします・・・私を・・・妖魔の元へ・・・」


『承知した。さぁ、久遠の時を愉しむがいい!!!』


 そしてカナタは・・・


・・・・・・・・・


・・・・・・


・・・


「なんだ貴様は?」


 かがり火が炊かれた神社。突如現れた妖艶な女人に妖魔が轟く声を上げる。狒々の顔を持ち、狸の胴に虎の手足、そしてヌタヌタと蠢く蛇の尾・・・鵺と呼ばれるその妖魔は、ただ声を発するだけでビリビリと空気を震わし、禍々しい瘴気を発してしまう。


「アナタを滅しに参りました。退魔巫女です。」


 すっくと立ち、悍ましい妖魔を睨みつけているカナタの肉体は、今も鬼による激しい責めを受け続けている。本当は腰が砕けてしまうほどの責め苦を受けながら、顔色一つ変えずに凛と立っている。


「ひ・・・ひぃっ・・・!!!」


 腰を抜かしたのか、白装束の女性が這いずるようにして逃げようとしている。


「逃がすかよ!!!」


 鵺が女に向けて爪を伸ばす。


「くっ!!」


 カナタはマナで太刀を作り上げ、それを斬ろうとした。だが、


『フハハハハハハハハハハハ!!!マナを使えると思うなよ?』


 身の中に封じた鬼が、心臓を強く握った。


「はぁ“ぅ!!」


 本当ならばここで、胸を掻きむしりながらのたうちまわっていただろう。だが、カナタは今、妖魔から女を助けるために現れたのだ。必死に唇を噛みしめて、女を襲おうとする爪の前に立ちふさがり、そして・・・


 ズブリ!!!


 カナタの胸に、鵺の爪が深く突き刺さった!


「っぁぁああああああ!!!!」


 カナタの苦悶の声に怯えたのか、女がその場でうずくまってしまう。


「かふっ・・・に・・・逃げて・・・くだ・・・さい・・・早く・・・」


「ひっ・・・ひぃい・・・!!!」


 カナタの声が聞こえているのかいないのか、女は耳を手でふさぎ小さく丸まってカタカタと震えている。


「退魔巫女よ。何故邪魔をする。ワシはただ、与えられた生贄を喰らおうとしているだけなのだが?」


「くぁ・・・妖魔から・・・人々を守るのが・・・私の・・・役目・・・ですから・・・」


「ほほぅ。そうかそうか。」


 どろぉお・・・


 爪を通して、瘴気がカナタの胸に流れ込んでくる。


「あぁぁあああ・・・うあぁぁああああ!!!」


「ふむ・・・なるほど。ではせいぜい役目を全うするがいい!!!」


 ヌプリ・・・爪が引き抜かれ、


「あぁぁぁ・・・」


 カナタが膝から崩れ落ちそうになる。が・・・


 ガシ!


 何者かに背後から羽交い絞めにされてしまう。


「くぁ・・・ど・・・どうして・・・」


 そこにいたのは白装束の女。カナタがその身を犠牲にしてまで助けようとした女・・・


「その目は・・・既に妖魔に・・・んぁっ・・・」


 女の細い指が、カナダの胸を弄っていく・・・


「うぁ・・・あ・・・あぁぁ・・・あぁぁ・・・」


「ワシの妖気に当てられたその女は、今や操り人形だ。守るべき存在に嬲られる気分はどうだ?」


「あぅ・・・そ・・・そんな・・・あぁぁぁぁ・・・」


ただ胸を撫でまわされる。それだけなのに、瞳を蕩けさせ、熱い吐息を吐き、淫らにビクンビクンと震えてしまう。


「なんだその反応は?嬲られて悦んでいるのか?」


「んはぁぁぁっ・・・そ・・・そんなことは・・・あぁぁぁ・・・」


 ただでさえ鬼に邪魔されて戦えないカナタ。しかも相手が無辜の民とあっては、抵抗することも出来ず、ただ弱点の胸を差しだし、されるがままに嬲られることしか出来ない。


『フハハハハハハハハハハハ!!!カナタぁ~~~面白い事になったなァカナタぁ~~~!!!』


 鬼が嗤い、そして・・・


「んくはぁぁあああああ・・・!!!!」


 カナタの反応が激しくなってしまう。喉を反らしカラダを仰け反らせ、胸を突きだしてしまう。


「そうかそうか。胸を弄られるのが好きなのか。だからワシの元へ現れたのか・・・」


 のっしのっしと近づいてきた鵺。その蛇の尻尾が、責めを受けながらヒクヒクと切なげに震える胸を舐めまわす。


「ひぅ・・・あぁぁ・・・んあぁぁぁああああ・・・んくぁ・・・ち・・・ちが・・・あぁぁ・・・わたしは・・・んはぁ・・・」


「何が違うんだ?ん?」


 チロチロチロ・・・


 女に耳を舐められて、


「はぅ・・・んぁぁぁぁ・・・」


 甘い声を上げてしまう。


「なるほど。確かに違ったな。胸だけではなく、全身を甚振って欲しいのだな。」


 鵺の手が頬を撫で耳を弄る。


「はぅっ・・・んぁ・・・ぁぁ・・・うぁ・・・」


「全身が敏感じゃないの。」


 耳元で女が囁いた。そして片手で胸を辱めながら、もう片方の手で背中に指を這わせる。


「んぁぁ・・・ぅあ・・・あぁぁ・・・」

 

 指がゆっくりと尻の方へ降りていく。


「はぁ・・・はぁ・・・うぁ・・・あぁぁ・・」


 無意識のうちに、腰をくねらせてしまう。まるで尻を責められるのを待っているみたいに。


「なんだその顔は。それでも妖魔を打ち滅ぼす退魔巫女か?」


 顎を鵺に持ち上げられて、カナタは


「んはぁぁ・・・」


 と甘い息を漏らしてしまう。


 抵抗もせずに嬲られて淫らに身をくねらせる退魔巫女を、かがり火が妖しく照らしている。この恥辱に塗れた姿を、一体だれが妖魔と戦う戦士だと思うだろうか。恥知らずの淫売、被虐趣味の娼婦そのものではないか!!


「お仕置きしないとね。」


 カナタの耳元で女が囁く。それに続いて、


 スパン!!!


 乾いた音を響かせて、カナタの尻がひっぱたかれる。


「あぁぁぁぁあああああああ!!!!!」


 愛撫に蕩けたカラダに加えられた強烈な一打。その衝撃に身をくねらせて、


「あ・・・ぅぁ・・・ぃあ・・・あ・・・あ・・・」


 カナタの股間から、尿とは違う汁が腿を伝い滴っていく。


「気をやったか・・・はしたない女だ。」


 蔑む鵺を恨めしそうに見つめるカナタだが、もう何も言い返すことも出来ない。凛とした顔を蕩けさせ、口をパクパクさせながら、倒すべき妖魔と守るべき人に挟まれ弄ばれどこまでも堕とされていく・・・


「気持ちいいのはここでお終い。」


「はぁぅ・・・」


 吐息と共に耳元で囁かれて、カナタのカラダがピクンと跳ねる。


「退魔巫女よ。お前が死すればワシはこの女を喰らうであろう。守る意思があるならば、死ぬでないぞ。」


 鵺はそう言って、


 ザク!!!


 カナタの胸を引き裂いた!!


「あぁぁああああああああああ!!!」


 斬撃の激痛に、カナタの声が夜闇に響く。だが刻まれた傷は、装束もろともすぐに回復してしまう。刻まれる痛みだけを植え付けながら、カラダは何事もなかったかのように戻ってしまう。それを見た鵺は満足そうに笑った。


「ガハハハハハハハ!!!なんだこれは!!なんだこれは!!!裂いても裂いてももとに戻る・・・なんと都合のいい玩具だ!!まさに、甚振られるために存在するようではないか!!!」


 ザン!ザン!!ザンッッッ!!!


 何度何度も鵺の爪が胸に振り下ろされ、その度に襲い来る激痛にカナタが苦悶の声を上げてしまう。


「うふふふふふ・・・可愛い・・・食べたくなっちゃった。」


 女が囁き、斬撃に苦しみ続ける哀れな贄の細い首筋に噛みついた。


「んくぁ・・・あ・・・はぅっ・・・」


 そして・・・


 ドクンドクン・・・


 血を啜り始める。


「あぐ・・・あぁ・・・あぁぁぁあああああ・・・!!!」


「どうら、触れるモノ全てを灰と化す炎の爪だ!!!・・・これでも死なぬか・・・ガハハハハ!!!次は酸で焼き溶かしてやるっ!!!・・・おおう!!いい声で鳴くではないか!!!ならば次は電撃の爪だ!!!・・・ガハハハハハハハ!!!痛いか!?苦しいか?そうであろうそうであろう!!!次は氷結の爪だ!!!どうだどうだ?ワシの爪はワシが望むがままにどのようにも変化するぞ?次はどんな爪がよい?なぁ、答えぬか?『いやぁぁぁ・・・』ではない。答えぬか!そうか。炎と酸、電撃と氷結を一度に喰らうがいい!!!」


「あぁぁああああああ!!!うあぁぁぁあああああああああああ!!!」


 胸への壮絶な拷問に悶えるカナタの尻を、股座を女の細指が弄り回す。トロトロに蕩けた蜜壺に、長く細い指が入っていく。何の抵抗もなく二本・・・三本と・・・


「ひぁぁん・・・あぁぁ・・・うあ・・・あぁぁあああ・・・」


 中の弱い部分を探るように、指はコリコリと動き回り、カナタの女性としての部分を追い詰めていく。


「んはぁぁ・・・あんっ・・・ぃあ・・・やめ・・・」


―――まだ何もしてないわ。言ったでしょう?気持ちいいのは終わりだって―――


 首にかじりつき血を啜り続ける女の声がする。頭に直接語り掛けてくるように・・・


 そして・・・


 ドップ・・・


 女の指が射精した・・・そう錯覚するくらい・・・濃くて生暖かいナニカが大量に注ぎ込まれてくる・・・それはナカを穢し焼き溶かしながら、子宮を満たしていく。


「うあぁぁ・・・な・・・あぁぁぁああ・・・!!!」


―――これは瘴気よ。アナタもよく知っているでしょう?妖魔のどろりとした濃い瘴気・・・たっぷり味わいなさい―――


 子宮に直接瘴気を注がれる・・・あまりにも悍ましい、女性としての尊厳を蹂躙する責め苦・・・それを、よりにもよって助けようとした人物から受けてしまう。


「んくぁ・・・あぁぁああああ・・・」


 肉体も心も責められ辱められ蝕まれていく。


『フハハハハハハハハハハハ!!!カナタぁ~~~カナタぁ~~~どんな気分だカナタぁ~~~!!!せっかく瘴気に犯されているんだ。もう一工夫手を加えてやろう!!!』


 鬼の嘲笑と共に、頭にある映像が浮かぶ・・・瘴気に満たされた子宮に卵が排出されてしまう映像が。それはすぐにどす黒く犯され、形を変えていく・・・


「んはぁぅ・・・ぅあ・・・」


 女性として神聖な、卵すらも好き放題にされてしまう・・・それだけでも、尊厳を血に貶めるには十分だというのに・・・


「んはぁぁ・・・いぁ・・・いやぁぁ・・・」


 ズクンズクン・・・禍々しいナニカが体内で形作られていく。妖魔を滅ぼすために存在するカナタの中で、あってはいけないモノが生まれようとしている・・・それは形を持たぬ黒い霧状のナニカになり・・・そして胎内に吸収されるかのように掻き消えていった。


 確かにそれは消えたが、怖ろしいのはここからだった。


「んはぁぁ・・・あぁああああああああ!!!」


 斬撃に晒され続けるカナタの胸に異変が起きる。乳首がピンと張り詰め、チュウチュウと見えないナニカに吸われていくような感覚に苛まれてしまう。


「んぁぅ・・・ぁぁ・・・だ・・・だめ・・・あぁぁあああああ・・・」


 見る者が見れば、カナタの胸にぼんやりと黒い幽体がまとわりついているのがわかるだろう。彼女の胎内で瘴気を受精した卵は、この世に存在しえぬ悪霊となり、母体であるカナタの胸を赤子の様に吸っているのだ。


 もっともそれは赤子とは違い、ただただカナタを責め苦しめたいがためだけの、悪意と欲望によって起こされるモノである。そこには微塵の愛情も母性もなく、ただただ蹂躙と辱めがあるのみだ。


「あ・・・あぁぁ・・・そんな・・・っあぁあああああああああああ!!!!」


 その胸を、様々な効果を持つ爪によって何度も斬り裂かれている。


 毒を注ぎ込み、爆裂して爆ぜ、回転して抉り振動して破壊する・・・その度にすぐに元に戻り・・・その回復する時でさえも、


「あぁぁん・・・うあぁぁぁ・・・」


 性感に似た激しい痛痒にカナタは苦しめられてしまう。


 ドクン・・・またカナタの子宮に卵が排出されてしまう。しかも今度は二つ・・・


「くあ・・・も・・・もう・・・ぁぁぁあああああっっ!!!」


 卵はすぐさま瘴気を受精し、悪意の塊に変化していく。カナタを責め苦しめるためだけの存在がまた誕生してしまう。


「そ・・・そんな・・・あぁぁ・・・うあぁぁ・・・」


 チュウチュウ・・・胸が吸われて・・・そして・・・


「んくあぁぁあああああああああ!!!!!!」


 ドクンドクン・・・退魔巫女のささやかな膨らみから乳が止めどなく溢れ、装束をじっとり濡らしていく。


「んぁ・・・ど・・・どうし・・・て・・・」


『フハハハハハハハハハハ!!!子を産んだのだ!!乳が出るのも道理ではないか!!!』


「そ・・・そんな・・・あぁぁあああああああああ!!!」


「ガハハハハハハハハハ!!!胸を斬り刻まれながら乳を噴き出すとは!!!どこまでも淫らなのだお前のカラダは!!!刻んでも刻んでも、刻み足りぬわぁ!!!!」


 興奮した鵺の責めが激しさを増していく。


 ジュウウウウ・・・女のいよいよ激しく血を吸い上げ、子宮内を犯す瘴気が濃さを増していく。


 そして・・・


 その子宮内には次々に卵が排出され・・・


 女性として、いや、人間としての道理を完全に書き換えられ、存在しえぬ責めに悶え喘ぐカナタ。見えぬ赤子は数を数えるのも億劫なほどに増え、その全てが激しく乳を吸っている。


「ぃあ・・・んあぁぁ・・・あ・・・あぁぁぁあああああああ・・・」


 かがり火に照らされながら、延々と責められながらカナタは乱れ悶えて・・・


・・・・・・・・・


・・・・・・


・・・


 いつしか女はその場から姿を消していた。カナタを嬲ることに完全に魅入られた鵺によって解放されたのだ。その点では、カナタは自らの使命を果たしたと言えよう。


 だが、その代償はあまりにも重かった。


「はぁぅ・・・あぁぁぁ・・・うあぁあああああ・・・」


 カナタが悶え苦しんでいるのは、妖魔が作り出した魔空間。ここでは全てが妖魔の思い通りになる。全てが妖魔の望むがままになる空間に引きづり込まれた敗北の退魔巫女。彼女に許されたのは、妖艶に身をくねらせ甘い声で鳴きながら玩弄され続けることだけ・・・


「ひあ・・・あぁぁぁ・・・んあ・・・うあぁぁあああああああ・・・!!!」


 カナタのカラダ中に無数の狒々が纏わりついている。柔肌に指を食い込ませ、髪を引っ張り首を締め上げ、ぷっくりとした唇に吸いついている。無理矢理またぐらを開かせそこにしゃぶりつき、手足は曲げてはいけない方向に曲げられている。

 腋をヘソをいじくりまわされ、尻肉を鷲掴みにされ、そして乳を噴き出し続けるささやかな膨らみは文字通り乱暴に、力任せの愛撫を受け続けている。


「あぐ・・・おご・・・ぐあ・・あぁぁああ・・・」


 狒々の空間にカナタの悲鳴が響く。そしてそれと同時に、


 カナタはまた無数の蛇にも責めを受けてる。


 大小様々な蛇で満ちた空間で、ぬるぬるとその身を蛇に締め上げられ、カラダ中に噛みつかれ毒を受け続けている。だらしなく開いた口にも蛇は入り込み、口内を蹂躙されている。


 ミシミシ・・・ゴキゴキ・・・


 全身の骨を砕かれては再生し、またすぐに砕かれてしまう。チロチロと舌でカラダのあらゆるところを舐めあげられ、全身がねっとりと蛇の唾液塗れになっている。細くて小さい蛇は装束の中に潜り込み、尻たぶでウゾウゾと蠢き、秘豆を縛り上げ、膣内に侵入していく。

 ジュル・・・ジュルジュル・・・勿論胸には集中的に集って・・・カナタの胸は、数多の小さい蛇に嬲られながら大蛇に締め上げられ、毒蛇に噛みつかれ舐めまわされる・・・その全ての責めを同時に受けている。物理も人体の許容量も一切無視した蛇による責めに、


「んう・・・おぁ・・・あぁぁ・・・う・・・あぁぁ・・」


 身悶えながら、さらに


 カナタはまた、無数の虎に貪り喰われ続けている。


 首筋に、腹に、腿に噛みつかれ、爪で全身を引き裂かれながら・・・貪り喰われ続けている。喰われても喰われてもすぐに元通りになるカナタの肉体は、食べ放題のごちそう。至高の一品。とりわけその胸肉は味がいいのか、虎たちは顔を突っ込むようにして一心不乱に噛みつき咀嚼し続けている。激痛に震えるカラダも上がり続ける苦悶の声も、その表情も、全てが味わいに彩を飾り、凄惨な饗宴に華を添え続ける。


「っ“・・・う“あ・・・あ・・・う“ぁ“ぁ“・・・あ“・・・」


 そうして貪られながら、また


 カナタは無数の狸たちによる責め苦を受け続けている。


 荒縄で縛り上げられたカナタは、天井もない空間で宙ずりにされている。目元を黒い布で目隠しされ、猿轡を噛まされた彼女の肌は、汗でぐっしょりと濡れそぼり、おくれ毛が艶めかしく頬に貼りついている。薄い胸肉は縄により強調され、またぐらには縄がぎゅぎゅうと食い込んでいる。


 バシン!!!


 尻を鞭打たれ、


「うぅぅ・・・」


 うめき声をあげたカナタの肉体が震える。


 バシン!!腿を打たれ、バシン!!背中を打たれ、そして


 バシン!!!


 胸に強烈な一撃を喰らったカナタは、


「うぁぁぁ・・・うぅぅう・・・」


 顎を上げガクガクと震えたのちに、がくりと脱力してしまう。


 だが休むことなど許されない。狸たちは手に手に鞭を持ち、カナタを打ち続ける。


 バシンバシンバシン!!!!


 全方位から休みなく。鞭打ちは止まらない。それどころか、狸たちの中には火のついた蝋燭を手にするモノ、大きな男根を模した張形を持つモノもいる。これからそれらの器具でカナタは・・・


「うぅぅぅ・・・うぅううう・・・」


 ・・・・・・狸達に甚振られながら、虎達に喰われ、蛇達に責められ、狒々達に蹂躙される。


 その全ての苦しみを、カナタは同時に一身に受けている。受け続けている。


 何度も壊されながら何度も直されて・・・地獄呼ぶのも生ぬるい責め苦を、無数の狒々や蛇や虎や狸が満足するまで延々と・・・


 延々と・・・


 死ぬことも狂うことも許されないまま、


 気の遠くなるほど責めを受け続けて・・・


 そして・・・


・・・・・・・・・


・・・・・・


・・・


 泥沼・・・妖気と瘴気をたっぷり含んだ泥沼の底で、カナタは鬼の宣言通りに責めを受け続けている。少し触れるだけでも壮絶な辱めを受けてしまうほどの泥の底で、ウネウネとその身をくねらせ続けている。


 鵺の魔空間でどれほどの時間、責めを受けていたのかもうカナタには分からない。実感としては永遠に終わらぬ地獄を味わい続けた気がする。ならば今受けている地獄はどれほど続くのか・・・考えても何も分からない。最も、考えるほどの余裕など与えられるはずもない。


 泥はそれ自体が意志を持つかのように蠢き、絶えずカナタの胸を揉み、撫で、乳首をつまみしゃぶるように責め立てる。泥の中には無数の妖虫が巣くっていて、極上の獲物に集りその肌をその肉を貪り続ける。


(うぁ・・・あぁぁ・・・あぁああああ・・・)


 泥の底、声にならない苦悶の声を上げながらカナタは苦しみ続けている。


 息をすることも出来ぬ汚泥の獄に堕とされながら・・・カナタの心には一点の後悔もない。これが自分の役目だから。こうするために自分はあるのだから。


 今までもこうしてきたし、そしてこれからもこうして・・・


 幾度も幾度も無限の時を、責めに晒され続けるのだから・・・


 だから・・・


『フハハハハハハハハ!!!カナタぁ~~~それじゃぁ始めようか。終わりの見えぬ胸責め地獄をよぉ~~~』


 鬼の声にカナタはゾクッと身を震わせる。


(始める?・・・そんな・・・まだ始まってすらいなかったの・・・こんなにも気の遠くなるほど・・・泥に責められていたのに・・・こんなにも・・・苦しい・・・のに・・・)


『馬鹿を言うな。我はまだ何一つしておらぬ。さぁ、ここからが本番だ。我の全力の責め苦を、その小さい胸に集中して味合わせてくれるわ!!!』


(いや・・・あ・・・うあぁぁぁあああああああああああああああああ・・・)


 退魔巫女カナタ・・・その身に鬼を封じながら、夜をかけ闇を切り払う美しい戦士。少女と呼ぶのが相応しいほどあどけなさの残る可愛らしい・・・けれども凛として儚げな彼女は時の止まった永遠の夜の中で、永遠に泥に塗れて悶え苦しみ続け・・・


 その永遠が終ったとしても、待っているのはまた別の永遠の地獄。


 それを数え切れぬほど繰り返しながら、彼女は人知れず戦い続けた。


 今より千年も昔、遥か昔の物語である。


Comments

ありがとうございます! 久し振りにカナタを書いて、やっぱりカナタは良いなって思いました! これからも彼女をよろしくお願いします

アヤワスカ

やっぱりカナタちゃんは最高です✨

リスワン


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