こんにちは!
今回は先日の記事で寄せられたこれらの質問に一気に答えていきます!
- ウワモノの作り方、考え方
- 作曲でブレイクスルーを感じた瞬間
- 見た目が好きなプラグイン
- Ableton Liveもはや手癖になってるショートカット集
ウワモノ…
おそらく、ドラム、ベース以外を占める、帯域でいう中音域以上で鳴っているシンセやサンプルのことを指していると思います。(間違っていたらすみません)
もちろん、ジャンルによってそのウワモノの持つ役割が異なるのですが、
どのジャンルにも言えるであろう意識していることがあります。
「はっきり聴かせたい音」と、「聴かせたくない音(バックアップに徹する音)」を明確に分けることです。
例をあげると、例えばめちゃくちゃ派手なリードが真ん中で鳴っていて、
さらにジャキジャキのsupersawが別のメロディを奏でていて、
さらに同時にアタックが鋭いpluckが大音量で鳴っている…
こういう曲はダメとは言わないですが、綺麗にまとめるのはかなり難しいです。
半端なアイデアやミキシングだと、なんか色んな音がめっちゃ鳴ってるな〜という印象しか残りません。
なので、上の例の場合は、一番聴かせたい音(派手なリード)はそのままに、
supersawはほぼPADのような役割であまり音程を動かさず固定し、
pluckも削除、もしくはアタックを丸くして音作りを目立たなくし、delay等をかけて輪郭をぼかして広がらせるようにすると良いでしょう。
一つのモチーフだけにフォーカスさせることはかなり効果的です。
中・高音域は色々音が突っ込めるような気がするので、つい別の音を、別の音をと沢山入れてしまうかもしれませんが、
覚えておいてほしいのは、他の音を足せば足すほど、正確で完璧な制御が必要になるということです。
(僕はそれが必要だと思ってるので、必要という前提で書きます。)
例えば、LeadとPadだけであれば制御は簡単です。
LeadとPadの音作りや、音域・音量を調節すればOKです。
しかし、そこにPluckが入ると、PluckとLead, Padそれぞれのバランスを取ることが求められます。
さらにそのPluckにDelayをかけることになった場合、Delayがかかってほしいタイミング以外に作用することを防ぐ為にオートメーションが必要になります。
さらに一瞬だけfillを追加することになった場合、fillのタイミングのみPluckは鳴ってほしくない為ミュートのオートメーション、もしくはfillのタイミングのみの専用フレーズを新たに作る必要があります。
さらにボーカルが入る場合、ボーカルのとシンセのマスキングを防ぐ為に…
という具合です。
僕がおすすめするのは、ウワモノのトラックたちを全てまとめてグループ化して管理することです。
そのウワモノのグループだけを聴いて、音量・帯域・各種オートメーションかちゃんと制御されていると感じればOKだと思います。
これちょっと前の記事でこの質問の答えみたいなのを書いちゃったんですけど、
それ以外についてのブレイクスルーを感じた瞬間を書きます!
- 自分の好みの音がはっきりわかるようになった時
まずこれがあります。
作曲始めたての頃はどのサンプルパックを買ってもすごくいい音に感じたんですけど、
曲をたくさんつくり続けるうちに、こういう音が好き、もしくはこういう音はあまり好きじゃないから使わない、という区別がはっきりしてきます。
これを積み重ねていくうちに個性が生まれていくのかな、と思ったりもします。
- どの環境で聴いても自分で違和感を感じなくなった時
次にこれ!
昔は曲が完成したと思っても、外出用のイヤホンで聴くとなんだか変なバランスになってて何度もミックスをやり直すというようなことがありましたが、
ある時からほぼなくなりました。
まず前提として、高価な機材を買ったという恩恵は間違いなくあります。
安い機材では分からなかった微妙な周波数の被りや制御すべき空間が、高価な機材によって明らかになったので解消されました。
それを踏まえた上で、僕はスピーカー鳴りを重視したことが一つの鍵だったと思っています。
サウンドチェックの優先順位ははっきりしていて、スピーカー>ヘッドホンです。
これは僕の中で揺るがないものになっています。
①まずスピーカーで曲を作って、(たとえそのスピーカーの再生可能周波数が限られているとしても)そのスピーカーで100点の鳴りを目指します。
②満足する出来になったら、ヘッドホンで超低音部分や細かい帯域の被りや音量バランス等を調節します。
③そして再度スピーカーで確認します。ここで全く問題無いサウンドであったら、うまくいっています。もし違和感があったら、再度②に戻ります。
ミックスでもマスタリングでも、全てこの手順で行います。
そうそう、言い忘れていたけどスピーカーで確認する時は小さい音量で!
これは部屋鳴りなどの余計な障害を減らすだけでなく、曲を客観的に冷静に分析するためです。
大きい音量で聴いていい感じでも、小さい音量で聴いていまいちだったらダメです。
その場合は、小さい音量で聴いた時の判断が100%正しいです。
自分に厳しくすると格段に上達します!
- 自分の曲をDJで使って満足出来た時
最後にこれ!
DJをやったことがある人はこの気持ちがわかると思います。
DJで人前で自分の曲を流して、100%の自信が持てますか?
僕は最初はなんだか恥ずかしい気持ちになりました。
自分で作った曲なのに。
なんだかこれまでに流した曲と比べて、劣っている感じがしたのです。
今でこそ、ほとんど自分の曲でDJしたりもしちゃってますが、
DJを始めたばかりの頃は、持ち曲はそれなりにあるにもかかわらず
劣等感からあまり自分の曲を流していませんでした。
この感情は、色んな原因が重なって生まれています。
単純にサウンドのクオリティが弱い、
音圧がプロの曲と比べて十分ではない、
実はその曲はそんなに好きではない、
DJでやりたい音楽と自分の曲がズレているように感じる、など…。
なので、すぐに解決できる問題ではなく、一つ一つの原因と向き合い
克服するのに時間がかかりました。
DJを全くやる予定が無いのであれば、この項目ついては気にする必要はありません!
見た目か〜。
実用性重視で選ぶ方なのであまり見た目を気にすることは無いのですが、
あえて言うならこれ!
つまみが高級機材っぽいとテンション上がる。
こういう音しか鳴らしません!というのがはっきり伝わる背景最高。
ベタだけど、このGUIは意味なくつまみをいじってしまう魅力がある。
いいですね!
いくつかあります。
ちなみにMac OSなのでMacのショートカットです(windowsの場合は多分commandをCtrlに変えれば大丈夫です)
コピー&ペースト、アンドゥ&リドゥとか皆が知ってるやつは除いて…
- 新規オーディオトラック追加
command+T
- 新規MIDIトラック追加
command+shift+T
- (範囲選択して)選択範囲にMIDIクリップを作成
command+shift+M
- (範囲選択して)選択範囲のMIDI or オーディオを結合
command+J
- (範囲選択して)無音部分を挿入
command+I
- クリップを分割
command+E
- トラックorクリップの名前変更
command+R
- (MIDIノートを範囲選択して) 選択範囲をクオンタイズ
command+U
- グループ化&グループ解除
commnad+G / command+shift+G
- 全てのトラックの高さを均一化
H
- オートメーションモードに切り替え
A
- オーディオ or MIDIクリップを反転
R
だいたいこのあたりは頻繁に使います!
どれもよく行うことですからね。
もし知らなかったショートカットがあるなら、覚えておくととても便利だと思います!
こんなところですかね。
無事回答になったでしょうか…
リクエストいただき大変ありがたいです!!
引き続きいつでも質問等お待ちしています!
ではまた〜〜
rejection
2023-10-26 11:43:21 +0000 UTCyamcha
2023-10-26 10:04:46 +0000 UTC