海の民宿へ男三人で泊ることにした我ら処女男子! 噂では発展場ビーチらしい。ビーチと言えばおしゃれな感じがするけれども、そのままいえば、田舎の海水浴場である。 俺たち人間だけでの三人組は、いつも一緒だ。お互い獣人男子に恋い焦がれ、いつかは甘い恋をしてみたいという共通点をもって、いつまでも仲良くしている。 仲良くするのはいいのだけれども、誰一人勇気がなく、抜け駆けをしてはダメというルールがあるわけでもないのに、仲良くつつましい生活を送っている。 大学生にせっかくなったのだから、このサマーロングバケーションを楽しむしかないだろうとキヨブタの思いで民宿の予約を取ったのだ。 午前中には海水浴場に着き、今日お世話になる民宿へ立ち寄った。 「人間さん三名様ね。この階段を上がって真ん中の座敷だよ。」 気のよさそうな猫のおじいちゃんが案内してくれた。あとで縁側でスイカをご馳走してくれるらしい。 出会いがあるかどうかはわからないけど、海見ながらスイカってだけでも楽しくなりそうだ。 廊下に面している襖は開け放されていた。窓から潮風が吹いてきて、気持ちいい。 座敷はそれぞれ襖で仕切られていて、隣との隔たりは襖一枚だ。 階下からは新しく宿泊客がやってきたのか、賑やかになって来た。 「獣人さん三名さんね。この階段を上がって一番奥の部屋だよ。」 どうやらお隣さんがきたらしい。 どかどかと足音を立てながら、そのお客が上がってきた。 「…!かっこいい…」 俺たちはそう呟いて彼らを見ていた。 「お♪お隣さんは人間くんかぁ~♪」 雪豹のお兄さんが声をかけてきた。ダメだ、恥ずかしい。そういう目的できたけれどもそういう意味ではなくてもかっこいいから、こっちみないで恥ずかしい…! 俺たち三人がもじもじしていると、今度は熊のお兄さんが寄って来た。 「今、着いたところか?三対三なら、一緒に遊ばねぇか?」 話の展開が早すぎて、俺たちはひたすら彼らに同意をしてついて行くのが必死だった。 これが…発展場なのか…勢いが…すごい… スイカを食べ、浜辺で泳いだり、休憩したりと太陽が出ている間はごく普通に海水浴を楽しんでしまった。 こうやって獣人さんと遊べることもなかった俺たちは、もうその日は気分が上がりすぎて、夕方には、ちょっとキャラが変わったんじゃね?とお互い思うぐらいには積極的になっていた。 民宿の夕ご飯は海の幸オンパレードで、どれもおいしかった。煮魚がこんなにおいしいなんて思ってなかった。 風呂で砂だらけの体をいつもより丁寧に洗った。一日で作った日焼けの肌に水が気持ちいい。 いざ、座敷に戻るぞとなった時、胸の高鳴りがピークになった。 「UNOするか?」 獣人のお兄さん達は、ビール缶を片手にトランプ遊びをしていた。 あれ?っと思った俺たちは急に恥ずかしくなりながらも、彼らの座敷との襖をあけ放ち、一緒に酒盛りを始めた。 急に上体を起こされ、俺は目を覚ました。 寝ていた?! 部屋の電気は消されて、うっすらと月明りが挿し込む中で目を開けた。 「んぅん…!んっ!」 誰かが唸っている。 「あっ!あ…っ!やめ…!」 あいつの声だ… そこで俺はハッとした頭で目を凝らして周りを見た。 友人が、誰かと…獣人のお兄さんだ…獣人のお兄さんと…セックスしている⁉ 一人は布団の上で激しく突かれ、もう一人は頭を鷲掴みにされ、恐らくフェラチオをさせられている。 俺は…⁉ 上体を起こしてきた相手を見ると、一番口数の少なかった狼のお兄さんに抱き起こされていた。 「やっと起きた?ごめんね、そのまま寝させてあげようかと思ったんだけど、周りが始めちゃってね。ちょっと俺ももう我慢できなくなってさ…ねぇ、いいかな?」 俺の服は…⁉着ている、まだ着ている。ということは…本当にこのお兄さん、俺が起きるまでずっと待ってるつもりだった…? 俺はその地点でもう胸が甘く締め付けれられて、彼の問いにはyesしか浮かばなかった。 俺は震える手で彼の太い腕にそっと触れ、初めてだから…と消え入りそうな声で伝えた。 「大丈夫、優しくするから」 そっとマズルの先が髪先に触れ、俺は身をゆだねることにした。 ----------------- その後の展開落書き漫画は500円コース https://yukityabo6.fanbox.cc/posts/2486184
田仲ユキジ
2021-07-17 13:46:23 +0000 UTCヒスイマル
2021-07-17 11:51:27 +0000 UTC田仲ユキジ
2021-07-14 13:00:30 +0000 UTC田仲ユキジ
2021-07-13 13:25:03 +0000 UTCリオレイア
2021-07-13 13:06:29 +0000 UTC田仲ユキジ
2021-07-13 11:17:07 +0000 UTC