両足首を一つに束ねられた俺は、原住民の長という人物の前に引きずりだされた。 そこに居たのは、息を飲むほどの巨漢の黒い獅子型獣人だった。 俺は長の両足の前に座らされ、これから自分がやるべきことを予想して胸やけがしそうだった。 この集落に連れ込まれてどのくらい経つのだろう。 俺は拉致監禁をされ、獣人の集落で彼らの愛玩道具としての生活を強いられている。 連れてこられた時こそパニックになり、死んでしまったほうがいいと思ったが、口に布や道具をかまされ、舌をかみ切ることもできず、ほとんど常に焚かれているお香のにおいで思考も定まらない時間を長く過ごした。 愛玩道具として調教され、抵抗もする意欲がなくなったと判断されたのか、今日、初めてこの集落の長の前に連れてこられた。 今までケツに突っ込まれたことがないほどの太さの一物に、恐怖を覚えた。 しかしその思考も毎日嗅がされているお香によって、遮断された。 「明日は隣の山まで狩りに出るゆえに、必要以上に荒ぶる気持ちを放しておかねばな。お前の具合は、どうだろうな?」 俺は、返事をする代わりに、おずおずと舌を伸ばして黒く、重みのある男根に触れた。
田仲ユキジ
2021-05-22 11:26:57 +0000 UTC