SamSuka
田仲ユキジ
田仲ユキジ

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2021.02 100円コースメインイラスト

柄でもないことは百も承知だ。 俺は今、バレンタイン特別教室で慣れないエプロンを付けて、棒立ちになっている。 せめてもの救いは、この教室の対象者が、男子限定の初めてのチョコ作りという募集だったということだ。 狐の先生は、そんな不器用な一回限りの生徒たちに優しく何度でも手助けをしながらニコニコしている。 俺はというと、まず、どの型のチョコにするかで先ほどから動けずにいる。選べるチョコは3種類しかないというのに、だ! 作り方は同じなれど、どんな形にするかで、想いも違うものだろう…とはわかっているが、なんせ、この歳にして初めて両想いになった相手に手作りチョコを渡そうというのだがら、勝手が全くわからない。 案の定、なんとか作り上げた頃には、俺以外の生徒は皆完成品を持って帰ってしまった。 教室にポツンと残された俺は、出来上がりが不細工なチョコを前に大きくため息をつくばかりだ。 「ちゃんとできたじゃないですか獅堂さん」 狐先生が声をかけてきた。 「先生のおかげです…だが、こう…もうちょっとマシな出来だったらよかったんですがねぇ」 俺は苦笑いをしながら、恥ずかしそうにチョコを鞄の中に押し込んだ。 「あ、もうちょっと優しく扱ってください。せっかく心込めて作ったんですから」 そっと先生の手が俺の腕をつかんできた。そして、俺の目をのぞき込みながらぐっと体を引き寄せてきた。 『がっかりしないでください。獅堂さんには、特別なチョコレートの作り方、教えてあげましょう』 目の前の景色が一瞬ゆがんで見えた。 『昔から自分の体の一部を相手に食べさせると、相手を虜にしてしまうと言われてましてね。一体化するんですかね。別に髪の毛や涙でも唾液でもいいんですよ。』 「…へぇ…それは…いいですね…」 思考が定まらない。 『チョコレートですし、ミルクチョコレートがいいでしょう。僕が絞ってあげますから、そこの台に座って下半身の衣服、全部脱いでください。』 脱がなきゃ…先生がミルクを絞るっていったな…ミルクってなんだ? 頭に靄がかかったような俺は、言われるがままにベルトを外し、ズボンを脱ぎ、パンツをずり下ろした。 『この牛乳瓶半分ぐらいは頑張りましょう。脚を開いて。』 股間の前に置かれた瓶を見て、彼が意図するミルクに意味がわかった。これに半分…かなりじゃなかろうか…そんなに出せるのか不安になった。 「せん…せい…俺…こんなにたくさん…はできるか…」 すると先生は相変わらず優しいまなざしで俺を覗いてきて言った。 『心配ありません。僕が手伝いますから。ちゃんと出しやすいように誘発剤も塗ってあげます。』 呆けた頭のまま、にゅるにゅるとちんぽをしごかれた俺は、体に刺激に従うのみだった。

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