無理やりこじ開けられたアナルから内部洗浄をされ、外気の冷たさを腸壁で感じている。 四肢は拘束され、逃げることも諦めてしまったのもあるが、ここに連れてこられる前に淫乱剤を注入されたためか、俺は無駄な抵抗はもう止めた。思考がぼやけている。 そうだ、無駄なんだ。抵抗したところで…この状態になるまでに散々抵抗したではないか。 「新しい催し、決まったんですか…?」 俺はプロレスラーとして生計を立てているのだが、最近あまりうちのチームは人気がよくないらしい。 そこで社長がなにか新しい試みをしようと言いだした。 そこで俺が呼ばれたわけだ。まぁそう緊張するなと、今日は事前祝い酒だとグラスを渡された。 何が祝いなのだ…と合点がいかなかったが、こういうことだったのだ。 まんまと眠剤で眠らされた俺は気づくとあられもない姿で固定されていた。 選手をAV出演させようというのだ。誰がそんなものを観たがるのだと暴れたのだが所詮生身の体では金属固定には勝てない。その後は大声を上げながら抵抗を試みていたため、社長の話は途切れ途切れにしか聞こえなかったが、要はいきなりオス同士のセックスは無理だろうから、調教物からにしたようだ。ふざけんな。誰が調教されてたまるか! 思い出しながら再び腹が立ってきた。 もう一度力一杯暴れたらと思った矢先、下から音がした。 目をやると鉄パイプのようなものが俺を目指して伸びてきた。正確には、俺の…アナルか?! その瞬間、これから己の身に起こることを察知して俺は体をこわばった。 しかし腸壁が少し収縮しただけで、入口はぽっかりと開いたまま注入された液体をだらしなく垂らしているだけだった。 機械が近づき、徐徐にパイプが伸びてくる。 自分の目からどこまでパイプが伸びてきているのかわからない。 アナルに集中してしまい、俺は敏感にその瞬間を感じ取った! ヌルリ。 予想外に温められたパイプが液体をまといながら入口を通過した。 ウィイィイイ…ンという小さな機械音と共に俺の腸内に圧迫が侵入してくる。 負けてたまるか…! 俺の新たな闘いのゴングが脈打った。
田仲ユキジ
2022-06-16 00:43:29 +0000 UTC