第二回リクエスト第二弾。ドラゴンに変身する男で旧サイトの看板キャラの1人だったレックス君です。
今回のお蔵出しの1枚は線画だけ描いて放置していた初お蔵出しのものです。
◆西暦2050年の世界、突如魔法や神話生物が現れ政治体制が崩壊した社会。チャイニーズマフィアの暗殺者として日本で活動をしていた女、シャム・メイ。あの日、任務の途中に敵として対峙したシャドウランナーのレックスという男に出会ってから全てが変わってしまった。やたら頑丈な体に暗器も通用せず、ドラゴンに変身したあいつに全身を「舐められ」たのを皮切りに事あるごとに抱きつかれるようになった彼女の尊厳は脆くも崩れ去った。
それ以来あいつとは共闘もするようになった腐れ縁の間柄である。
「あいつといると調子が狂う」
と愚痴を零すシャム・メイだが不思議とあいつが頭から離れない。
「いっつも抱きつかれるのは癪だから今度は私から抱きついてやるか」
いたずら心が湧いたシャム・メイは何やら作業をしているレックスに後ろから抱きついた。
レックスの体温と共にタンクトップから干した布団のような匂いを感じたその瞬間、その瞬間、頭の中に故郷の中国の田舎の風景が広がった。経済成長から取り残された中国の貧しい農村。小さなボロボロの家。庭で布団を干す今は亡き母の姿。シャム・メイはその布団の匂いが大好きだった。
「マーマ…」思わず呟いていたシャム・メイがハッと我に返るも手が届かないレックスの巨大な体がクルンと向き直り抱き返されたのは言うまでもなかった。この男がシャム・メイの頭から離れなかった理由がようやく分かった気がしたが何故この男から干した布団の匂いがするかは分からない。日向の匂いがする男、レックス。実は彼は意外と綺麗好きで洗濯物はいつも日向干ししてるのとシャドウランナーらしくない昼型人間で、シャドウラン(裏の仕事)の無い日はいつもアパートの縁側で爬虫類のように日光浴をしているからであった。
ヒトシ
2022-03-27 05:43:38 +0000 UTCSF5
2022-03-27 03:48:53 +0000 UTCヒトシ
2022-03-26 13:40:10 +0000 UTC