お久しぶりです、たいやきです。
すっかりご無沙汰してしまい大変申し訳ありません…!
7月に入りましてまた色々と変化がありましたので本日はご報告です。
まず、実家飲食店の状況について。
お陰様でようやく落ち着いて参りました…!
もちろん某ウイルスの影響はまだまだ残りますが、私もそろそろ漫画業に戻ることができそうです。心配してくださったファンの皆様、本当にありがとうございます!
そして本日はここからが本題です。
表題の通り、7月から”アシスタント背景美塾MAEDAX派”で6ヶ月間漫画の勉強をすることになりました…!
こちらは漫画制作の技術を一通り学べるいわゆる”漫画家のための学校”のようなものでして。念の為に言っておくと、このままイチト~を放ったらかしてアシスタントに転職するわけではありませんのでご安心ください。笑
とは言っても「えっなんで急に学校?イチト~の続きは!?」と思われてしまいそうなのでなぜここに至ったのかという経緯からご説明しますね。
まず、イチトニブンノイチは今年の2月から出版社さんへ持ち込み活動をしておりました。もうあまりに前の話すぎてもう忘れちゃった人も多いかと思いますが…笑 当時は緊張しすぎてけっこうツイッターでも大騒ぎしてましたね。
コロナで有耶無耶になっちゃいましたが、結論を申しあげるとやはり「出版社でイチト~を出すことは非常に難しい」とのことでした。
どこに持っていっても近親相姦はNG、もしやるとしたら
「設定を実母から義母に変える」
「話の路線をほのぼの系にして性的なシーンをなくす」
「イチトではなく他の作品を連載」
など提案されたのですが、どれも個人的に許容しがたく…。
持ち込み活動は一旦打ち切りにすることにしました。
そもそも私の中には「作品の方向性を変える」という考えがまったくなかったので
「やっぱり出版社で描くってこういうことなんだ…」
と帰り道は少し落ち込んだりもしました。
またはR18レーベルならワンチャン、というお話もあったのですがR18作品かと言われるとそれも微妙なので、うちの作品に該当する雑誌や出版社さんは存在しないのが現状のようです。
そのため、今後も同人誌としてイチト~を出版していく覚悟を決めたのですがとはいえこのまま一人で長編を出し続けるは限界、というのも現実でした。
4月からは実家を手伝いながらなんとかイチト~の制作をサポートしてくれる人を日々探していたのですが、そこで見つけたのが最初にお話した”アシスタント背景美塾MAEDAX派”さんになります。
ちなみにHPはこちら↓
https://haikeibijuku.com/
この業界ではけっこう有名なスクールなので知ってる方も多いかもしれません。
少し話が逸れますが、去年1年間はうちのサークルにとっては試練の1年でした。
私はこうしてファンの皆様に支えられて漫画を生業にしておりますが、出版社で連載のお仕事をしたことは今まで一度もありません。そのため、そもそも「一般書店さんに並んでる漫画がどうやって作られているのか」という流れをまったく知りません。
そこを補うために去年は個人的にフリーの編集さんなどを雇ったりしていましたが、何かが違う。編集さんは二人ともすごくがんばってくれて、色々と漫画に対する指摘とかもいただいたんですが、やっぱり何か違うというか、実は逆に仕事が増えちゃったりしたんですよね。でもこれってよく考えたら当たり前で、
「私自身が漫画出版に関わる仕事の全体像を把握していない」
から人に指示が出せてないんですよ。
そこに人を雇ったらそれは雇用する分のだけ仕事が増えてしまうのは、当然のことでした。
それで、やはり私には経験とか知識そのものが足りないことに気づいて「一回出版社で一本他の作品とか描いてみようかな」とかも思ったんですが、それでは回り道すぎる。「なんとかならないかなぁ」と毎日ウンウン唸ってるときにたまたま漫画家の友達に紹介してもらったのが、こちらの背景美塾さんでした。
ここに在籍している講師陣の方は今まで漫画制作の第一線で何年も活動し、今も現役で作品制作に関わっている、いわゆる”プロの職人さん”たちです。
余談ですが今の漫画業界って圧倒的なアシスタントさん不足なんだそうです。
昔の漫画家は駆け出しの頃はアシスタントとして先生のサポートをして現場で知識と経験を蓄えていったそうなんですけど、今はインターネットが普及し、作品を作るハードルも格段に下がりました。
つまり、アシスタントを経験せずに漫画を発表できる時代になったんですよね。
それはそれでとても良いことなんですが、駆け出しの立場としては「現場を監督する方法を勉強する機会がなくなってしまった」という大きな弊害も生まれました。
これはどういうことかというと、漫画って基本的には一人で作れるものではないんですよね。いわゆるアニメとか映画と同じで、構成、話、絵、と作業工程が多いので作業を分担して複数人で作り上げていく必要があります。もちろん一人ですべてやることもできるし、一人でやってらっしゃる漫画家さんもたくさんいますが、その分時間がかかります。また、体に相当な負担もかかります。
そこで人気作や週刊、長期連載になってくるほど必要になってくるのが複数人に仕事を分担していく能力、いわゆる「現場監督能力」です。
背景美塾さんで私の現在の状況をお話したところ、そもそも私に必要なのはこの「現場監督能力」ではないかというお話になりました。イチト~についてはありがたいことにここ数年で本当に大変たくさんの人に応援していただける作品になり、話もまだまだ続いていく予定です。しかし、実際は更新ペース、発刊ペース共に不安定で
「次の話はいつなのか」
「新刊はまだなのか」
とファンの方々を不安にさせてしまっているのが現実です。
私はこの漫画制作に加えて、偏在編集や販売、宣伝など本来出版社が担っているターンも現在一人でやっているため、先にこの「仕事を割り振る能力」を早急に身につけるのが結果的に連載ペースを上げる一番の近道ではないかと言われました。
そこで、ここで半年間で漫画制作の技術、また現場監督の技術をここでしっかりと学ぶことにしました。
ファンサイトを立ち上げて3年。
編集さんの雇用や持ち込みなどここまで来るのにかなり回り道してしまいましたが、ようやくイチト~の今後の方針が見えてきました。
コロナの影響で休載等も入りましたが、結果的には良いご縁に結ばれる機会となりました。ファンサイト会員さんの支え無しには間違いなくここまで来れなかったと思います。感謝の念が尽きません。改めて、いつも本当にありがとうございます。
イチト~の再編集については、こちらで漫画制作の技術を学びながら一緒に進めていく予定です。
ネーム指導をメインで行っていただく柚木元先生は「ハヤテのごとく!」でチーフアシスタントなどを務められ、現在も「チェイサーゲーム」という漫画の構成に携わっていらっしゃる講師としてもクリエーターとしても大ベテランの先生ですので、作品の質に関してもファンの方にはご安心いただければと思います。ビシバシ指導してもらいますので、私もがんばって食らいついていきます!
さて、やはりだいぶ話が長くなってしまいましたね…!
どちらにしても2020年下半期、サークルどよんど。はついに再始動します。
またちょくちょくご報告させていただきますので、よろしくお願いいたします!!
霊
2020-07-15 13:11:11 +0000 UTCあき
2020-07-09 14:04:21 +0000 UTC