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中村たいやき
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イチト再編集の記録+9巻表紙ラフ


会員の皆様こんばんは。

現在イケアのツンブロードに激ハマり中の中村です。


日本列島はここ最近全国的に雨ですね。

こう毎日ジメジメしてると気が滅入っちゃいますね…!


さて、今週も行ってきました背景美塾。


今回からイチト〜の再編集事情について、現在どんなかんじで進んでいるのかも定期的にァンサイトでシェアしていきたいな〜と思ってます。


いわゆるイチト〜の育児日記みたいなものですね!


会員の皆様にはイチト〜がどんな漫画に成長していくのが、生暖かい目で

見守っていただければなと思います。


今週の進行について、今回もまず結論から申し上げると



イチトニブンノイチ、全ページ描き直すことになりました。



……………えっ

…えっえっ


いやいやいや、さすがに冗談でしょ?

500ページ以上はあるよ、何年かかるの????


と思われた方。

すみません、本当です。

本当に今から全部描き直します…。


理由としては大きく分けて3点


・最初の方がほぼ下書きなのでペン入れしたい

・描き切れてないエピソードがあるので加筆したい

・そもそも私自身の技量不足が作品の良さを殺している


となります。

最初の2つはともかく最後の1個がだいぶ不穏ですね。

さすがに美塾の先生にこんなことを言われたわけじゃありませんよ!

色々と話をしていくうちに私が至った結論ですので、この点については今から詳しくご説明しますね。


まず、美塾で先生に言われて一番衝撃的だった言葉は


「この作品はいわゆる”百合漫画”ではないですね」


です。


……………えっ!?


私はけっこう面倒な百合のオタクなので


「いや先生、私はこの作品を百合漫画として描いてきたつもりなのですが、そもそも先生の中での百合の定義とは!?」


などとこれを聞いて一瞬臨戦態勢に入りそうになったのですが、どうも詳しく聞くとそういう話ではないらしく。


もちろん女同士の性と恋愛を扱っている、という点では確かに百合漫画です。

けど、二週に渡って先生とみっちり話し合った結果、テーマとして伝えたいことの比重がかなり


”人間ドラマ”


に寄っている、とのことでした。


うーん、なんだか抽象的でわかりにくいですね!

具体的な作品を挙げるとすると『やがて君になる』方面というか。


あの作品ももちろん百合漫画だし作者の仲谷先生もそう仰っているのですが、伝えたいテーマとしては一貫して


「そもそも恋愛感情とはなんぞや?」


というところにあって「女同士であること」そのものはサブテーマです。


もっとわかりやすい例で言うと『推し武道』とか。

あれも当然のごとく百合漫画ですが百合漫画である前に”アイドルの漫画”ですよね。

そんな感覚です。


(百合の定義については話がややこしくなっちゃうのでここでは割愛します)


イチト〜もそんなかんじで、一番表に出てくるテーマはあくまで


”血縁同士の間で発生する感情”


ジャンルとしては


”群像劇”


に近いのではないか、というお話です。



へえ〜〜〜そうなんだ!ウンウン!!

で、それがどうしたの?


ってかんじですね。


ここで、そもそも”群像劇”

漫画の中でも大変難しいジャンルです。


先程例であげた”やが君”なんかも、読んでて


「ものすごく難しい話をしている…」


ということは我々読者も肌感覚でわかります。


そしてあの超難しい抽象的な作品が私達読み手にも分かる作品に仕上がっているのは、一重に仲谷先生の凄まじい漫画力、表現力があってこそです。


そこで我らがイチトニブンノイチの話に戻ると


「圧倒的な説明不足。

ものすごく小難しい抽象的な話を伝えようとしてるのに、

そこに作者の表現力が伴っていない」


とのことでした。


………………


せやな!!!


もう何一つ返す言葉はございません。

つまりは作者のオナニーみたいな作品になっちゃってるってことですね。


確かにイチトニブンノイチについての読者さんの反応は


「めちゃめちゃ良い」

「もうこの作品が無いと生きていけない」


などと私も若干引いてしまうほどの熱烈な感想をいただくか


「うーん、正直良くわかんなかった」


の二択です。


ものすごい落差ですね。

たぶんこれを読んでくださってるプラン会員さんは比較的前者寄りの方が

多いのかな、と思うのですが、うちの作品がここまで読んでもらえる作品となったのは


「良い読者さんに恵まれたから」


という一点に尽きるということです。


な、なるほど…!

つまり、この記事を読んでくださってる会員さんが私の拙い表現からイチト〜の


「よくわかんないけど何かを必死に伝えようとしていて、それが良い!」


というエッセンスの部分を汲み取って応援してくれたからこそ、ここまで人気の出る作品となったのですね。


この答えに辿りついたときは本当にファンの方々には

頭が下がる思いでした。


うちの作品を見つけてくれて本当にありがとうございます…!笑


また先生からの総評としては


「拙いながらも読ませる力があり、話としても非常におもしろい。

画力、表現力も後半でかなり上がってきているので作者の今後の努力次第で化ける」


というお話でした。


そして、


「このテーマを本気でやりたいと思うなら、それ相応の覚悟を」


という厳しいお言葉もいただきました。


やってやりましょう。もうこうなったらやるしかありません。



イチトニブンノイチを親子百合界のやが君にするぞ!!!!!



ということで全編最初からプロの添削、指導を踏まえて1から描き直すことになりました。形としては今まで同人版で出したものはすべて”ネーム”という形にして、1から再考するかんじです。


同人誌9冊分って…超長いネームですね…!笑


とはいえさすがに今までと同じだけの年数をかけるわけにはいかないので、

改めて掲載が始まったらペースは上げる予定です。

こちらについてもかなり改善の余地があるということなので、その辺も丸っと学んできます。


また、私は作画以前にまずネームが死ぬっほど遅いのですが、

どうしてもネームが進まない理由として、先生から技巧的な面以外にもう一点、


「キャラクター全員の個性を出そうとしすぎている」


とのご指摘もありました。


まぁこれは本当にその通りで、イチト〜に登場するメインキャラクターについてはすべて個別でストーリーを考えています。


要するに、私の中では全員主人公なんですよね。


けど、今回のシリーズのメインキャラクターはあくまで飛鳥ちゃんと綾子さんです。それを全員一気にやろうとするから話がとっ散らかってしまって収集がつかなくなる、と。


なので、今回の再編集ではより飛鳥ちゃんと綾子さんの話に重きを置いていく予定です。


話の流れやモノローグ、セリフまわしについてもかなり変更する予定なので、もしかしたら皆さんのお気に入りのシーンなどが変わってしまうかもしれないのですが、キャラの本質については今までと変わりませんのでご安心ください。


作成中のネームについては、会員の皆様にはイチト〜の歩みを見ていただきたいので、

随時公開していければと思っています!


ハァハァハァ、今週もまたゲロ長いブログになってしまいましたね!


毎度お付き合いいただきありがとうございます。


最後に、今月中に同人版9巻の書影をメロンさんで出してもらう予定なので

表紙のラフ画を。





1巻の表紙と対になってる二人ですね。

同人版は今回で最後なので、なんか、なんかやりたいですね…!笑


それでは、また近日中に何かしら更新するのでお楽しみに!!


おやすみなさい〜!




中村たいやき


イチト再編集の記録+9巻表紙ラフ イチト再編集の記録+9巻表紙ラフ

Comments

無理せず精進してください。 群像劇の指摘に少し納得してしまいました。このマンガ、登場人物がみんな魅力的だから、そういう見方があるかと驚きました。だからこそ、リスタートになるわけだと思って座して待ちます。期待してます。

新生イチトですか~楽しみですね!

かわしまさら

待たなければならないのは残念ですが、小説の後半はかなり改善されたのは事実です。イチト再編集が待ち遠しいです。頑張ってください!

申し訳ないですが出した身としては続きが第一にあって欲しいと思います

ache

Eek! As much as I look forward to seeing the new and improved version, I was waiting on pins and needles for the continuation of the story! I wanna hear what happens with Asuka and Ayako after the last release!

長丁場でしょうから、執筆中くれぐれもご自愛くださいね。

sokorih


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