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中村たいやき
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イチトニブンノイチ再編集の記録②(第1話後半)


こんばんは、中村です。


最近やっと天気が良くなってきてとても嬉しい!


さてイチト〜第一話ネーム、ついに完成いたしました!

丸々一月かかっちゃいましたが、やはり一話は作品の入り口、これからの新規読者の方が一番見る話…!ということで柚木先生や三崎さんなどにも相談しつつしっかり作り込んでいきました。


さて、今回は先に後半のネームをザザッとアップしちゃいますね。


まず最初に言っちゃうと、今回のネームテーマは


"猿でもわかる親子百合"


です。………何のこっちゃ!笑


まぁその話は後で詳しくするとして。


早速本編行ってみましょう。綾子さんが帰宅してからのシーンです、どうぞ!






まず後半冒頭の大きな変更点としては、ページの構成です。


綾子さんが大写しになるところを右ページに持っていき、また元の話では2話に分割されていたところを1話分につなげました。今回は1話32pの構成になります。


あと細かい点としては、最初の綾子さんのセリフが若干変わっていますね。

綾子さんは最初の方は「優しそうな顔をしてけっこうはっきり物を言う」というキャラクターだったのですが、とはいえ可愛い可愛い目に入れても痛くない我が子に向かってあの言い方はないだろ!ということで変更しました。この辺キャラが定まってなくておもしろいですね。


さて、ドシドシ次のシーンに行きます。






お父さんの話になって飛鳥ちゃんのご機嫌がナナメになっちゃうシーンです。

現在9巻を描いてる身としてはこの辺の飛鳥ちゃんはなんかこう…子供っぽくて可愛いですねえ…(親バカ)


さて、このシーンの大きな変更点としては


「淳くんと綾子さんの過去話をバッサリカット」


です。


なぜならこの一話のテーマは


「飛鳥ちゃんの綾子さんに対する感情」


だからです。

前にも一度書きましたが、イチト〜の最大の問題は


「キャラが多すぎる&設定がほぼ出来上がってることによる情報の多さ」


です。

それを全部一気に使おうとしすぎるので、結果的に伝えたいことがブレにブレます。


漫画の場合だと、一話で伝えられるテーマは基本的には一つです。


つまり、第一話の段階では淳くんについては存在だけで十分、ということで次回以降に回して飛鳥ちゃんの感情にさらにフォーカスしました。


まぁぶっちゃけ淳くんの下りを入れたのはほぼ私の趣味なので皆さんの心の中だけに留めて置いてください。(とはいえ淳くんと綾子さん(と晶ちゃん)の話も出来上がっちゃってるのでどこかでそのうちしたいですが)(何年後になるんだろう)


さて、話を元に戻しましょう。


ラストのシーンいきます。

ここから最後まで一気にアップしちゃいますね、どうぞ!








ここですね。


…………。



えっっもう押し倒しちゃうの!?



はい、押し倒しました。


さすがに一話から飛ばしすぎでは???と思われた方も多いかと思うのですが、今回はここのシーンが作品の最大の肝となります。


まず、最初にここのシーンを見てもらったときからの柚木先生からの指摘は


「何をしているのかがよくわからない」


です。


これについては最初は私も「いやキスしてるじゃん!」と思ったのですが、これはあくまでこの作品が「百合漫画であること、親子同士の恋愛漫画であること」を認識しているからこそわかるシーンです。


つまりこのシーン、元の漫画の状態だと一般の人は「??????」で終わる可能性が高いということです。


実はこの一話、飛鳥ちゃんの綾子さんに対する恋愛感情であることは最後まで明言しません。それはこの作品のテーマが一貫して「恋愛感情でも親子愛でもない名前のつけられない感情」だからです。


とはいえ今後想定する一般の、しかも百合を普段読まれない人からすると、まず「親子同士で恋愛に近い感情を抱く」という引き出しがありません


その引き出しがない人達に、「好き」とか「恋愛」という直接的な言葉を使わずに理解してもらうことは至難の技です。


なので、今回はあえて


「ちょっと大胆な表現を取る」

「キスシーンを真横から描く」

「メタファーを入れる」


など、ありとあらゆる手法を取って飛鳥ちゃんの感情を表現しました。

(メタファーについては自分で説明するのもちょっとアレなので…気づいた人はたぶんそれで正解です)


つまるところ、冒頭に申し上げた通り


「猿でもわかる親子百合」


です。


いやさすがに失礼すぎるやろ、猿って。


とはいえ漫画って百合オタの人はともかく、初見の人はだいたい1pにつき5秒くらいしか読まないんですよね。なので猿でもわかるレベルのとこまで落とし込まないと人には伝わらない、けどだからと言ってバリバリ直接的な表現はできない(作品のテーマに関わるので)ということで、めちゃめちゃ苦労しつつも第一話、なんとか完成いたしました!



ちなみに今これを書いてる現在私は今後のページ数のことを考えて意識が飛びそうになってます。一話だけで32pって…おまえ……。


またここから下書きの段階で構図を直したり背景の情報を足したりするので、会員の皆様にも是非完成を楽しみにお待ちいただければと思います。(完成したものはこちらで先行公開する予定です)


さて、次はようやく第2話ですね…!


ついでに今月の背景美塾の講座は”背景基礎”のターンに入りますので、中村が死ぬほど苦手な背景についてもめちゃくちゃ勉強して参ります。


実を言うと中村はなんと未だにパースについてもよく分かっていないという…(どうやって今まで漫画描いてたの??)



それでは、また次回の更新でお会いしましょう。



おやすみなさい〜!





中村たいやき


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Comments

すごく漫画っぽいです…! 最後のリンゴは、麦茶みたいな感じですね。

まことにこふ


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