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中村たいやき
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イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話)


会員の皆様こんばんは、中村です。


なんかすごい大きい台風が来てるみたいですね…!

九州等西の方にお住まいの会員さんは週末十分にお気をつけください!!


さて、本日はついに第2話のネーム公開になります。


話を覚えてない方はイチト〜の1巻2話目を横に置きながらご確認ください。


それではさっそく行きましょう、冒頭をどうぞ。


ちなみに再編集前の1p目はこちら





一番最初の過去回想のモノローグ部分を少し長く取りました。


踏切の音で今から起こることの不穏さを、また子供用と大人用の洗濯物で生活感子供時代の回想であることを表現しました。


中村の絵柄は元々少し幼く、これがパッと見で子供時代の話とわからない可能性があるので、大小の洗濯物はその対策にもなります。


続けて二人の朝のシーンです。

ここは原文とあんまり変わらないので一気に行きますね、どうぞ!








綾子さんと今すぐどうにかなりたい…。


さて、このターンは少しギャグのネタが詰まりすぎていたので、テンポがよくなるようにコマ割りを調整したりネタを少し足したりしました。


余談ですがまだこのターンの淳くんは顔が出てないのでだいぶ殺意がわくな…と思っていたのですが、漫画では

顔がない(目を描かない)キャラ描写は基本的に主人公サイドの”敵”の記号

になるそうです。

勉強になりますねえ…!


さて、次は累ちゃんと飛鳥の会話のシーンです。

どうぞ!




ここは話をだいぶ足したシーンです。


実は元の話だと累ちゃんと飛鳥のエピソードがほとんどないんですよね。


ここの二人の関係は親子の関係に直接関わる話じゃないので最初の方はかなり端折ってたのですが、とはいえ累ちゃんも飛鳥ちゃんの人格形成においてとても大事なキャラなのでねじ込んで置きました。


累ちゃんは当初は刀剣乱舞のオタクの設定だったんですが5年経つと時代が変わってしまってイメージが湧きにくくなってしまったので、キャラ設定を考察し直したところ某100億の男のオタクということになりました。あのコンテンツなら息も長いししばらくは大丈夫でしょう!


こういう同人では「ページ数増えちゃうしまぁいいか!」で通りすぎてたところを

追加していけるのが再編集の楽しさですね。


続いて、幼少期の回想に戻ります。

どうぞ!




最初のモノローグの回収ですね。


さて、ここが今回のテーマとなる部分で、

飛鳥ちゃんの綾子さんへの好意の意味が変わってしまった瞬間、つまり


「綾子さんへの感情に罪悪感が芽生えた瞬間」


の話になります。


ここのシーンは私も大変悩んだシーンで、問題となるのはこのコマになります。




このコマを入れるか入れないかでもう3日は悩んだんですが、

(というか今も悩んでるのですが)


読者の皆様はもうご存知の通り、"綾子さんは口にするキスは好きな人とするもの〜"みたいな恋愛にロマンチックな思想を持ってるタイプではありません。


とはいえ、若干なんで坊やの気がある幼少期の飛鳥ちゃんの質問にはできる限り答えようとしているので、こういった回答になったのですが、飛鳥ちゃんはこの時点ではその意図を知りません


その食い違いみたいなものが罪悪感の芽生えにつながっていくのですが、ここで漫画というのは基本的には主観の物語です。


ネーム指導の先生からは


「むしろこのコマは入れない方が読者は飛鳥ちゃんに感情移入できるのでは?」


とのご指摘を受けたのですが、個人的に


「このコマを切ってしまうのはなんか違うなぁ…」


と思ってしまって。

で、なんでそう思ったのかを考えてみたところ

私にとってイチト〜は飛鳥ちゃんの単独主人公の話ではなく、あくまで飛鳥ちゃんと綾子さん二人が主人公の話なんですよね。


ここで飛鳥ちゃんの視点に寄りすぎて綾子さんのキャラを勘違いされてしまうのはなんか違うのかな、というか。


とはいえ、このコマで読者は一瞬第三者的な目線になって冷静になってしまうので次のページのインパクトは若干薄れることになります。


漫画としてのインパクトを取るか、キャラのイメージを取るか

ここは判断が難しいところですね…!


ただ、個人的には漫画ってむしろ二人の感情を同時に描写できる唯一のツールなのでは?

とも思ってまして。


小説とか映画とかだと基本片方の視点しか描写できませんが、漫画には絵と吹き出しがあるのでそれが可能です。


なんだっけ、頭の良い人と悪い人の漫画とか、ちょっと前にTwitterで流行りましたよね。

あれです、あんなかんじで二人の考えてることの差を読者は第三者目線で楽しめて、それはそれで楽しいよね〜的な。


ここまで書いていて、


「二人同時に感情を表現したいというのはカプ厨的な発想なのでは?」


ということに気づきました。


話がだいぶ飛んじゃいましたね!


このコマはまだちょっと悩んでるので、もし変更になってたら会員の皆様は「あ〜そういうことね!」としたり顔をしといていただければと思います。


と、まぁこんなかんじで第2話もまだ悩んでる点はありつつ一応完成しました。


(ここから先は原文のコマ割りをちょいちょいイジっただけなので割愛)


第3話も現在ゴリゴリ進めてるので、今週末は家に引きこもってがんばります!台風だしね!!


それでは、本日はこの辺で。


おやすみなさい!



中村


イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話) イチトニブンノイチ再編集の記録③(第2話)

Comments

飛鳥ちゃんらしいなぁ…と綾子さんにも飛鳥ちゃんにも感情移入してしまいました 10話あたりへの触りとしても良いのでは このコマ無しでひたすら綾子さんにドキドキさせられるのも良いですけどね!

とても楽しいです…! 制作秘話を読めるのってこんなに楽しいんですね…!

まことにこふ


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