皆様こんばんは、中村です。
さてご存知の通り『ゆるおやこ』の祐希と清香に先日めでたく声がつきました…!祐希(CV.田中美海さん)清香(CV.衣川里佳さん)という凄まじく豪華なキャスティングで、私も投稿を見るたびまだ「何かの冗談では…?」と思ってます。現実だからそろそろ目を覚まして!笑
ちなみに動画はこちら↓
今日はせっかくなので私とお二人の声との出会いとかオファーに至る経緯とか、その辺をもうちょっと詳しくお話できたらなと思います!
あれは忘れもしない今年の春頃の話。
私と友達は百合カフェアンカーさんでご飯を食べた後、また大戸屋でご飯を食べてました。どんだけ食べんねん。その友達が某ゾンビランドサガの熱いオタクで、ご飯を食べ終わるや否や「たいやきさん!これ絶対好きだと思うから聞いて!!!!」と私の耳にイヤホンを突っ込んできました。余談ですがこの友達は咲時代からのオタク友達で、お互い時々にジャンルが違えど10年経っても同じテンションでオタ話ができるとても貴重な存在です。これからもよろしくね。
さて私信はともかく、そこで聞いたのが『佐賀事変』という曲になります。この曲は清香の声を当ててくれてる衣川里佳さんの担当キャラ、ゆうぎりさんがメインで歌ってらっしゃる楽曲なのですが、これがもう死ぬほど良くて。その時は片耳で聞いてたんですが、震えるほどに良くて。
帰りの電車で即DLして無限リピートしつつ、次の休みに配信サイトでゾンビランドサガ一期を一気見、あっという間に二期最新話まで走ってしまい、その次の週に初めてリアルタイム視聴したのが、田中美海さん演じる星川リリィちゃんのメイン回である「第5話リトルパラッポSAGA」になります。
なんだろう、世界に色がつく瞬間ってわかりますかね?
急に宗教みたいな話になってきちゃうんですけど、私の中ではリトルパラッポ回はそれくらいの衝撃体験で。星川リリィちゃんが歌い始めた瞬間に時間が止まったというか進んだというか戻ったというか、とにかく耳の中で何かが起こったんですよね。百合漫画で言うと「わぁ、キレイな子…」みたいなあれ、あんなかんじです。
それからご存知の通りこの二人の組み合わせに転がるように落ちていくんですが、こうして改めて経緯を書いてみると、好きになったきっかけそのものも中の人だったのですね。イヤホン越しに人の心を掴むのって本当にすごい…。
そうしてしばらくプライベートではオタ活をエンジョイしていたのですが、この辺で初めて『ゆるおやこ』の宣伝動画作成の話が浮上します。コミックス1巻が出たのでそろそろ動画作ろうかな〜という話は三崎さんとずっとしてて、その話がようやく動きだしたかんじです。
宣伝動画とはいえど、せっかく声をつけてもらうならちゃんとキャライメージに合った人にオファーをかけたいと思ってたので、声優さん選びは難航しました。本来こういうのって原作者は一切絡まないで出版社の人とか声優事務所の人たちの間で決まっていくことなんでしょうが、うちは同人作品なので私にすべての決定権があります。それはもちろん素晴らしい権利ではあるけど、一方で「キャラに命を吹き込む人を決める」という大変責任の重い仕事でもあります。
本当に、めちゃめちゃ悩みました。
お金の問題とかで妥協はしたくなかったので、それこそ誰もが名前を知ってる超有名声優さんから新人声優さん、個人で活動されてる方やV界隈の方など、古今東西ボイスサンプルを聞きまくりました。とはいえ「この人だ」と思う人には中々出会うことができず(もちろん私の聞き手としての技量の問題もあると思いますが)動画制作さんへの依頼もずっと待ってもらってました。
そうして悩みまくってたある朝方のこと、私は見てしまったんですよね。
祐希と清香が田中さんと衣川さんの声で喋る夢を。
あ、まって宗教に入信した経緯の話じゃないので引かないで。笑
いやでも本当に、寝起きの頭でもうこの二人以外ないって思いました。それくらいイメージの段階でピッタリでした。
でもそこからオファーかけるまで、また結構悩みました。
ツイッターにもちょっと書きましたが、いわゆる自カプそのままだし、それって公私混同なのでは?と。私は作品のファンとして大事なものを踏み越えようとしてるんじゃないか?と。
けど、冷静に考えると『ゆるおやこ』と『ゾンビランドサガ』という作品はまったくの別作品です。キャラの共通点も、近い部分があるとすれば体格くらいで、デザインも性格も年齢も二人とも全然違います。実際に演じてもらった声を聞いた方はわかると思いますが、もう完全に別のキャラです。
「私がゾンビランドサガという作品が好き」というのは事実だけど、他作品を通じてキャストさんにオファーをかけるって普通のことなんじゃないかな、と。むしろ、そうやって仕事って繋がっていくものなんじゃないかな、と。
自カプだから〜とか意識して避ける方が逆に不自然なのでは?と思ったので、今回は思い切ってオファーをかけることにしました。
とはいえ微妙に思う人もぜったいにいると思ってました。その気持ちは当然あるものだし、何ならすごく大事な感情だと思うし、私も何か言われる心の準備はずっとしていたのですが、驚くほどに誰にも何も言われず…。
これは一重に、同じキャストの組み合わせでも他作品を感じさせない田中さんと衣川さんの演技力の賜物なのだろうな…と思いました。こんな実力派のお二人に自作品のCVを担当してもらえるなんて本当に嬉しいです、改めてありがとうございます。
さて、実は今回業界の方に「アニメってどうやって作るの?」という話も聞いてきたのですが話が長くなってきたのでその記事はまだ今度にしますね!
それでは、ひとまず今日はここまでで。
おやすみなさい〜!
中村