皆様こんばんは、中村です。
昨日に続き、今日は
「そもそも中村たいやきはなんでそんなにアニメ化にこだわるの?」
という話をしていきます。
まず、一番大きい理由は
です。
ズコーーー!!
でも、私の感情としては本当にそれだけです。
けどこれってわりと普通のことなんじゃないかな、とも思ってて。
漫画原作者にとって「自作品をアニメ化したい」とか「実写化したい」とか、そういう欲求ってもう「お腹すいたからご飯食べたい」とかと同じレベルなんじゃないでしょうか。中村のお友達の百合漫画描きさんとかは「私はアニメより実写が良いな!」とかも聞くの理想の形は人によるかと思いますが、とにかく原作者は「作品をよりたくさんの人に見てもらえて楽しんでもらえたらすっごく嬉しい」、たぶんそういう生き物です。
自作品をアニメにしたいというのは漫画家にとって自然な欲求だとして、次は「じゃあなんでこんなに必死になってるの?」という話ですが、これは一重に
「この6年うちの作品をアニメ化してくれというファンの声がめっちゃ私に届く」
からです。
ここからちょっと昔話です。
うちは6年ほど前からネット上でイチトニブンノイチという漫画を同人連載していましたが、3巻?あたりを出した頃からファンの方からの感想やコメントに「アニメ化してほしい!」という言葉がよく出てくるようになりました。それを初めて読んだときの私は「嬉しい、ありがたい…」という感謝の気持ちと同時に「いや、アニメは無理だからwwww」と思ってました。
うちの漫画は同人作品です。
今でこそ”同人発のアニメ化"はままある話ですが、当時は今ほどweb発の漫画も普及してません。アニメ化といえばまず雑誌に載って、雑誌内で人気が出て、それから予算会議にかけられてアニメ化、というのがセオリーです。うちの作品は最初の段階すらクリアしてません。アニメ化なんて夢に見ることすらおこがましい、と思ってました。(しかも、これは後からわかる話なのですが、実親子同士の恋愛漫画はそもそも商業での扱いすら難しかった)
ファンの人たちの言葉にはいつも「気持ちはすごく嬉しい、けどアニメ化は私の力ではどうにもならないんだ、ごめんね…」とちょっとメソメソしながら日々漫画を描いていました。
けど、あるときふと思ったんですよね。
「なんで同人誌だからってアニメ化できないの?」って。
これ、本当によく考えたらおかしな話です。
過去の経験から、ドラマCDは個人でも作れることがわかってました。音はなんとかなる。映像も、ネットで調べてみたらなんか全然受け付けてる所がある。「あれ、これもしかしてお金さえ集めればアニメいけるんじゃないの?」そう思い始めました。
で、色々と考えて動いてみた結果たどり着いたのが、先日発表した『ゆるおやこ』のボイスコミックでした。
Twitterにも書きましたが、これは結構大変なことです。
出演作品というのは声優さんの今後のメージに大きく関わります。声優事務所さんにとっては「出演作を選ぶ」ということは「大事な所属声優さんを運命を預ける」というとても大事な判断になります。
それが今回、実現してしまいました。
まだ1巻しか発刊されてない、紙の流通すらしてない同人作品で、です。
もちろん、それなりにお金はかかりました。
細かい内訳は言えませんが、動画制作費やその他費用すべて入れて、ザッと200万ほどになります。(これでも私個人の依頼ということでかなり融通を聞いてもらいました)
費用の捻出先は全額、ここ中村たいやきFANBOXになります。
だいたい1年分の支援金を丸々投入してきました。私はファンサイト立ち上げ当初から「ファンサイトの支援金は全額作品に使う」と決めているのですが、その結果1年間でこれだけの金額が集まりました。つまるところ今回のボイスコミック動画は
みたいなものだということになります。
書いてるうちに興奮してきちゃって表現が若干暑苦しいのはご容赦ください。笑
で、さらに、ですよ。
単純計算で
ということに気づいたんですよね。
いや計算方法がアホすぎるだろうとかさておき。
でも私、今回の件で「アニメ化は全然夢じゃない」って思ったんですよ。もう夢じゃない、行こうと思えば手に届くところににアニメ化があるんだって。
と、熱烈に語ってはいますが、実は「別に、ゴールはアニメ化じゃなくても良いんじゃない?」とも一方で思ってまして。ええっ、今までの超絶暑苦しい語りはいったい何だったの!?というかんじですが、とはいえ今日も長くなってきましたので続きはまた明日!
それでは、おやすみなさい〜!
中村
うどん
2021-09-09 17:10:36 +0000 UTC