SamSuka
JUDO(あるいはスサノオ)
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魔法少女は臭くて大きい?

 「科学」とは「物事を肯定する事」から始まる。 例えば、UFOの写真。 インチキだと一蹴するのは容易いが、それでは「科学」とはいえない。 とにかく「写真に写っている物体」の存在そのものは肯定しなくてはいけない。 その上で、それが何であるかを調べる。 最終的に「写真に写っている物体」が「単なる模型」だったとしても、それを知るまでの過程こそが「科学」なのだ。 さて、前置きはこのぐらいにして、俺――仁藤(にとう)シュンヤも目の前の物体を肯定するところから始めるとしよう。 それは円筒形の代物で、中には何本かの細長い棒や巨大な2枚刃の物体が入れられている。 要するに、何処にでもあるペン立てに定規とハサミが入っているだけなのだが、問題はその大きさである。 明らかに俺より大きく、定規に至っては俺の身長の3倍はありそうだ。 「どうなってるんだ?」 考えられるのは、2つの可能性。 1つは、周囲のものが巨大化したしたという事。 そして、もう1つは―― 「あっ、目が覚めた?」 ふいに周囲が巨大な影に呑み込まれ、頭上から声が降ってきた。 見上げると、1人の巨人が俺を見下ろしていた。 見た目は俺と同じ17歳ぐらいの少女だが、その大きさはウ〇トラマン並だ。 セミロングにした黒い髪とは対照的に肌は白く、そのコントラストが美しい。 体型は全体的にむっちりとしており、胸は・・・Cぐらいだろうか。 今の俺にはよくわからないが、それでも大きいと思える形の整った尻は特筆すべきだろう。 「誰だ、お前は?」 あまりに現実味がないためか、驚くほど冷静に尋ねる事ができた。 「そっか。自己紹介がまだだったね」 そう言うと、少女は膝を曲げて目線を俺に合わせた。 「まず、自己紹介からだね。私は美堂(びどう)コヨミ。あなたを小さくした魔女よ♪」 「魔女?」 俺はおうむ返しに問い掛けた。 トンガリ帽子と黒マントを着けていろとは言わないが、学校の制服らしい濃紺のブレザーを着た魔女というのは如何なものだろうか。 しかも、空いてる方の手にはガーリック味のスナック菓子を持ってるし。 とはいえ、現状を見る限り、彼女が何らかの方法で俺を小さくしたのは間違いなさそうだ。 (そうなると、俺は7cmぐらいまで小さくなっているのか) 「それで、どうして俺を小さくしたんだ?」 「順を追って説明するね。まず、私はこう見えても大正生まれのお婆ちゃんなんだけど、魔法薬で若さを保ってるの」 「お決まりの設定だな」 「まあね。とはいえ、副作用がない訳じゃないわ。魔法薬で全身の細胞が活性化するから、とにかくお腹が空くのよ」 「それでお菓子の袋が山積みになってるのか」 「ご名答♪でも、副作用はそれだけじゃないの。たくさん食べるという事は、当然ながら消化器官も活性化するのよ」 そう言いながら、コヨミが立ち上がってスカートを脱ぎ始める。 「な、何をしてるんだ!?」 露わになった白いショーツを見ながら、俺は戸惑いと驚きの声を上げる。 コヨミはそんな俺を片手で掴み上げると、そのまま自分の尻の方へと持っていく。 ちょうど彼女の尻に俺の頭が突き付けられているような格好だ。 「言ったでしょ。消化器官も活性化するって。そうするとね・・・んっ♪」 直後、 ボフフフゥゥゥゥーーーッッッ!!! 地の底から響くような重低音と共に、顔面にもの凄い勢いの熱風が浴びせられた。 「ぐはっ!?」 強烈なニンニク臭を伴った熱風。 出てきた場所から考えても、それは間違いなく―― 「こんな風にくっさいオナラがブーブーたくさん出ちゃうの♪」 ブブブブゥゥゥーーーーーッッ!!! 楽しげに説明しながら、2発目の熱風(オナラ)を放つコヨミ。 「ぐふっ!?」 1発目を凌ぐ濃厚なニンニク臭が鼻の中を暴れ回り、視界がぐるぐると回転する。 「いつもは1人でガス抜きしてたんだけどね。たまには誰かに嗅がせるのも面白いかなって、君を小さくして此処へ連れてきたの♪」 「何で、俺なんだ・・・?」 オナラの悪臭(におい)に悶えながら、力なく問い掛ける。 「あなたが1番オナラの悪臭(におい)に耐えられるって、占いに出たのよ」 そう言いながら、コヨミは俺の顔を尻の中心、肛門へと押し付けた。 「むぐぅっ!?」 間を置かず、ショーツに残る汗の匂いとオナラの残り香が鼻を襲ってくる。 「だって、耐性がないと、こういう事できないでしょ?んっ♪」 ブブブッブブッブブブッブブーーッッッ!!! 俺の顔を肛門に押し付けたまま、コヨミが今まで以上に強烈なオナラを放つ。 「はぐっ!?」 濃密な臭気の奔流が鼻から勢いよく流れ込み、小さくなった身体を容赦なく蹂躙する。 「さて、遊びはこのぐらいにして、いよいよメインイベントで~すっ♪」 そう言うと、コヨミはぐったりしている俺をショーツの中へと差し入れた。 「えっと・・・こんな感じ、かな?」 暫く俺の位置を調整した後、コヨミがショーツの中から手を引き抜く。 その結果、俺は彼女の柔らな尻肉に大の字で張り付けられてしまった。 「これでよし、と。じゃあ、楽しいガス抜きタイムを始めましょうか♪」 そう言った直後、 ボッフォォオォォオォォオォオォォーーッッ!!! コヨミが再びオナラを放った。 「~~~~~~っ!?」 全身が凶悪なニンニク臭に呑み込まれ、声にならない悲鳴を上げる。 「ついでに、おやつタイムにもしちゃったりして♪」 「っ!?」 ふいに視界が大きく傾き、もの凄い重圧に押し潰されそうになる。 どうやらコヨミが椅子に座ったようだ。 柔らかな尻肉に身体が埋まり、オナラの残り香が弱り切った身体をさらに痛め付けてくる。 「じゃあ、私はこのニンニクチップスを味わってるから、あなたはそのニンニクチップスから生まれたオナラをたっぷり味わってね♪」 俺の耳にパリッというスナックを齧る音が聞こえ、 ブッフォォオォオォォォオォォーーーッッッ!!! 続けて猛烈な臭気の嵐が吹き荒れた。 周囲の空気がすべてオナラに変わったような錯覚、いや、状況的にはその通りか。 とにかく思考がまとまらず、頭の中が「臭い」という言葉に支配される。 何とか逃げ出そうともがいてみるが、ウルト〇マン並の巨人相手では大して効果はない。 「んんっ、もがいても無駄よ。でも、頑張ってるから、敢闘賞あげるね。んんっ♪」 ブブブブブブブブブブブブブブブゥーッッッ!!! 可笑しそうに言いながら、何発目かのオナラを放つコヨミ。 「んぐっ!?」 それだけで、あっという間に抵抗する力が奪われてしまう。 こんな状態にもかかわらず、鼻だけは鋭敏にオナラの悪臭(におい)を嗅ぎ取っている。 ひょっとしたら、気を失っている間に何らかの魔法を掛けられたのかもしれない。 「あれ?動かなくなっちゃった?ほら、もっと頑張って♪んっ♪」 ブスゥッ!!ブボォッ!!ブバスッ!! 今度は短いオナラの3連発だ。 「んんんっ!?」 それらは1発1発がトラックに撥ねられたような衝撃と共に、俺の鼻へ猛烈な臭気を流し込んでくる。 今の俺は台風に翻弄される1枚の木の葉のような存在だった。 オナラという台風に翻弄される無力な木の葉だ。 「あっちゃ~、もう空っぽか。仕方ない。新しいのを持ってくるか」 そんな言葉と共に、身体に圧し掛かっていた重圧がなくなる。 どうやらコヨミがお菓子を取りに行くために立ち上がったようだ。 (た、助かった・・・) 「と、その前にもう1発・・・んっ♪」 ブビビビビビビィィィィィィィ~~~ッッッ!!! 安堵したのも束の間、コヨミが豚の鳴き声のようなオナラを放った。 「ぐふっ・・・!」 その凶悪な悪臭(におい)に耐え切れず、俺の意思は闇に呑まれていった。 *  意識が覚醒して、最初に視界に映ったのは巨大なペン立てだった。 「・・・」 残念ながら、先程までの事は夢ではなかったようだ。 「「ようやくお目覚めね」」 耳に届いたコヨミの声に違和感を覚えつつ、声のした方に視線を向ける。 「なっ!?」 次の瞬間、俺は驚きの声を上げた。 理科室のような机に山積みになったお菓子を、2人のコヨミが向かい合って食べていたのだ。 両者ともスカートを脱いでおり、いったいどちらが先程までのコヨミなのか見当も付かない。 「ふ、双子だったのか?」 俺が驚きを隠せずに問い掛けると、 「「ああ、これ?こっちは私が作った鏡像(コピー)。あなたから見て、右側にいる私が本物よ」」 2人のコヨミが互いを指差しながら説明してきた。 言われてみると、両者の動きが完全に左右対称となっているのがわかる。 「「ずっとパンツの中でオナラを嗅がせるのも芸がないしね。今度は少し趣向を変える事にしたの」」 2人のコヨミが左右対称の動きで俺に人差し指を向けると、俺の身体がふわりと浮かび上がる。 そのまま俺が2つの机に挟まれた空間で静止したのを確認し、2人のコヨミたちは同時にショーツを脱ぎ始めた。 「っ!?」 形の良い豊満な尻が露わになり、俺は咄嗟に2人から視線を外す。 「「別に見てもいいのに」」 そんな俺を可笑しそうに見ながら、2人は同じ動きで俺の前後に立った。 「「じゃあ、第2ラウンド。私たちのお尻サンドイッチを始めましょうか♪」」 そう言うと、2人のコヨミが同時にくるりと反転し、前屈みになって尻を後ろへ突き出した。 ぎゅむっ! 「むぎゅっ・・・!」 当然ながら、2人の間にいた俺は彼女たちの尻に前後から挟み込まれてしまう。 しかも、顔と後頭部には2人の肛門が押し付けられており、両側からの圧迫で殆ど動く事もできない。 「「それじゃあ、1発目いっくよ~。んんっ♪」」 2人が息んだ直後、 ブブブブブブブブブブブブブブウゥーーッッッ!!!! ブブブッスウウウウウウゥゥゥゥーーーッッッ!!!! 2人の肛門から同時にオナラが放たれた。 「むぐうううううううっ!?」 顔の前後から浴びせられる臭気の暴風に、俺は苦悶の声を上げる。 前方から襲ってくるニンニク臭、後方から襲ってくるチーズ臭。 甲乙付け難いほど濃厚かつ凶悪な悪臭(におい)が混ざり合いながら俺の全身を包み込む。 どうやら本物と鏡像(コピー)は動きこそ同じだが、食べた物の差でオナラの悪臭(におい)に差が出ているらしい。 とはいえ、そんな事がわかったところで、今の俺にはどうする事もできない。 「「んんっ♪」」 シュオオオオオオ・・・・! フシュウウウウウ・・・・! 続けて放たれたのは、すかしっ屁だった。 「んがあああああーーー!?」 音こと控えめになったが、悪臭(におい)のレベルは全く落ちていない。 そもそも今の俺にはすかしっ屁だろうと、十分に大きな音である。 「「休憩の間に、だいぶ回復したみたいね。まだそんなに叫ぶ余裕があるなんて」」 コヨミたちが何か言っているが、それに反応するだけの力は残っていない。 「「だったら、もう少し虐めちゃおうかな♪」」 ふいに2人のコヨミが離れた瞬間、 「っ!?」 俺の身体に異変が起こった。 依然として宙に浮いたままだが、7cmほどだった身長が20cmほどまで大きくなったのだ。 (何をする気だ?) コヨミの意図は読めないものの、身体が大きくなったのは有り難い。 これで少しはオナラのダメージも小さく―― 「っ!?」 安堵したのも束の間、直後に訪れたのはさらなる絶望だった。 ぎゅむっ! 俺の身体を押し潰す尻が2つから3つに増えたのだ。 「「「やっぱり、このぐらいのサイズじゃないと、トリプルサンドはやりにくいわね」」」 要するに、3人目が入るスペースを確保するために、俺の身体を少し大きくしたらしい。 「「「さあ、どんどん行くわよっ♪んんっ♪」」」 ブボボボボボボボボボォォォォォーーーッッッ!!!! ボッフウウウウウウウゥゥゥウゥーーーッッッ!!!! ブブブブブブブウウウウウウウウーーーッッッ!!!! ニンニク臭、チーズ臭、それが2つが混ざった悪臭(におい)。 3種類のオナラが混ざり合い、俺の鼻に襲い掛かってくる。 「ふぐぅっ!?」 身体が中途半端に大きくなった事で鼻に流れ込むオナラの量が増加し、身体へのダメージがさらに増大する。 それにしても、本当に楽しそうだ。 俺にオナラを浴びせるのを心底楽しんでいるのだろう。 「「「う~ん、どうも3人だと座りが悪いわね」」」 そんな不吉な事を言いながら、3人のコヨミが再び俺の身体から尻を離す。 直後、 ぎゅむっ! 今度は四方から4つの尻が俺を押し潰した。 「「「「これで座りがよくなったわね。んんっ♪」」」」 ブッフィィィィイィイィィィイィィイィッッッ!!!! プゥゥウウゥウゥゥウウゥゥウゥ~~~ッッッ!!!! プピイイイイイイイイイイイイイ~~~ッッッ!!!! プッププップッププップッププゥ~~~ッッッ!!!! 楽しげにオナラの4重奏を奏でるコヨミたち。 前後からニンニク臭、左右からチーズ臭。 四方を完全に塞がれているため、逃げ場のないオナラが容赦なく俺の身体へと流れ込んでくる。 「~~~~~~っ!?」 身体が内側から腐っていくような感覚に、もはや声を上げる事もできない。 (も、もうダメ、だ・・・) 再び意識を失いそうになる俺の耳に、 「「「「そういえば、上がまだ空いてるわね」」」」 コヨミのさらにとんでもない呟きが聞こえてくる。 間を置かず、 ずしっ! 頭頂部に新たな圧迫感が生まれた。 確認するまでもなく、コヨミが4人目の鏡像(コピー)を生み出したのだろう。 「「「「「これでラストよ♪」」」」」 ブボボボボボボボボオォォォォォォーーーッッッ!!!! ブベベベベベベベベベベベベベベベベベベッッッ!!!! ブブブッスウウウウウウウウウゥゥゥゥゥッッッ!!!! ブッフォォォオォォォォオォォォォーーーッッッ!!!! ブブブブブブブブブブブブブブブブブブゥッッッ!!!! 「―――――――!?」 前後左右、さらに頭上から浴びせられる5発のオナラ。 逃れようのない凶悪な臭気の包囲網の中で、俺は完全に意識を失った。 *  ――コヨミ視点 「ふぅ、思ったより楽しめたかな」 仁藤シュンヤが気絶してしまったので、鏡像(コピー)を消して大きく伸びをする。 さすがに1度に4人もの鏡像(コピー)を生み出すのは、私にとっても結構な重労働なのだ。 「さてと、後は彼を元の大きさに戻して、家に帰すだけね」 残りのガーリックチップスを食べつつ、予め用意しておいたオレンジ色の宝石を錠剤のように水で流し込んで飲み込む。 宝石はピーナッツほどの大きさで、私の魔力を結晶化させておいたものだ。 要するに、魔力を回復させるアイテムだと思ってもらえばいい。 今の宝石1つで回復する魔力は全体の2割にも満たないが、彼を元の大きさに戻すには十分な量だ。 しかし、 「もう少しぐらい楽しんでもいいわよね?」 私の欲望が理性に待ったをかけた。 こういうのを魔が差すというのだろうが、そんな事はどうでもいい。 問題は、彼を使ってどう楽しむかだ。 「何かいいアイデアは・・・んっ!」 ブブゥッ!!ブバスッ!!プォッ!! 思案を巡らせつつ、まだ大量に残っている腸内のオナラを3連発で解き放つ。 ニンニクと腐った卵をごちゃ混ぜにし、さらに濃縮したような悪臭(におい)が私の鼻まで漂ってきた。 「んんっ・・・」 少し遅れて、気絶している仁藤シュンヤからも小さく苦悶の声が漏れる。 「今と反対に私が大きくなる?でも、此処でやったら家が壊れちゃうわよね」 ブオッ!!ブウーッ!!ブバァッ!! アイデアは出てこないのに、オナラだけがどんどん出てくる。 「彼を女の子にする・・・あんまり意味ないか。逆に、私が男になって・・・いやいや、違うでし。んっ!」 ブボォッ!!! 「あっ、そっか!」 何発目かのオナラと共に、最高のアイデアが浮かんできた。 これなら少なくとも1週間は楽しむ事ができるはずだ。 方針が決まったところで、すぐさま準備に取り掛かる。 まず、オレンジ色の宝石を追加で4個ほど飲み込み、消費した魔力を回復させる。 次に、先程消した鏡像(コピー)を改めて召喚し、より複雑な術式を施していく。 それが済んだら、お尻を包む白いショーツを脱ぎ、それを仁藤シュンヤの上に乗せる。 「むぐっ・・・」 ショーツに残っていた悪臭(におい)に、また仁藤シュンヤが苦悶の声を漏らす。 そんな彼を見下ろしながら、 「―――――」 私は普通の人間には発音し得ない声による呪文の詠唱を始める。 呪文をすべて詠唱し終わった時、私の前には1枚の白いショーツだけが残された。 *  目を覚まして最初に感じたのは、違和感だった。 手足が動かない。 というか、手足の感覚がない。 視界も真っ暗で、此処が何処なのかもわからない。 『どうなってるんだ?』 「お目覚めの気分はどうかしら?」 状況が呑み込めずに戸惑っていると、コヨミの声が降ってきた。 『俺に何をした?』 「あなたが寝ている間に、ちょっと魔法を掛けさせてもらったの。ほら、見て」 ふいに視界が明るくなる。 次の瞬間、 『なっ!?』 俺は驚愕の声を上げた。 目の前に置かれた大きな姿見。 そこにはスカートをたくし上げ、鏡の方へ尻を突き出したコヨミが映っている。 問題は彼女の尻を包む白いショーツ。 そこに薄っすらとだが、俺の顔が浮かんでいる。 つまり、彼女の言う魔法とは―― 「驚いた?気分が乗ってたから、あなたをショーツにしてみたの♪」 そう言って、 ブボッ! コヨミが尻を突き出したままオナラを放つ。 『んぐっ!?』 ショーツに鼻はないはずだが、その悪臭(におい)は確実に俺へと襲い掛かってくる。 「あっ、学校や家の事は心配しなくていいわよ。これを見て」 そう言いながら、コヨミが尻を突き出したまま、身体を90度回転させる。 直後、 『なっ!?』 俺は再び驚愕の声を挙げた。 目の前に、俺と全く同じ容姿の少年が立っていたのだ。 「私が作った鏡像(コピー)よ。さっきの簡易型とは違って、自立型なの。1週間の連続稼動が可能で、本物(オリジナル)と記憶を共有する事もできるわ。凄いでしょ?」 「・・・」 つまり、少なくとも1週間、俺は彼女のショーツでいなければならないという事だ。 「取り敢えず、鏡像(コピー)にあなたの家へ帰ってもらうわ」 コヨミの言葉を受けて、鏡像(コピー)の俺が部屋を出ていく。 「さて、あっちは鏡像(コピー)に任せて、晩御飯にしようかな。その後は、楽しいオナラタイムだよ♪」 そう言って、彼女はたくし上げていたスカートを元に戻す。 物理的にも精神的にも目の前が真っ暗になった直後、 ブウウウウウウウウウウウ~~~~~ッッッ!!! コヨミが2発目のオナラを放った。 『むうううううっ!?』 猛烈な臭気が容赦なく浴びせられ、ショーツと化した俺の身体へと染み込んでいく。 まるで俺自身がオナラになってしまったようだ。 「ふふふ、ショーツになってもいい反応してくれるわね」 可笑しそうに言いながら、コヨミが何やら厚みのある布を被せてくる。 「どう?全身をブルマに包まれる気分は?」 コヨミの問い掛けで、布の正体を理解する。 どうやら俺(ショーツ)の上からブルマを重ね穿きしたらしい。 「さて問題です。この状態で私がオナラをすると、どうなるでしょう?」 『や、やめ――』 「んっ♪」 ブブブッスウウウウウウウウウ~~~ッッッ!!! 俺が制止するより早く、コヨミの尻から3発目のオナラが噴き出した。 『むううううううううっ!?』 「正解はオナラの悪臭(におい)が篭って大変な事になる、でした~♪」 コヨミの言う通り、ブルマによって閉じ込められたオナラの悪臭(におい)が俺の嗅覚を痛め付け、さらに全身へと染み込んでいく。 『た、助けて、くれ・・・』 「大丈夫よ。1週間経ったら、ちゃんと元の姿に戻してあげるから。それまで仲良くやりましょう♪」 そう言うと、 ずしっ! コヨミが勢いよく椅子に腰を下ろす。 『うっ・・・』 ショーツの後部――今の俺にとって顔に当たる部分が尻と密着し、汗の匂いやオナラの残り香が襲ってくる。 ブブッブウウウウウウウウウーーーーッッッ!!! 間を置かずに浴びせられる4発目のオナラ。 『んむうううううっ!?』 「まだ叫ぶ元気があるんだね。まあ、今の君はショーツだから、気絶なんてできないんだけどね」 『なっ・・・』 「その代わり、御飯も食べなくていいし、寝る必要もないの。ず~っと私のオナラを嗅いでいればいいんだよ・・・んんっ♪」 ボッフウウウオオオオオオオ~~~~ッッッ!!! 絶望する俺に、コヨミは嬉々として5発目のオナラを浴びせてくる。 『っっっっっっ!?』 襲い掛かってくる猛烈な臭気を、俺はどうする事もできない。 ただ、その悪臭(におい)にもがき苦しみ、苦悶の声を上げるだけだ。 「あっ、そうだ」 ふいにコヨミが何かを思い付いたように声を上げ、椅子から勢いよく立ち上がった。 「せっかくショーツになったんだし、もっと私のオナラを楽しませてあげる」 コヨミがスカートの中に手を入れ、ブルマごとショーツ(おれ)を自分の尻に押し付けてくる。 『な、何をする気だ・・・?』 「―――――」 返ってきたのは、早回しにされたような不思議な声だった。 それが何かの呪文であると気付いた時には、既に手遅れだった。 『っっっっっ!?』 突如として、嗅覚を襲う悪臭(におい)がその威力を増したのだ。 さらに、存在しないはずの舌にまで強烈な味が襲い掛かってくる。 「ふふふ、ちょっと嗅覚と味覚を弄らせてもらったわ。これなら、もっとオナラの悪臭(におい)で苦(たの)しめるでしょ?んんっ!」 ブオオオォォォオォォオオォォ~~~ッッッ!!! 『っ!?』 嗅覚と味覚を同時に痛め付けられ、もはや声を上げる事すらできない。 それでも、 ブッフウウオオオオォォォォォ~~~ッッッ!!! コヨミの尻はオナラを生み出し続けている。 ブブブブブブブブブブブブブゥーーーッッッ!!! 結局、このオナラ地獄はコヨミの腸内(はら)が空っぽになるまで延々と続けられたのだった。 終


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