SamSuka
天獄
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人々が絵に求めているものが十年前とは変わっている。


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この方はAI作家の方ですけど、イラストを求める人々の意識が昔とは変わっているのかなということを強く感じさせられます。

これは「昔と違ってAIを受け入れ始めてる」って話ではなくて、純粋に好みや嗜好として、イラストや創作物全般に対し人々が求めているものが昔(体感では10~20年前)とは変容しているように感じております。


そうした中、特に分かり易いのがこの方の作品なんですよね。

この方は日に何枚かのAIイラストを張っているのですが、ではそうした作品群に何かしらのメッセージ性や製作意図が感じられるか?

人の手によるぬくもりや魂のようなものが感じられるか?


というか、作品の向こうに作者が感じられるか?


少なくともおれは感じませんけど、感じられないからダメなのかというと、そんなことはないことがフォロワー数やいいね数を見れば一目瞭然です。

創作はいいね数やフォロワー数ではないですが、そういう「数字」でみたら、おそらくおれはこの人に一生勝てない。


手描きとAI、どちらが優れているとかの話ではなく「綺麗で可愛いければそれでいい」「その作品の製作意図なんかどうでもいい」「作者が誰だろうがどうでもいい」という人は想像以上に多いのではないかということなんです。


これ以上なくシンプルに「その絵が綺麗かどうか」だけで全てを判定している。

作者や製作過程に興味がないから、AIであることも気にしない。

悪く言えば表面上の上っ面しか見ていないとも言えます。

けど、良く言えば本当に純粋に「綺麗かどうか」だけを捉えているとも言える。


こういった価値観の人が存在することを、AI登場前はみんな知らなかったのではないでしょうか。

この作家さんもそのフォロワーさんも、俺のようなオールドタイプの人間ではなく、ニュータイプの感性なんですよね(もうこの表現がオールドタイプだよね…)


同じような現象はここ最近のアニメでも感じる。

ひと昔前のアニメは、必ずと言って良いほど主人公とヒロインが喧嘩したり、強敵が現れて主人公たちが負けたりして、読者をハラハラさせてから最終的に持ち上げてカタルシスを煽る演出がなされていた。


しかしここ最近はそのような演出は減少傾向にある。

最初から最後までピンチが無く物語の起伏が無いアニメが好まれている。

みんなそんな「重い」作品は求めてないんですよね。

イラストに対しても同様で、そんな創作感情的な「重さ」を求めていないのかもしれません。



AI製のエロ絵はどれもすごくシンプルで、ただセックスしてるだけ、みたいなものが多いです。


こんな感じの「エロ絵詰め合わせ」が多い。


ではこういうので抜けるのかと言われると、おれはちょっと厳しい。

「めぐみん」というキャラに付随する背景情報はありますが、それがなかったら本当に何も感じないでしょう。


しかしそれではダメなのか?

エロAI作家さんのフォロワー数を見てみても、そんなことはないんですよね。

俺には合わないけど、世の中はそうではない。

このキャラが脱いでSEXしてたら抜ける。


マジでそういう人がたくさんいるんですよね。

そのことは認めなければいけない。


人の手で描いたエロ絵も、当然そういう人たちにある程度はウケる。

けどAIの生産性、今後増えてくるであろう、動画音声付きのAIエロ動画。

そうしたテクノロジーの進化を考えると、単純に「競争」と考えた場合、厳しいと言わざるとえない。


俺たちオールドタイプの人間はどうしたらいいのだろうかね。

真剣に考えねばならないところに来ている。


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