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黄金の黒山羊(黒胡椒サラミ)
黄金の黒山羊(黒胡椒サラミ)

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メスを発情させるスキルを持つ転生ヒルチャール

※異種姦を書きたかったので。もうちょっと続きを書くつもりです。そしたらこのパートはpixivで公開するかも。




 ある日俺は、アパートで起床する代わりに異世界の森の中で目覚めた。しかも俺の身体は、奇妙な化け物に変異していた。黒い肌に謎の仮面。どうやらこの世界では、俺のような化け物のことを「ヒルチャール」というらしい。森から出たとき遭遇した住民が、俺を見るなり「ヒルチャールだ!」と叫んで走り去ったことで理解した。しばらくして武装した騎士っぽいのがやってきたから、俺は慌てて逃亡した。

 どうしようかと思ったが、化け物になってしまったものはどうしようもない。俺はこの世界の住民の目を避けて森の中で暮らすことにした。

 俺が身に着けているのは、仮面以外にはほとんど腰布一枚だけ。口から発するのは俺自身も意味がわからない奇妙な言葉だ。一度仮面を取ろうとしてみたが、なぜか顔に貼りついたようで取れなかった。

 ヒルチャールはこの世界の人間と敵対している。では、人間のいない森の中で生活していれば安全かというと、そうでもなかった。

 俺は食料として果実を収穫したり、棍棒を使ってウサギを狩ったりした。罠を利用してイノシシを仕留めたこともある。そういう狩りにも危険は伴うが、もっと大きな問題は、俺が他のヒルチャールからも「仲間」とは認識されていないということだった。他のヒルチャールたちは、俺が友好的にコミュニケーションを取ろうとしても、怒った様子で攻撃してくるのだ。


(やれやれ、これは参ったぞ)


 やれやれなんて呑気に言ってる場合じゃない。

 人間からも同族からも敵視された状態で、いつまで生き延びることができるだろう。ただでさえ身体が化け物に変化したのだ。普通なら絶望して首をくくってもおかしくないところなのに、俺はそこまで悲観していなかった。もしかして、この世界に来たときに肉体だけでなく精神も変化してしまったのだろうか。それはありうる。

 いまの俺にとって最も重要な欲求は、飢えないように食料を得ることと、安全に眠れる場所を確保することだ。――後者については、夜でも温暖なこの世界では野宿しても死なないから、そこまで危機的ではない。

 そうだ、欲求と言えばあともう一つあった。このヒルチャールの身体というやつは、とにかく性欲が強いのだ。

 それはもう人間の比ではない。朝、森の中に作った寝床で俺が起床するとき、股間では漆黒の肉棒がバキバキに勃起している。そいつは俺に「射精させろ。射精させろ」と強く訴えかけてきて、実際に二、三発シコってからでないと行動することすらままならない。腰布をつけたまま寝るとチンポが締め付けられて痛いし、腰布自体がカウパーでぐちゃぐちゃになってしまうから、いまでは裸で寝るようにしていた。

 一発の射精で出す精液量もとんでもない。アメーバかと思うような粘度の高いザーメンが、圧倒的快感と目もくらむ臭気と共にドブドブと発射されるのだ。朝っぱらに複数回抜いてから一時間も経てばすぐ性欲が復活することといい、知性が人間より低そうな代わりに、「メスを孕ませる」という機能が物凄く発達している。


(でも、今日まで俺が目撃したヒルチャールの中には、メスに見えるやつはいなかったんだよな。――そもそも、どいつもこいつも仮面付けてるせいで性別とかはわかりにくいんだけどさあ)


 不思議に思いつつも、俺はなんとか生きていた。

 そんなある日のことだ。俺は自分の「巣」から少し離れた森の中で、他のヒルチャールたちが作った集落を見つけた。

 こういう集落は人里から離れたところに何か所もある。城から繰り出してきた騎士団っぽいのに駆逐されることもあるが、そういう場合も別のところにすぐ新しいのができるので堂々巡りだ。

 集落には多数のヒルチャールがいる。その中には、俺の何倍もの体格の巨大ヒルチャールや、炎などを発する杖を持ったヒルチャールなどもおり、俺が単独でどうこうできるような戦力じゃない。――だから基本的に、集落を発見したらその周囲には近づかないようにしていた。

 俺はその日、新しく見つけた集落がどの程度の規模のものか安全な場所から確かめておこうと思い、集落背後の崖の上にある茂みから内部の様子をうかがった。

 すると――。


(……なんだか様子が変だぞ?)


 集落内はやけに静かだった。縄文や弥生時代の家を思わせる建物の周りにも、見張り台の上にもヒルチャールの姿はない。皆どこかへ――人間の商人馬車の襲撃にでも出かけているのだろうか。


(だったとしても、見張りくらいは残すよな……)


 いくつかのかがり火は燃えっぱなしだ。

 この状況が一体何を意味するのか。安全を優先するよりもそちらが気になってしまった俺は、こっそり崖を降りて集落内を探索することにした。


(危険かもしれないけど、上手くすれば役に立つ道具とかを拝借できるかもしれない)


 そういう考えもあった。盗みが悪いなんて感覚も、化け物になったときにどこかに置き忘れてきたようだ。

 俺は集落内を見て回ったが、やはりここで暮らしているはずのヒルチャールの姿はどこにもなかった。見て回っているうち、俺の行動は大胆になっていった。弓など、役立ちそうで運べるサイズのものを収得しつつ、建物の内部を次々と覗いていった。

 そして一番大きな建物の中に入ると、そこに一人の人間の女の子が倒れていた。


「……!!」


 俺は驚いた。その女の子は金髪で、髪をツインテールに結わえていた。白と青を基調とした何となく聖職者っぽい服を身に着けているが、その服はあちこち破けてボロボロになっている。

 そして俺がその子から視線を上げると、建物の奥に、まだ人間がいた。


「あ、新しいヒルチャールだ……!」

「バーバラおねえちゃん! 起きて! 起きてよぉ!」


 倒れている女の子よりさらに幼い二人の子どもが縄で縛られている。男の子と、女の子だ。兄妹だろうか。兄らしい男の子が涙目で「新しいヒルチャール」と言ったのは、俺のことで間違いない。では妹らしい女の子が「バーバラおねえちゃん」と呼んだのは、倒れている金髪ツインテールの子だろうか。

 俺は入口に立ったまま、ここで起こったことを推測してみた。

 恐らく、このツインテールの子は集落内のヒルチャールと戦ったのだ。

 衣服がボロボロなのは戦闘によるもののように見える。女の子と言っても、この世界の住民は魔法のような不思議な力を使う。これくらいの華奢な子がヒルチャールと戦えてもなんの不思議もない。死んだヒルチャールは死骸を残さず、影のようになって虚空に消える。この集落内が静まり返っているのもそれで説明がつく。

 俺はそこまで考えてから、縛られてガタガタ震えている奥の兄妹に目を向けた。ツインテールの子の右腕は、倒れながらもあの兄妹に向けて差し伸べられている。

 と、いうことはつまり――。


「Nmagi Nriri?」

「お、おにいちゃん、ヒルチャールがなんか言ってるよ?」

「ち、近寄るな化け物!」

「Mmm……」


 そもそも人間はヒルチャールの言葉を理解しない。俺のヒルチャール語もデタラメだ。通じ合えないのは当然だった。それでも俺は、兄妹のほうを見ながら、身振り手振りでなんとか意思を伝えようとした。


「なに? このヒルチャールなんかへん……」

「……とりあえず、攻撃してくる感じじゃないな。……俺たちに何か言いたいのか?」

「あ、うなずいた! バーバラおねえちゃんのこと指さしてる……」


 やっぱりこの女の子はバーバラというのか。俺が首をひねると、二人は言った。


「バーバラおねえちゃんは、わたしたちをヒルチャールから助けようとしてくれたの。でも、おっきなヒルチャールにやられちゃって……。ヒルチャールも消えたけど、おねえちゃんも倒れちゃったの」

「なあ、この縄をほどいてくれよ。このままじゃ動けないんだ!」


 ふむ、このバーバラという子は。ヒルチャールに攫われたこの兄妹を救出するために単身でここに乗り込んだのか。そしてここにいた集落の親玉と相打ちになった。細かい事情まではわからないけれど、それだけ把握できれば十分だ。俺はバーバラに近寄った。

 兄妹が、バーバラを傷つけるなとわめいてくる。俺はそれに耳を貸さず、バーバラの顔を覗き込んだ。


「んん……」

(うお……っ)


 近付いてみないと顔が見えなかったが、とんでもない美少女だ。

 思わず胸が高鳴った。しかしこの胸の高鳴りは、普通の少年が経験する一目ぼれみたいな純粋なものでは決してない。どす黒い欲望が伴うものだった。ヒルチャールである俺は、このバーバラという可憐な少女を、明らかに性欲の対象として見ていた。

 バーバラには息がある。服がボロボロの割に目立った傷もない。このまま放っておけば、じきに気が付くだろう。


「な、何するつもりだヒルチャール!」


 俺がバーバラの傍にしゃがみ込もうとすると、兄のほうが叫んだ。縛られて身動き取れないというのは本当のようで、じたばたと脚を動かすくらいしかできていない。妹のほうは、不安そうな表情で俺を見ている。

 人間でなくなった俺に、俺にこの兄妹を助ける義理など無い。


「――え?」


 しかし俺は、兄妹を縛る縄を解いてやった。ずいぶんきつく縛られてはいたが、皮膚に縄の痕がついたくらいで命に別状はなかった。


「あ、ありがとう」


 兄のほうが俺に礼を言い、幼い妹もそれに習った。

 俺は改めてバーバラに近寄ると、その身体を肩に担ぎあげた。


「あっ! お、おい!」

「おねえちゃんをどこに連れてくの!?」

「おい、待てヒルチャール! ――うわあっ!?」

「おにいちゃん!!」


 掴みかかろうとしてきた兄の胸を空いているほうの腕で押してやると、幼い身体はあっけなく尻餅をついた。妹は、なんだかんだバーバラよりも兄のほうを優先して、そっちをかばった。

 人間に情けをかけてやるとしても、ここまでで十分だろう。この兄妹が生き延びたいなら、あとは自分たちで森からの脱出路を探せばいい。

 俺は兄妹を残してその建物を出ると、ヒルチャールの集落を去った。そして戦利品として手に入れたバーバラを自分の「巣」に持ち帰ったのだった。



  §



「ん、んん……っ。……え? ここって……」


 バーバラが目を覚ますと、そこは見慣れぬ場所だった。

 西風教会に仕えるバーバラが、モンド近郊の村に住む幼い兄妹がヒルチャールに攫われたことを知ったのは偶然だった。教会の用事でその村を訪れた際に、狼狽える住民からその情報を聞いたのだ。

 普通ならば、こういう事件を解決するのは西風騎士団か冒険者協会の役目である。だが、時間をかければかけるほど攫われた兄妹が無事である確率は低くなる。そこでバーバラは同行していた教会職員をモンドに通報に走らせると共に、単身でヒルチャールの集落まで行ったのだった。

 だが、やはり無謀だったのかもしれない。「旅人」との冒険を経てバーバラが大きく成長したことは事実だが、単身でヒルチャールの集落を制圧するのは、戦闘の専門家ではない彼女には困難だった。

 それでも彼女は、回復の元素技能などを駆使しながら集落の奥のヒルチャールの親玉のところまで乗り込んだ。……そしてその戦闘の結果は相打ちに終わった。


(私、生きてるの……?)


 まずそのことに安堵したバーバラは、曖昧な記憶を整理しにかかった。

 確か、最後に残った大型のヒルチャールを倒した瞬間、バーバラも棍棒を一撃を受けて床に叩きつけられたのだ。意識を失う前に、縛られた兄妹が泣きながら自分のことを読んでいたのを覚えている。


(それからどうなったんだっけ……。一回だけ、目を覚ましかかったと思うんだけど……)


 朦朧とする中で、誰かがあの兄妹の縄をほどいたのを見た気がするのだが、それが夢ではないという確信は持てなかった。

 そこまで記憶を整理したバーバラは、頭を横に振りつつ起き上がろうとした。――そして、そこで彼女はようやく気付いた。自分の手首が縛られているうえ、衣服が全て剥ぎ取られた状態であることに


「――きゃああっ!?」


 バーバラが悲鳴を上げたのは無理もないことだ。

 縛られていることよりも、己が全裸であることが少女を驚かせた。彼女の視界の下方ではサクランボが乗ったプディングのような白い胸がぷるんと震え、その柔らかさを主張していた。胸だけでなく、細い腰も、尻と太ももも、股間の恥部も丸見えだ。赤面したバーバラは、とっさに縛られた両腕で恥ずかしい場所を隠そうとしたが、ロープの先が木の柱のようなものに結ばれており、自由な身動きは不可能だった。

 もはや疑いようもない。

 バーバラは囚われている。

 モンドのアイドルとも言われる人気の美少女で、西風教会で困った人々を助けるために常に労力を惜しまない心優しい彼女が、可憐な裸体を晒した状態で見も知らぬ場所で拘束されているのだ。ヒルチャールは全滅させたと思っていたが、そうではなかったということか。


「んっ、んんっ!」


 バーバラはしばしロープを切るための無駄な抵抗を試みた。それが無意味だとわかると、大粒のサファイアのような彼女の瞳に涙がにじんだ。


「あ、あああ……どうしよう……」

「Boae? Nmatita Yne Aianag?」

「えっ?」


 そこでバーバラの前に現れたのは、やはりヒルチャールだった。

 そのヒルチャールには、一般的ヒルチャールとの大きな外見的差異は見られなかった。なめした革のように艶を帯びた黒い皮膚に、ガリガリに見えるシルエット。しかしその細い腕や脚には、相当の重量の棍棒を振り回すだけの筋肉がついている。ウサギのように細長い耳、角が二本生えた白い仮面の周りは、たてがみのような毛に覆われている。手の指は人間と同じ五本で、足の指は三本。他に何か特徴があるとすれば――……仮面に描かれた紋様だけが、他のヒルチャールとは違うだろうか。

 バーバラは縛られた腕を上げたまま身体を強張らせた。ヒルチャールが何を目的として行動しているかは人間には謎なことが多いが、彼らはアビスの使徒に与していると言われている。こうして拘束された以上、ただではすまないだろう。


「わ、私を食べる気なの……?」

「Ywadi」


 ヒルチャールは、バーバラの問いかけを理解した様子で首を横に振った。


「ち、違うの?」

「Nliana」

「……それじゃあなんのためにこんなこと? ……ねえ、せめて服を返してもらえない?」

「Ynaai」

「…………」


 ヒルチャールが「だめだ」と言ったことがバーバラにはわかった。彼は人間の言葉を発しないが、人間の言葉を理解している様子だ。


(食べるためじゃないんだったら、この子が私から服を取り上げたのって、恥ずかしくしてここから逃げられないようにするためのかな……)


 バーバラは、自分が裸である理由をそうやって納得した。教会に仕える生娘で、男と付き合ったこともない彼女に、それ以上の想像は難しい。

 バーバラは目の前にいるヒルチャールをしげしげと眺めた。このヒルチャールは他のヒルチャールと大きな違いはないはずなのだが、どこかが何か違っている。それは雰囲気としか言いようのないものだ。「もしかしたら話が通じるのでは?」と思わせる何かを、彼はまとっていた。


「――あっ、思い出した! あなた、あの子たちの縄を解いてくれたでしょ?」

「Qawa Yntna? …………」

「そうよ! 捕まっていたあの子たちの縄を解いて、自由にしてくれたのよね?」


 ぼんやりしていたバーバラの記憶がよみがえる。このヒルチャールは元からあの集落にいたのではなく、バーバラが巨大ヒルチャールと相打ちしたあとにやってきて、幼い兄妹を解放したものだ。

 バーバラは心から「良かった」と思った。そしてヒルチャールに礼を言った。


「ありがとう……!」


 なぜ彼が兄妹だけを助ける気になったのかは知らないが、あの集落は森の出口からそう遠くない。縄さえ解ければ、少なくともあの兄妹は助かった可能性が高い。自分がこうした危機的状況にいるにもかかわらず、人々を励ますためにアイドルを志した少女の心は気高く清らかだった。――しかしその清らかさこそがオスの獣欲をそそる材料となり得ることを、バーバラは理解していなかった。

 このヒルチャールに多少心を許したのか、バーバラは上目遣い気味におねだりした。


「それでね、できたら私の縄も解いて欲しいんだけど……だめ?」

「……Klanane」

「ごめんなさい、私にはあなたの言葉がわからないの。どうすれば言葉が通じるのかな……」

「Qnai、Pn Anti……」

「え?」


 ヒルチャールは、さらにバーバラに近寄った。ヒルチャールの身長はそう高くないが、立ち上がれないでいるバーバラの頭より、彼の腰のほうがまだ上にあった。バーバラがきょとんと瞬きしている前で、ヒルチャールはおもむろに腰布を外した。

 その下から現れたのは、黒く、長く、反り返った肉の棒だった。それは少し大げさに言えばバーバラの腕ほどもあり、先端は亀の頭のように膨らんでいた。竿にはミミズのような血管が浮いているが、先端だけはツルツルとしている。

 熱い湯気のようなものが、その肉の棒から立ち上がった気がした。


「え……っ。そ、それなに……? んんっ♡」


 バーバラの鼻がその湯気を吸いこむと、彼女の身体の芯がぴくぴくっと震えた。初めて嗅ぐオスの匂いに、バーバラの肉体が反応したのだ。

 バーバラも、男性の股間に「おちんちん」というものが生えていることは知っている。教会に預けられた子どもの世話などで見る機会はある。しかしそれが本来の用途で使われているところを、彼女が目撃したことはない。


「なに、これぇ……♡」


 化け物の肉棒が放つ凶暴な気配が、バーバラの芯を疼かせる。メスとしては発展途上の彼女だが、それでも確かに彼女の身体はメスであった。

 しかも、である。


「Nai……」

「ふあ……♡」


 ヒルチャールの仮面の模様が怪しく光る。バーバラが、これは元素スキルの一種であると思ったときには、既に遅かった。


「なにこれ……。なんだか、あたまがぼーっとしてきちゃった……」


 バーバラの表情はまどろんだようになり、思考と理性の大半が麻痺させられた。――その代わりに、体内の疼きがますますひどくなり、微かだったヘソの奥の熱さが、いまは焼けた鉄球を内側に入れられたようになっていた。


「あっ、あっ♡ んん……っ♡ うそ、私、おもらししちゃったの?」


 両腕を縛られたまま悶える金髪の美少女。バーバラは、自分の奥から何かがとろりと溢れるのを感じた。それは尿などではなく、オスを支障なく迎え入れるための愛液である。そんなバーバラの様子を見下ろすヒルチャールの肉棒は、先ほどまでより強く勃起し、粘度の高いカウパーを先から垂らしていた。


(あ、そっかぁ……♡ あれって、私のナカに入れてもらうためのものなんだ……♡)


 活性化する本能が、バーバラにそれを理解させた。


(付き合ってる男の人と女の人は、セックスするって聞いたことある。そっか、あれを私のナカに入れてもらうのがセックスなんだ……♡ どうしよう、セックスしたい……♡)


 バーバラの呼吸は速くなり、胸の奥で心臓が荒ぶっていた

 ヒルチャールの股間でそそり立つ雄々しいモノを入れてもらいたい。その欲求に支配されそうになりながらも、彼女は残った理性で必死に抵抗した。


「だめ、ヒルチャールとセックスなんてだめぇ……っ」

「Ni、Tnga……Ggaii」

「だ、だめだよ。おっぱい揉まないで。あっ♡ あんっ♡」


 爪が生えたヒルチャールの指が、清らかな教会の乙女の乳房を揉みしだく。彼女の胸は、背後に回ったヒルチャールの指の動きに従って容易く形を変えた。ヒルチャールの指のあいだから、白い胸と桃色の乳首、乳輪が垣間見えるその光景は余りにも卑猥で、バーバラは顔から火が出る思いでその様子を見下ろしていた。


「だ、だめぇ♡」


 さっきからそればかり言う彼女だが、彼女の意に反し、股間からは盛んに愛液が分泌されている。腰も背後に押し付けられた彼の肉棒を求めるようにカクカクと前後に動いていた。ヒルチャールの元素スキルによって、バーバラはすっかり発情していたのだ。これはもう、彼女の意志でどうにかなるものではない。


「あっ、あっ、あっ、あんっ♡」


 黒い肌のヒルチャールが、可憐な喘ぎ声をもらすバーバラの背後で、濡れそぼる彼女の秘裂に肉棒を挿入する用意を整えていた。普通なら、一般的成人男性のサイズを遥かに超える肉棒が処女の膣内に入る訳はない。しかしヒルチャールの元素スキルを受けて以来、バーバラの筋肉は一部が弛緩し、特に膣は非常に柔らかくなっていた。


「い、入れちゃうの?」


 バーバラが後ろを見ると、ヒルチャールは頷いた。

 抵抗が無意味だと悟ったバーバラは、彼からふいっと顔を反らしながらも、尻をそれまでより高く上げた。バーバラがヒルチャールのチンポを膣内に挿入されたとき、彼らはいわゆる後背位のような体勢だった。

 ヒルチャールの亀頭がバーバラの割れ目にキスしたかと思うと、それは掻き分けるように彼女の内部に侵入してきた。


「あっ、うううううっ!?♡♡♡」


 全身を貫くような衝撃と共にバーバラを襲ったのは、痛みでなく、経験したことのない快感だった。



  §


「あおっ♡ おっ♡ おっ♡ おっ♡ んんぅうっ♡ ヒルチャールのおチンチン気持ちいいよぉっ♡ あっ♡ あっあっあっああっ♡」


 俺は、戦利品として拾ってきたバーバラという少女のマンコを己のチンポで貫いた。人間だったころならば、こんなことは許される行為じゃない。しかしいまの俺はヒルチャールである。人の倫理に縛られることはない。

 ――とカッコつけてみたが、結局は己の性欲に抗えなかっただけのことだ。

 俺が背後から膣内を突き上げると、バーバラは処女を失ったばかりとは思えないほど激しく淫らに喘いだ。単に彼女の感度が高いせいだとは思えない。まるで何か特殊な力が働いているかのようだ。彼女が抵抗の気配を見せたときに、仮面越しに俺自身が何かをしたように思えたが、あれはなんだったのだろうか。

 ともかく俺は、ヒルチャールに変化して以来身体の中に滾りまくっていた肉欲を、バーバラという少女の身体を使って解消していた。

 全裸に剥いたバーバラの両腕をロープで柱に縛り付け、ヒルチャール特有の黒ペニスを、男を知らなかった乙女の膣に背後から深々と突き刺している。チンポの先端からは、それだけで射精したかと思うほどの量のカウパーが分泌されており、バーバラの内部で肉棒を往復させるのに支障はない。――それがなくても、バーバラ自身の愛液があるからピストンすることは可能だったはずだ。


「あっ♡ あーっ♡ あーっ♡ おチンチンすごいっ♡ セックスすごいっ♡ ヒルチャールに後ろからパンパンされてこんなに気持ち良くなれるなんて♡ 知らなかったのぉっ♡♡ あーっ♡ ああーっ!!♡♡」


 俺が森の中に作った巣――崖をくりぬいたような洞穴の中の住居内に、バーバラの嬌声が響き渡る。バーバラは乱れまくっているが、彼女の膣ヒダで勃起チンポをしごくのは、俺にとっても実に気持ちの良い行為だ。大げさな話じゃなく、まさにこのために俺はこの世界に転生したのだと納得してしまうほどに。


「Am! Yntaiw、Tka Tkaaa!」

「うっ、あああっ♡ 気持ちいいっ♡ 気持ちいいいっ♡」


 俺が声を発しても人間の言葉にはならない。しかしいま、俺とバーバラの心は、生殖の快楽を貪るのに夢中だという点で一致していた。

 俺はバーバラの細い腰を掴み、自分に引き寄せながらピストンしている。バーバラは、縛られた手首に額を付けて、まるで神に祈りでも捧げるような姿勢で喘いでいる。カウパーと愛液で濡れてヌラヌラ光る黒いチンポが少女の肉ヒダを掻き回し、新しい世界を彼女に見せていた。


「ンおっ♡ おっ♡ おっおっおっおおっ♡♡♡」


 ピストンしているうちにバーバラの喘ぎ声の性質が変わった。膣もよりキュンキュンと俺を締め付けて楽しませてくれるようになった。そのせいでキンタマのイラつきはマックスだ。大量のザーメンが詰め込まれた袋が、さっさとこのメスの奥に射精しろと訴えかけてきている。


(ぐうううっ! もう我慢できない! どうする? このまま中に出すか? でも流石に中出しは不味いんじゃないか?)


 と思ってから、ハッと気づいた。

 どうしてそんなことを気にする必要がある。

 俺は人間ではなくヒルチャールだ。ならばヒルチャールの本能に従って何が悪い。

 開き直った俺は、ツインテールと胸を揺らして喘ぐバーバラの背中に向かって大声で「孕め!!」と叫んだ。


「――Qptaa!!」


 その叫びも奇怪な化け物の声にしかならないが、それが余計に俺の背徳感を煽った。

 俺は射精した。その瞬間、バーバラの尻に思い切り腰を叩きつけてやった。


 ――びゅるっ!! びゅるるっ!! びゅうううううっ!!


 白い閃光が弾けて視界を染める。

 なんという精液の量、そして、なんという凄まじい快感だ。ヒルチャールとして人間の少女に種付けするのは、これほどまでに心地良い充足感をもたらすのか。


「あうううっ! イクっ♡ イクうううううっ!!♡♡♡♡ ンおおおっ♡♡♡♡」


 ヒルチャールの濃い精液を腹の奥で受け止めながら、バーバラは絶頂した。俺は最初彼女の腰を掴んだまま吐精していたが、やがて胸を揉みながらの射精に切り替えた。そのあいだも、俺の黒い皮膚を持つ腰は、彼女の尻に押し付けられたままだった。


「ンおっ♡ オっ♡ おおおっっ♡♡」


 バーバラの下腹が、妊娠でもしたようにぽっこりと膨れていく。それくらいの量の精子を俺が彼女の中に詰め込んでいるのだ。どくん、どくんと肉棒が脈打つたびに、バーバラのお腹は大きくなっていった。

 ヒルチャールの亀頭は人間の男のものより、メスの胎内に精子を閉じ込めるのに有利な形をしているようだ。ただでさえエラの張ったカリは射精時にさらに大きくなり、精液が逆流してこないように封じ込めている。あのザーメンの異様なネバネバも、子宮内にしつこくこびりつく役目を果たすのだろう。

 そこで俺は理解した。俺はヒルチャールでバーバラは人間だが、俺には彼女を本当に孕ませる能力があると。

 長々とした射精を終えると、俺はバーバラからチンポを引き抜いた。すると流石に入りきらなかった量が、俺に蹂躙されまくったあとのバーバラの可憐な割れ目からぶぽっと音を立てて溢れてきた。


(うわ、凄いな。冗談抜きで、ビールジョッキ一杯分くらいは射精したんじゃないか? そんな量の精子、このキンタマにどうやって詰まってたんだ?)


 と思ったが、その答えはすぐにわかった。

 ヒルチャールの睾丸は、射精する傍から新しい精子を作っている。キンタマの中がぎゅるぎゅる蠢いて、新鮮なザーメンが尿道にチャージされていくのがわかった。

 ヤったばかりなのに、もうヤりたい。しかしこのまま続けると、バーバラの「穴」のほうがもつかという問題があった。そんなふうに、俺の思考は完全に怪物になったようでありながら、人間としての思いやりの欠片を見せることもあった。

 あるいは単に、手に入れたメスを簡単に壊したくないというだけなのかもしれないが。


「……あうう……♡♡」


 俺は疲労困憊するバーバラの前に回ると、彼女を拘束する縄を解いてやった。

 もしかしたら、これによって彼女は本来の力を取り戻し、俺をこの世から消し去ってしまうかもしれない。――いいや、そうはならないだろう。いまのバーバラには、抵抗する気力はほとんど残されていない。彼女がヒルチャールの肉棒と精子に堕ちる寸前なのだということを、俺は理解していた。

 その証拠に、縄を解かれた彼女は俺に礼を言った。


「じ、自由にしてくれるの? あ、ありがとう……」


 ――いや、自由にした訳じゃない。俺は首を横に振った。

 そしていきり立ったままの肉棒を、地面にぺたんとへたり込んだバーバラの眼前に近付けた。バーバラの反応は露骨だった。


「あ……っ♡」


 ときめいたような表情で胸を押さえるバーバラを、俺は見下ろしていた。

 やがて彼女は、その可憐な桃色の唇を黒光りする肉棒に近付けると、誓いを立てるように口づけしたのだった。

Comments

ありそうでなかったかもしれない『ヒルチャール転生』物。転生主(元?)さんが、原作(原神)知識ありだったら、また違う反応していたのだろうか。続編があるのかは判然としませんが、やはり次の獲物をバーバラを探しに来た"生き別れの姉"ですかね・・・?

DMcustom


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