漫画ワンフォールは物語を進める事を優先して描いているため色々と周りの説明が抜けている事が多かったりしています。
そこでちょっと別枠で設定などをお話できればと思います。
今回はいつもの人物紹介ではなく、ひかりちゃん達が所属している団体「IWE」についてちょっとだけお話します。
IWEとはワンフォールの世界で最も有名な女子プロレス団体です。
第二話で藤巻さんが説明しているように、世界中にリングを持っています。そのうちの一つが日本となり、正式には「IWE JAPAN」と言います。
日本では多くの既存団体を吸収合併する形で大きくなったIWEですが、そのため選手の数も膨大になりリングを三つに分けました。
それが、
■アサルト・ディビジョン(ASSAULT DIVISION)
■ブレイブリー・ディビジョン(BRAVELY DIVISION)
■クライマックス・ディビジョン(CLIMAX DIVISION)
と呼ばれています。
このうちの一つ、クライマックス・ディビジョンがワンフォールの物語の舞台となっています。
各ブランドの中には選手を管理する「プロダクション」が複数存在し、このプロダクション同士の戦いをリングの中で行っています。
プロダクションには各プロダクションの責任者であるプロダクション・マネージャー(通称PM)が存在します。
PMはプロダクションの運営だけでなく、選手の育成やスケジュールの管理なども行っています。第23話までで登場しているPMは藤巻さんだけですね。試合になると出番が減りますが、見えないところで色々頑張ってくれています。
ここまでがだいたい本編で話した内容かなと思います。PMの話はしてなかったかもしれませんが…。
IWE JAPANは大きな組織ですが、簡単にするとこんな感じです。
IWE JAPAN全体を指揮する社長さんがいて、その下に各ブランドを管理するGM(ゼネラル・マネージャー)が存在します。
IWEはプロダクションだけでなくブランドも競争をしています。なので、各GMは仲が悪いです。あっちよりもうちの方が面白いんじゃー!という勢いでそれぞれ頑張っています。
そんなGMの下にいるのが藤巻さんたちPMです。もちろんプロダクション同士は競争をしているので、PM同士も仲良しというわけではない感じです。
で、そのPMの下に各選手達がおります。もちろん選手たちも戦っていますので仲がいいというわけでは……
IWEは常に戦いだらけです…。
そんな戦いだらけのIWEの興行は大きく分けで二つ。
「TVマッチ」と「プロダクションマッチ」です。
TVマッチというのは各ブランドが週に一度行っている興行で文字通りTV中継されます。中継が必ず入る大会なので注目度も大きいのですが、興行の時間は決まっているためここに出場できるのはトップ選手ばかりとなります。
選ばれし者だけが出場できるTVマッチ。この大会のリングに立つ事が一人前の証とも言えるでしょう。ちなみに、ひかりちゃんは一度も出場してません。
もう一つの興行、プロダクションマッチ。
こちらはブランドではなく各プロダクションが主催する興行です。
月に何度か行われるこの興行の特徴は主催プロダクションの所属選手が多く出場するという所。TVマッチに出場するトップ選手はもちろん、出番の少ない選手やこれからの若手選手などが出場します。
ライバルプロダクションからの選手も出場しますが、同プロダクション内での試合や普段では見られない対戦カードなどバリエーション豊かな興行となります。
第23話までのひかりちゃんの試合は全てこのプロダクションマッチとなっています。
(ギガント戦はデッドライン興行、プライムガールズ戦はPワールド興行となっています。)
ちなみに、フジマキ道場は選手が少ないため(元々新堂一人でしたし)自主興行は行わず、プリンセス・ワールドにお願いして出場させてもらっています。
これは一週間の例。多い時はほぼ空白が埋まります。
ベルトを保持する王者となると、ほぼ全ての興行に出場する事になり非常に多忙となります。やはり王者というのは団体の顔、多くの観客は王者を見るために足を運びます。この忙しさもさだめなのです。
ここまで語っておいてなんですが、ほぼ本編には関係ない説明でございました。
でも頭の片隅に置いておいてもらえれば、ワンフォールの世界が楽しめると思います。
ワンフォールでは響野ひかりを主人公としているため、彼女の周りの選手しか登場しません。ですがIWEにはもっともっとすごくて強い選手が沢山存在しています。ひかりちゃんの成長と共に強敵が現れる事でしょう。その日をどうぞお楽しみに!