こんにちはモモテンです。
いつも温かいご支援、フォローをありがとうございます。
FANBOXの投稿企画「#最近のイチ推し」が開催されていましたので、推し作品を紹介したいと思います。
私の推しはこれ。
昔からずっと推してるのですが、これ、まじでオススメです。知らない人は一度見てみて欲しい。後世に残すべき名作アニメ。それがブラックジャック〈ОVA〉です。
これヤバい。とにかく良いんです。脚本も作画もBGMも演出も最高。もうなんだろ、全部カッコイイんよ。BJ先生カッコ渋すぎ……。ダンディ&ハードボイルドの極み。滲み出るオーラたまらん……。とにかく見て。素晴らしいから。この作品見ればわかるから。
……以上。物書きの私がその語彙力の限りを尽くしたプレゼンでした。
必要な分は語った。これ以上は語らぬ……。と言いたいところですが、たぶん何も伝わっていないと思うので、以下もう少し詳しく説明します。
【ストーリー】
アニメ『ブラックジャック〈OVA〉』は孤高の医師ブラックジャック(本名:間黒男〜はざま くろお)が活躍する物語で、漫画家・手塚治虫先生の作品『ブラックジャック』が原作です。
全12話(映画も入れたら13話)のストーリーは全てオリジナル。無免許ながら天才的な技術をもつ医師ブラックジャックが奇病や難病に苦しむ患者を救うまでの過程が一話ごと丁寧に描かれています。各話はそれぞれ原作のオマージュとなっており、漫画ファンも一見の価値あり。
【とにかく高い完成度】
全体的な印象はかなり大人向け。とにかくブラックジャック先生が渋くてカッコイイ……! ハードボイルドでダンディな男の魅力がビリビリ伝わってきます。毎シーン「惚れてまうやろ……」の連続。登場人物もそれぞれ個性が立っていて、作画も声優さんもブラボーと称賛したい。
特筆すべきはこの作品『止め絵』と言われる手法が頻繁に使われてるみたいなんですが、それがまた良い味出してます。美しいセル画が魅せる独特の躍動感。声優さんの熱演と良質なBGM。画面が止まっても静の躍動感っていうのか、不思議な魅力と迫力があるんです。人が見せる一瞬の表情や複雑な内面が画面全体から滲み出てくるような、そんな印象を受けます。
【魅惑の大塚明夫ボイス】
主役ブラックジャックの声優はあの大塚明夫さんが担当。これがもうこれ以上ないくらいにハマってまして、今や原作漫画を読んでいてもすっかりこの声が脳内再生されるようになってしまいました。
「お願い……赤ちゃんはどうしても助けて……!!」
「……両方助けるつもりだよ」
「一人につき1ドルだ! ビタ一文値引きはしない! ただし、持ち合わせのない者は借用書でけっこう……! 利子はいらない!」
「……先生!!」
こういうクールだけど熱さと優しさが滲み出るセリフを、渋い重低音ボイスで言うもんだから……たまらん……!
その他、相棒のピノコをはじめ各キャラクターの声優陣も完璧で、最初から最後まで魅せてくれます。
【センスで殴る。数話ごとに変化するオープニング】
さらにこのアニメ、数話ごとにОP曲と映像が変わっていくんですが、これがまたカッコイイんですよ……! どの曲もブラックジャックの世界観にハマっていて、厳選されている印象(もちろんエンディングも曲、映像ともにぬかりなし)。
グリグリ動くアニメーションではなく静止画が主体なんだけど、それが曲のBGMと合わさって、まあカッコイイ。止まった絵で魅せるタイプのOPじゃ最高峰じゃないかと。なんだろ……センスの暴力でボコボコにされる感じ。何回でも見たくなります。
とくに第4話のOP映像は、ブラックジャック先生の悲しい生い立ちを知ってる人なら胸が締め付けられるはず。曲と歌詞と映像が合わさって涙腺がヤバいことになります。わかっていても私は毎回ここでうるうるきてしまう。毎回。
【天才アニメ監督・出崎統】
この作品、出崎統という方が監督をされているのですが、この人調べるとその凄さを語るエピソードがこれでもかと出てきます。
曰く、アニメを映画にした天才。
曰く、日本アニメ界の伝説。
曰く、映像の魔術師。
調べたら、曰くがめっちゃ出てくる。
「誰もが真似たくなる手法を生み出す。しかし、その本質は真似る事ができない。それこそが天才の天才たる所以ではないか」原口正宏
「初めて日本のテレビアニメに天才がいることに気づかされた」富野由悠季
この出崎統監督ですが、今日の日本アニメに使われる手法を次々に生み出した伝説の人とのこと。
昔、夢中で見ていたアニメ『あしたのジョー2』がやたらカッコ良かった思い出があるのですが、あれも出崎監督の作品だったことがわかったとき、合点がいったのをよく覚えています。
これもまた原作者のちばてつや先生をして「自分よりジョーを理解してらっしゃる」と言わしめたとか。
(※注意:ちなみに全12話中、出崎統監督が手掛けているのは10話まで。11〜12話も悪くはないんですが、やはりテイストが微妙に違います。)
【最推しは第4話】
全12話の物語はどれもいいんですが、私のおすすめは第4話『拒食、ふたりの黒い医者』です。
この回ではブラックジャックのライバルとも言える『死神・ドクターキリコ』が出てくるんですが、彼がまた良い味だしてるんすよ。他の脇役もみんなそれぞれ人間味があって魅力的。物語の最後、ブラックジャックが突き止める病気の正体も恐ろしくて……怖過ぎる……。
この作品、一言で言うなら“骨太かつ良質”です。
見ていていっさい手を抜いてない感じがするんですよね。監督をはじめ素晴らしいスタッフが集まり、彼らが最高の力でもって最高のものを生み出そうとした。そんな熱意をビシビシ感じる作品です。
Amazonプライムビデオでも見れるし、今ならYouTubeでも公式チャンネルが全話公開してくれてます。
まだ見てない人はぜひ。見ている人はもう一度。秋の夜長にオススメの超名作ですよ。