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猫屋敷ぷしお
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挿絵担当したラノベの発売日、イラストレーターのほんとの気持ち

こんにちは、ぷしおです。


本日はぷしおがイラスト担当させていただいた、『クセつよ異種族で行列ができる結婚相談所』の発売日です。

ぷしおはこれまで3作品のイラスト担当をしてきたのですが、今作は初の賞の受賞作です。


電撃大賞と言えばラノベ界では恐らく一番ビッグな賞お笑い界で言うM1と言っても過言ではないですよね。

そんな年に一度の大切な大切な受賞作のイラストを担当させていただけるって、ほんと身に余る光栄だなという気持ちです。


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イラスト担当を引き受けるまでの気持ち

最初編集部の方からイラスト担当しないかの打診が来た時は思わず二度見、いや三度見しました。

そしてワンテンポ遅れてやってくる緊張感…

まず喜びよりも緊張感でしたね。

何故ならラノベにとってイラストの役割ってすっごく大事だからです。

だって文章だけでも完結し得る内容に、敢えて挿絵を入れるのです。


本来小説とは、読者の方がそれぞれの考える登場人物像、世界の具体的なイメージ、各シーンの脳内映像等、独自の解釈を持ちながら読むというのが醍醐味の一つだと思います。

しかしラノベでは合間合間にイラストの挿絵が入ってます。

これって読者の解釈の前にイラストレーターの解釈が入っちゃうってことなんです。

イラストが重要じゃないわけがない。

挿絵が読者の読書体験を良い方向にも悪い方向にも左右してしまうという可能性があるのです。

読者の方が、この場面はこういう感じかな、と想像する中、全く解釈違いの挿絵が現れたり、超盛り上がる熱い展開の途中なのに、テンション下がるくらいやる気のなさそうなイラストが現れちゃったりしたら読書体験を崩壊しかねませんよね。

せっかく小説がとっても面白くても、挿絵の悪い印象が頭に残ると、「なんか面白くなかったな」とか、「あまり記憶に残らなかったな」とかネガティブな評価に一転してしまう可能性すらあるのです。


なのでラノベの挿絵を担当するということは、単にイラストを描くだけの契約を結ぶというだけでなく、その作品を構成する一部になるという責任重大な役割を担うということ。私はそう考えています。


なのでいつも、私のイラストが読者の読書体験をバフするような存在になれるように、楽しい体験をさらに楽しくできるように、精一杯作者の意図、作品を通してみている景色をそのまま絵に投影できるように…

上手く作者と二人三脚が出来るように意識して描いています。


さらに今回は受賞作品…受賞作品なのだから面白いだろう、と保証された面白さを期待して手に取る読者が多い中、私のイラストが決して読書体験をマイナスしてはいけない、と身を引き締めながらお引き受けしました。


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お仕事中の気持ち

まずラノベのお仕事は、作品を読むことから始まります。

原稿をいただいて、ワクワクしながらじっくり読みます。


本作は異世界が舞台のファンタジーで、異世界自体が初挑戦だった私はイラストが自分で大丈夫かな💦と不安もあったわけですが、すぐに不安は払拭されました。

結婚をテーマにしながらも、この作品は一貫して明るく、優しく、希望に包まれています。

人間讃歌…いや、多種族讃歌…をライトに伝えてくれるような作品です。


そして何よりキャラ立ちしまくりな登場人物たち…読了後、すぐに彼らのキャラデザをしたくてたまらなくなりました。

個人的にすごく良くできたなと思うので是非見てください▽


アーニャ

主人公のレオーネ、アーニャちゃんです。

朝ドラヒロインのように嫌味のない可愛さで、誰でも応援したくなっちゃう女の子…なので、愛されるようなビジュアルを心がけました。

抱きしめたくなる愛らしさがありつつ、芯は強いものがあり、ポジティブなエネルギーに溢れている…そんな塩梅が難しかったですが、可愛くキャラデザ出来たな〜と思います。


ドナ

アーニャの憧れの大人の女性、ドナです。

ミステリアスで絶世の美貌の持ち主ながらも、アーニャを見守る姿勢は優しく、ショウの前では可愛い一面も垣間見れたり…そんな彼女なので、どこか親しみやすさも感じる美女を目指しました

3人の中で一番すんなりデザイン出来ましたね。(元々クール系のキャラを描く方が得意なので…)

そしてドナとショウには過去があり、その過去が明かされた時にその設定とも齟齬がないよう意識しながらデザインしました。

詳しくは是非本編で…!!!

マリーハウスの副所長のショウです。マリーの指導係なのにクズな言動が目立ち初対面も最悪…だけどアーニャが迷った時はなんだかんだ助け船を出したり、そんなやさぐれつつも根っこの優しさを隠しきれない、どこか投げやりな色気もあるちょい悪イケおじというコンセプトでデザインしました。

3人の中で一番デザインしてて楽しかったです。ていうかぷしおはこういうイケおじバリタイプです。

そしてそんなショウの前ではアーニャが憧れる大人の女性像が崩れちゃうドナも可愛すぎます。(そして共感します)詳しくは是非本編で…!!!


そんな感じでキャラデザも完成し、あとは表紙、口絵、挿絵といった順番で描いていきます。

だんだんと自分の手で世界がビジュアル化されていく感じはいつもとっても楽しいですね。


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楽しくも大変な自分の分のお仕事が終わった後は、色々と情報が出てくるのを待つのみです。


そしてさすがは電撃大賞…宣伝にめちゃくちゃ力を入れています。

今作は結婚相談所がテーマの作品なので、なんとリアルの結婚相談所とコラボしちゃったり…

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(ラノベ業界初の試みだそうです すごい)


電撃文庫のヒロイン達のお悩み相談企画をしちゃったり…

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(ぷしおが以前イラスト担当した『サキュバスとニート』の作者、有象先生の代表作シコルスキーのヒロイン、サヨナちゃんです。

こういう繋がりを感じると、ラノベ業界面白い!!!ってなります😂)

(サキュニー面白いから読んでね)


豪華な特設サイトが作られちゃったり

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(あらすじやキャラ紹介が載ってるので絶対見てね)


こーんな豪華なPVが作られちゃったり…!

(cvりえりーのアーニャ、可愛すぎて死んだ)


編集部の企画力、努力、本当にすごいですよね。ラノベは作者とイラストレーターの二人三脚ではなく、編集者と作者とイラストレーターと三人四脚だなと、改めて実感します。


そんな流れに触発され、ぷしおもついイラスト描いちゃいました。

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私服のアーニャちゃんです。


ラノベ業界的に初の試みがあった中、ぷしおも初めての体験ばかりで、ほんとに楽しかったです。



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発売日当日の気持ち

そんなこんなで今日の発売日を迎えたわけですが、やっぱり発売日はちょっとドキドキしますね。


初めてのラノベ挿絵の時は大学生で、放課後友達を引っ張って本屋に行って(一人だと緊張して…)本当に自分の絵が本屋にある〜!みたいな…

そんな時代もありましたが

いや大昔みたいに語ってますがまだ2年も経ってないですけど😂

もう流石にそこまで発売日!!みたいになることもないとは言え、(今日寒いし本屋に赴けないよ…)やっぱり気になっちゃいますよね。ちょっといつもより特別な日に感じます。


発売日のドキドキも含め、ここまでラノベの挿絵を担当する緊張感、責任感について触れてきましたが、そんな緊張感が一気に喜びに転じる瞬間があります。


それは読者の方々の、良かった!面白かった!という感想を見かける時です。

文章と一体となり、楽しい体験の一部となれたのかな、と安心します。

そしてさらに、イラストも良かったなんて感想を見かけちゃった時には、舞いあがっちゃいますね。

イラストレーターでもこれくらい嬉しいのだから、作者の先生はもっともっともっと嬉しいはずです。


ですのでみなさん、面白かった本は積極的にタイトル入りで感想を呟いちゃってほしい!!その感想が原動力になります!


ぷしおがハッピーな気持ちになるかは、みんなの反応にかかっています…

少しでも興味があれば、是非本作『クセつよ異種族で行列ができる結婚相談所』お手にとって見てください!


それではまた、どこかでお会いしましょう〜


ぷしお

(frame embed)




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