結論から言うと4段組のコマ割りの場合、写植テキストの1行は8~10文字がベストだとイガラシは考えます。
イガラシが写植する場合のフォント級数は13.5~15ptをよく使っていて、これを実践すればイガラシの普段描いている漫画のようになります。
また、ワイド4コマの1コマあたりの文字数は最大50文字を目安としています。これを超えると読んだときに「うわっ」となる文字量になると考えてください。
なぜ1行あたりの文字数をこのくらいにするのかですが、これはパッと見たときにまとめて文を理解できる文字数が8~10文字ということです。
みなさんが文章を読む時、一字一字を追うのではなく単語や文節単位で目に入れて理解していると思います。漫画を流し読みしている時にもこの処理は行われているためそれを大きく外れる文字数は読むのに根気がいるということになります。
漫画は娯楽であり頑張って読むものではありません。また読者によって漫画に対する熱量はまちまちです。
故にセリフを読む行為にストレスを与えてはいけないとイガラシは考えます。
とはいえどうしても長台詞を書かなければならないときはあります。そのような場合は適当なところでフキダシを分割する、コマを大きめに取る、前後のコマはセリフ量を減らして粗密を作るなどの工夫をしましょう。これだけでずいぶんと読み口は変わるはずです。
いかがだったでしょうか?今回まとめたものは最低限のテクニックですが、これから漫画を描くみなさんに役立つ知識が一つでもあったら幸いです。