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岸田教団
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遂に念願の





池内銘木商店製フロイドタイプ完成。


バナナヘッドにディンキーシェイプにリア一発、まさにヴァンヘイレンの5150(ギターの方の)ながら、この見た目で紛れもなくビンテージフェンダーの音色、ハムバッカー、そして本物のフロイドローズことフロイドローズオリジナル!


ボディ中心線沿いのザクリが少ないデザインなので、3PUでザクリの多いストラトよりもボディ剛性のあるテレに音色は近く、ロック式トレモロの雑味の少なさが合わさってピュアにボディを鳴らし切った音がする。ダウンチューニングにもめっぽう強い。


そしてフロイドローズ、本物を使ってみたら凄かった。びっくりするぐらいチューニング狂わない。リハで2時間ぶっ通しでアーミングをしまくりながら弾いても全然チューニング狂わない。ノントレモロのレスポールよりチューニング狂わないんじゃないかコレ。


そしてフロイドローズ、音が良い。正確にはギターの持ってる音を邪魔しない。


フロイドローズはアームに至るまで全体の剛性が高くトレモロ自体に動く部分が全然無い、アームの固定もキャップのねじ込みでガタつきなく固定される。


振動は強度が高いところから低いところに伝わり、強度の低い部分の振動が音色に反映される。フロイドローズはギターの他のどこよりも強度が高い。だからフロイドローズ自体は振動を他のより弱い部分に伝え、それ自体の音色は音に反映されない。


つまりフロイドローズが乗ったギターの音色は、フロイドローズ以外の部分の音色が作ってる。


僕がギターを始めた90年代末はフロイドローズは既に普及し切って流行が去った後だったかな。フロイドは鳴りが悪い、みたいな言説は度々見かけた。今なら乗ってるギターが悪かったんだな、という事が分かる。だからフロイドが乗る前提で作られた本当に音が良いギターに乗ると当然音は良い。


あと廉価版は強度が全然違うので、粗悪な廉価版が多かったのも悪評に繋がったんだろうなぁ。本物、高いんだもん。


フロイドローズが乗ったビンテージギターが欲しい、という割とシンプルな願望から始まったこのギター、最終的に想像を超える凄いギターが完成し、フロイドローズというパーツにまつわるちょっとした歴史にも触れる事が出来てすごく良かった。


領収書発行してもらったら注文日が平成28年で、実に9年越しの完成という…いやぁ感無量。凄いギターを得たので、これからますますギターが上手くなります。

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